さて、越前和紙の里は前回ご紹介したので今回は立ち寄った蕎麦屋について紹介したい。
越前和紙の里のメインストリートにあたる通りに面した蕎麦屋(お食事処)だ。他にも数点喫茶店が立ち並んでいたが、最も入りやすそうな店に入った。
店内では店番のおばあちゃんが数人食事を採っていた所で、お客さんはゼロ。和紙の里に到着した時は外から賑わっているのが見えたので、時間帯が悪かったらしい。
メニューは至ってシンプルで、日替わりの手作り定食か手打ちそばか五平餅等だ。時間帯によって蕎麦しか出せない時もあるらしい。もちろん、蕎麦を頼んだ。
手打ちおろし蕎麦とそば湯のセット。確か600円だったはず、ご当地蕎麦を食べるのなら手頃な値段かと思う。地元の名水である治佐川の水を使っており、歯応えのある麺に味は薄めで辛味大根と蕎麦本来の味を楽しむことが出来る。以前に紹介した一休の蕎麦よりもより蕎麦らしい(一休も美味しかったが)。シメにそば湯もかなり濃い目のそば湯で美味かった。
やはり福井は名水ある所に蕎麦がある。特に地元の名水を使った蕎麦は食しておくに限る。美味いか美味くないかと言うよりも、蕎麦を介して名水を楽しむことが出来るという事だと思う。特に有名な蕎麦屋では無いが、和紙の里に立ち寄ったのなら食べに寄っても良い店だ。
よってこ 情報
住所 〒915-0232 福井県越前市新在家町9-21-2
営業 11:30?15:30
定休日 火曜日
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