このページではオリンパス製ミラーレスカメラ「OM-D E-M1 Mark III」のレビューを掲載しています。
連載10回目はISO感度ごとに顔(特に髪の毛の描写)がどうなるのかチェックしています。
撮影環境
メモ
- OM-D E-M1 Mark III
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- OLYMPUS Captureによるテザー撮影
- Leofoto LS-365C+Leofoto G4
- RAW出力
- Adobe Lightroom Classic CC
- Adobe Photoshop CC
マネキンの髪色が明るいので、日本人の一般的な黒髪の場合はもう少し画質が悪くなるかもしれません(シャドウの諧調が重要となってくるので)。
実写
メモ
- ISO 64?800:最高画質
- ISO 1600?3200:良好な画質
- ISO 6400:許容範囲内の画質
- ISO 12800:時と場合による画質
- ISO 25600:出来れば使いたくない画質
ノイズフリーはISO 64~800。このあたりは従来のマイクロフォーサーズらしい傾向。ただし、E-M1 Mark IIIが搭載しているセンサーはISO 1600~3200でまずまず良好な画質を維持しています。ISO 3200までは気軽に使って良いのではないかなと。
ISO 6400以降はノイズは増えるので好みが分かれると思います。個人的にはISO 12800まで使えそう。
ISO 12800まで色再現性は良好なのでノイズが気にならなければ積極的に高感度を利用できます。ただし、ISO 25600は少し色褪せるので注意が必要。
実写
画像が重すぎるのでFlickr経由で表示しています。何らかの外的な原因で表示されなくなる可能性あり。
雑感
満足度:85点
マイクロフォーサーズとしては良好な高感度画質。撮影後に大きくトリミングをしなければISO 3200までは良好な画質に見えます。クロップ前提であればISO1600までに抑え、緊急的にISO 3200を使う感じ。
個人的にはISO 12800までは場合によって許容できる画質ですが、出来ればISO 3200までに抑えたいところ。
E-M1XやE-M5 Mark IIIと比べて画質改善は無し。このあたりに期待してMark IIIを買うと肩透かし感が強いと思います。ただしダイナミックレンジの使い方が違うE-M1 Mark IIと比べると半段程度は良くなったと感じるかもしれません。
どちらにせよ、JPEG出力の高感度利用時はノイズリダクションを「標準」から「低」に切り替えておくことをおススメします。(JPEG画質は後日)
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