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VILTROX AF 135mm F1.8 LAB レビューVol.2 遠景解像編

「VILTROX AF 135mm F1.8 LAB」のレビューVol.2 遠景解像編を公開。F1.8から隅々まで非常にシャープなレンズで、これと言った弱点はありません。

製品提供について

このレビューは映像嵐株式会社より無償提供された製品を使用しています。
金銭の授受やレビュー内容の指示は一切ないことを最初に明言しておきます。購入した製品ではないことに対する無意識のバイアスは否定できませんが、できるだけ客観的な評価を心がけています。

簡易的なまとめ

絞り開放から隅まで非常にシャープなレンズ。少なくとも遠景の解像性能に弱点は見当たらず、F1.8から高解像センサーでも満足のいく結果を得ることが出来ます。135mmの単焦点で風景撮影をする機会は少ないと思いますが、低照度でシャッタースピードが必要な135mmのシーンでは信頼できるレンズとなることでしょう。

A lens that is extremely sharp from the open aperture to the corners. At least, there are no weaknesses in the resolution performance of distant scenery, and you can get satisfactory results even with a high-resolution sensor from F1.8. I think there are few opportunities to take landscape photos with a 135mm single-focus lens, but it will be a reliable lens for 135mm scenes that require a shutter speed in low light.

VILTROX AF 135mm F1.8 LABのレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2025.4.8 晴れ 風強め(ストーンバッグで対応)
  • カメラ:Z8
  • レンズ:VILTROX AF 135mm F1.8 Lab
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:BF BaFang BFC-01A
  • 露出:絞り優先AE ISO 100
  • RAW:Adobe Lightroom Classic CC
    ・シャープネスオフ
    ・ノイズリダクションオフ
    ・レンズ補正オフ

テスト結果

中央

絞り開放から非常にシャープでコントラストも良好。絞りによる解像性能の変化は少なく、被写界深度や露出の調整に専念できます。競合するサムヤンAF 135mm F1.8 FE と比べて、F1.8から高コントラスト・高解像が特徴的。

周辺

中央と同じく、絞りによる変化はほとんどありません。

四隅

フレーム隅は周辺減光の影響があるものの、解像性能はF1.8から非常に良好。絞りによる変化はほぼありません。

まとめ

絞り開放から隅まで非常にシャープなレンズ。少なくとも遠景の解像性能に弱点は見当たらず、F1.8から高解像センサーでも満足のいく結果を得ることが出来ます。135mmの単焦点で風景撮影をする機会は少ないと思いますが、低照度でシャッタースピードが必要な135mmのシーンでは信頼できるレンズとなることでしょう。

非常にシャープなレンズですが、「135mm F1.8」らしく被写界深度が浅い。一般的な撮影でパンフォーカスを得るのは難しいものの、前ボケを入れながら遠景をシャープに撮影したい場合に使いやすいレンズです。

購入早見表

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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