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【実機レビュー】RICOH THETA S 導入編 三脚・保護ケース・アプリなど

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PENTAX K-1が4月下旬までお預けなので、『RICOH THETA S』を電撃購入。3日前に決めて2日前に頼んで今日届いた感じ。我ながら無計画万歳。

以前から、魚眼系をどのシステムで携帯するか悩んでおり、一時はスマホ用の魚眼レンズを買ってみたり、smc PENTAX-DA10-17魚眼を買ってみたりした。どれも面白いのだけど、強烈なパースペクティブと歪曲を楽しむにはまだまだ不十分でして…。

すると以前に調べていた全天球型撮影デバイスRICOH THETA Sが気になりはじめ、『星空も撮れて、SNSと連携しやすく、ホームページに埋め込みも出来る』という点でノックアウト。躊躇せずにカートに突っ込んでレジでお買い上げコース。

そんなRICOH THETA Sを楽しく面白く使うための下準備。現在色々と弄っているので、自分の脳内にインプット中。ついでにアウトプットしようと言うのが今回の記事。一脚便利!・スマホでの遠隔操作は要注意・アプリは事前に入れておけ!などなど

360°全天球カメラとは?

百聞は一見にしかず

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

Google MAPの様に視点を360°ぐりぐり動かすことが出来る写真。特にウェブサイト上にタグを埋め込むことで、この様に簡単に設置出来るので超便利。インパクトのある写真を手軽に導入出来る。

記録写真としても秀逸で、平面的な写真を掲載するよりも周囲の環境が分かりやすく説明し易い。さらに、フレームに入りきらずに撮り忘れるという事が少ないカメラでもある。特に旅・風景ブログとの相性が良さそうだ。フレームに入りきらないと言うことが無いので、複数人で自撮りする際も全員でフレームに収まることも可能。

操作感がGoogle MAPのそれと同感覚で操作出来るのには訳があり、Googleの『Open Spherical Camera API』をベースに開発されている。よってGoogle系サービスとの親和性が高く、Google MAPへTheta画像の挿入やYouTubeへの動画投稿等も出来る。

SNSを重視したカメラになっているので、専用アプリはFacebookやInstagramなどと連携して加工した写真を直接SNSへ投稿出来たりするのも超便利。

THETA S の中身

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至ってシンプルで、

  • 本体
  • 本体用のソフトケース
  • USBコード
  • 説明書

のみ。写真の中のハードケースと三脚については別売り品(後述)。注意点はUSB単体ではコンセントに挿せないので、パソコンに繋げるかUSBソケットが付いているアダプタを用意する必要がある。説明書にも書いてあるが、購入後にスマホと連携させないとTHETA内の時計が設定されないので購入したら一度試しに連携させてみよう。

出目金なレンズを痛めそうで怖い

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カメラから飛び出しているこの出目金レンズ。保護する物は何もないので、ふとした拍子に傷ついてしまわないか結構おっかない。

巷では『SPコーティングが施してある』とか言う書き込みがあるものの、具体的にRICOHが公言しているソースを見つけることが出来ないので過信はしないこと。

この出目金レンズを収納時に保護する方法は色々あるが、THETAを使いながらカバー出来るものは中々見つからない。

防滴ケース TH-1

P9810058という訳で平行して購入したのが、こちら。純正品の防滴ハードケース『TH-1』。IPX7相当の防水性能があるので、雨の中でもヘッチャラで使うことが出来る。これならレンズを傷めることはまず無いだろう。

水中では使えないものの、透明な部分のみを水中に突っ込んで撮影という芸当も出来なくはない。

難点は物理シャッターボタンを押すことが出来ないので、WiFiによるスマホでの遠隔操作が必要な点。自分を写さないように撮るなら打って付けなものの、バッテリーをメキメキ消耗するのが玉に瑕。機種によってはWiFiが切れやすかったりする。

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底面には三脚用のネジ穴があるので、このまま自撮り棒や三脚への固定も可能だ。

長い一脚に取り付けて、木々の間に潜りこませるのならばこのハードケースを装着しておくと安心出来るだろう。

TH-1は写りに影響は無いか?

有るか、無いか、で言うとやはり影響はある。但し、強烈な歪み効果が特徴的過ぎて、あまり画質に拘らないのであればそこまで気にならないレベル。

Google Mapの様に、パソコンでグリグリすると気になる面があるものの、JPEG画像に落とし込んでしまえば目立たない方が多い。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

これはハードケースに入れて撮影した。

パッと見は目立たないが、拡大して見るとケースが原因と思われるゴーストや映り込みが確認出来る。個人的に言うと全然問題ないレベル。

しかし、太陽と被写体が重なった場合、画質がグッと落ち込む場合があるのでその点は注意。ここぞという時にはケースを外したほうが無難だ。また、ケースを触りすぎると、指紋が結構付くので拭き取るクロス等を持参しておくと良いだろう。

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椅子用の靴下

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よく見かけるのが『100均の椅子用靴下』をレンズ保護ケースとして使うと言うもの。

取り敢えず買ってみたところ、残念ながら小さすぎた。買う前に要確認、いっそ手袋でもいいなと思った。

これなら、付属品のソフトケースでも良いのではないか?と思うだろうが、このケースは他のレビューでも多く書かれているように超きつい。押しこむ勢いで力を入れないと全体が入りきらない。するとレンズを痛めそうで心理的に抵抗があったりする。

P9810065おしこめた図

正直、純正の別売りケースが比較的良心的な価格で販売しているので純正買っちゃえば良いと思います。ちょっとお洒落なサードパーティ製のケースは1万円以上するという…。

純正ソフトケース

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? 三脚・一脚・自撮り棒は何を買えば良いのか?

我が家には元々便利な一脚があったので、それを徴用。これがTHETAの為に買っておいたかの如くぴったりンコ。

Velbon ポールポッド2

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こんな感じで自立出来る一脚。しかも足は取り外し可能でミニ三脚としても使うことが出来る。外した一脚は自撮り棒的に使用する事が出来るので一石三鳥。屋外ではこの一脚一式あればTHETAの活用では事足りる。

伸ばし過ぎると安定性は落ちるので無風が望ましい。倒れるとレンズにクリティカルダメージが入るのは言うまでもない。

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JOBY マイクロミニ三脚

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これも昔買ったポケット三脚。ミラーレス一眼+パンケーキレンズ程度なら載せることが出来るので、THETA Sは余裕。角度も微調整出来るので、ポールポッドじゃ大きすぎるシーンではコチラを利用する。

地面ギリギリに安定して立たせることが出来るのが強み。

JOBY ミニ三脚 マイクロハイブリッド トリポッド ブラック/グレー 011208

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私は持っていないものの、脚が自由に稼働するゴリラポッドがあれば手すりや樹の枝に取り付けることができるので便利そうだ。

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便利で必須なアプリ

スマホ用『THETA S』

まず、これを導入しておかないとTHETA Sを遠隔操作出来ない。

対応OSはiOS8.0以降のアップル製品、Android4.0以上のスマホ。現行機種ならなんら問題無いものの、iPhone4sなどをバージョン6.0で止めていたりしたら使うことが出来ない。

スマホ用『THETA+』

撮影した全天球画像を加工する際に必要なアプリ。特にこれが無くても問題無いが、使うことで様々なエフェクトや加工が出来るのでオススメ。SNSでよく見る『小さい惑星のように見える画像』はこのアプリで加工したもの(フィルター『Littleplanet』)

IMG_20160305_190025こんな感じもアプリで加工出来る。

また、このアプリで加工した画像を直接SNSに投稿する事も可能。FacebookやInstagramと連携出来るので、使っているならば是非合わせて使っていきたい。

iOSは8.0以降対応しているが、Androidは4.4以上なので注意が必要だ。Android4.4は2013・2014年モデルのスマホで対応しているが、ギリギリ4.2までしか対応していないタブレットなども存在する。

パソコン用『THETA』

データはパソコンで保存する方も多いと思う。このソフトでスマホと同じように全天球として画像を確認する事が出来る。THETA+の様に画像の加工はでいないものの、SNSやTHETA360°への投稿が可能だ。

また、THETAを繋いだ状態でファームウェアアップデートを掛ける時もこのソフトが必要。ファームウェアで便利なシステムが追加されたりするので、スマホメインで使っている方でもインストールしておいて損はしない。

購入早見表

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