このページではバンガードのショルダーカメラバッグ「VEO RANGE 21M」のレビューを掲載しています。
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VEO RANGE 21Mレビュー
バンガードとは?
カメラバッグ・三脚・ハードケースなどカメラ・ビデオカメラアクセサリーを手掛ける台湾の会社。
1994年から国内で販売開始、2010年にガードフォースジャパン(グループの日本法人)が日本語サイトを公開して本格的に展開を開始しています。国内のカメラ専門店に実物を展示していたりするので目にする機会も多いはず。
通販は公式サイトの直販が存在。楽天市場にも直販店を展開しているので、カメラ・レンズを買った時のポイントを使って購入することも可能。他にもAmazonやYahooショッピングなどで取り扱いを確認済み。
比較的軽量で手ごろな価格設定の三脚やカメラバッグが多く、導入を検討している人も多いのではないでしょうか?
外観
内寸(W×D×H)MM | 235 x 110 x 190 |
---|---|
外寸(W×D×H)MM | 270 x 160 x 220 |
質量 (G) | 480 |
写真と寸法から分かるように、比較的コンパクトなショルダーバッグ。サイズが分かるようにフルサイズミラーレス「EOS R」と外付けフラッシュを置いてみましたが、この二つを同時に収納することは出来ません。(押し込めば入らないことは無いけど…)
色はベージュをチョイス。他にネイビーがラインアップされています。
生地は他のバンガード製カメラバッグと同程度。厚みのあるしっかりとした生地のため破れるような損傷はまず無いでしょう。撥水性は期待できないものの、背面に防水カバーが収納されています。
カバー・ストラップ
収納部へのアクセスは上部のみ。
チャックは肩掛け状態で手前に開くタイプとなっているため、カバーが邪魔にならずアクセスしやすい。
ただし、チャックが角で引っ掛かりやすく、特に機材が中に入っている状態だと滑らかに動かないことがある。ゆっくり確実に扱えば問題無いものの、素早くアクセスしようとするとたまに失敗する。
ストラップは金具に直付けされており取外し不可。
ストラップは大人の男性でギリギリと感じる長さのため、180cm以上の高身長や上半身のがたいが良いと短く感じると思われます。
子供や160cm程度の女性なら程よい感じ。
合わないのであれば、潔くハサミで切って最適なストラップに付け替えてしまうのが良いでしょう。
肩パッドはこの価格帯のショルダーバッグとしてはしっかりとしたクオリティ。
収納
コンパクトなショルダーバッグですが、思いのほか内寸の高さがあるため標準ズームレンズ程度なら縦に収納可能。
内部は全面にクッションが入っているので保護性は高い。
仕切りは2枚で脱着や移動が可能。
サイドポケットがあるものの、収納スペースを圧迫するのであまり厚みのあるものを入れることは出来ません。
- M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
- LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0?ASPH.
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
の3本を収納。フードを装着するとかなりキツイ。
LUMIX GM1Sと「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S」だったらかなり余裕がある。
小型軽量なマイクロフォーサーズシステムにはぴったり。
ボディサイズの大きいOM-D E-M1Xはレンズを外さないと収納出来ません。収納したとしても細見のレンズを入れるスペースしか残っていないため実用的とは言えない。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」はレンズ全長が長く、カメラバッグから飛び出してしまう。
EOS R+RF24-105mm F4L IS USMは仕切りを外し、横に寝かせた状態でなんとか収納可能。
おそらくフルサイズ一眼レフカメラだと収まりきらない。
ポケット
上部のポケットは正直に言っておまけ程度。裏側にクッションが入っているため収納スペースはとても狭い。
レンズキャップなどを入れるのが精いっぱい。
フロントポケットにもクッションが入っているため、直に円形フィルターを収納しても良さそう。
しかし、「バックル」→「マジックテープ」→「チャック」と3段階の手間がかかるアクセスのため非常に使い辛い。
三脚の固定
バックルに三脚をしっかりと固定することが可能。
これがなかなか良い。このバッグのおススメポイント
この価格帯・このサイズのショルダーバッグで三脚を外付けできるモデルはそう多く無いはず。テーブル三脚のみならず、Leofoto LS-283CMのような小型三脚程度なら問題なく携帯可能。
使用感
LS-283CMを装着してもかなり安定感のある携帯性。
このシステムサイズで三脚を持ち歩けるのはありがたい。
さすがに三脚の脚3本を固定することは出来ない。2本の脚を括り付けて固定しています。
脱着はバックルを外しても良し、少し緩めて横から抜いても良し。
三脚を固定するとフロントポケットへアクセスできなくなるので注意。
やはり上部ポケットはレンズキャップを収納するのにちょうどいい。
まとめ
VEO RANGE 21Mの特徴
- この価格帯ではナイスなデザイン
- サイズの割に収納性が良好
- 手前に開くチャックでアクセス良好
- 防水カバーあり
- ストラップが少し短い・脱着不可
- フロントポケットへのアクセスが悪い
- 小型三脚を固定可能
4,000円台で購入できるショルダーバッグとしてはデザイン・機能性・収納性のバランスが良好。フルサイズシステムを収納するには小さいものの、このバランス感はマイクロフォーサーズやAPS-Cミラーレスで重宝するはず。
個人的にはイチオシのカメラバッグ。
今回紹介したサイズ「21M」以外は使い勝手が変わってくるので要注意。(特に上部へのアクセス方法や三脚用アクセスがあるなど)
VEO RANGEシリーズ購入早見表
VANGUARD VEO RANGE 21M BG | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
VANGUARD VEO RANGE 21M NV | |||
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VANGUARD VEO RANGE 36M BG | |||
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VANGUARD VEO RANGE 36M NV | |||
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VANGUARD VEO RANGE 41M BG | |||
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VANGUARD VEO RANGE 41M NV | |||
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VANGUARD VEO RANGE 48 BG | |||
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VANGUARD VEO RANGE 48 NV | |||
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