とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

旧Kissから乗り換えるならEOS8000DかKissx8iかEOS70Dか?

      2015/10/02

エントリー新機種かミドル機にステップアップするか?

Canon公式より x8i

Canon公式より x8i

EOS Kiss x6iやx5などの旧Kissユーザーであれば、そろそろ乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか?

まだまだ使える?ごもっともでございます。乗り換えたとことろでAPS-Cサイズのセンサーに変わりはございません。そんなアナタにはレンズの拡充をおススメ:各社レンズの安値早見表

今回は、「うーん、そろそろこのカメラも飽きちゃったな」って方が新鮮感を味わうのであればどの機種が良いか?と絞って考えていこう。まずは第1弾としてCanon機エントリー機であるKiss系からの乗り換え候補を考えていく。

Kissの系譜(デジタル)

そもそも「Kiss」とはキスマークの「キス」では無い。「賢く、静かな」と言う意味を含んだ「Keep It Smart and Silent」の略だったりするらしい。いはやはお恥ずかしい、私は「チュー」のkissかと思っておりましたよ…。女々しいカメラだ!と内心罵っておりました。

もともとフィルム時代からの系譜で、エントリー機=Kissとして新規一眼ユーザーをターゲットに売り込んでいた。

発売日 機種名 画素数  特徴
2003年9月20日 EOS Kiss デジタル 約630万
2005年3月17日 EOS Kiss デジタルN 約800万
2006年9月8日 EOS Kiss デジタルX 約1,010万
2008年3月21日 EOS Kiss X2 約1,220万
2008年6月27日 EOS Kiss F 約1,010万 X2の廉価機
2009年4月24日 EOS Kiss X3 約1,510万 初動画対応
2010年2月26日 EOS Kiss X4 約1,800万 これ以降1,800万画素
2011年3月3日 EOS Kiss X5 約1,800万 バリアングル有
2011年3月29日 EOS Kiss X50 約1,220万 バリアングル無
2012年6月22日 EOS Kiss X6i 約1,800万 バリアングル有
2013年4月12日 EOS Kiss X7i 約1,800万 バリアングル有
2013年4月24日 EOS KissX7 約1,800万 バリアングル無・軽量
2014年3月13日 EOS Kiss X70 約1,800万 バリアングル無
2015年5月14日 EOS Kiss X8i 約2,420万 バリアングル有

 

こうやって見ると長らく1,800万画素だったのねえ、と感じる。写真を印刷するにしろパソコンで見るにしろ1,800万画素でおkと言うのがCanonの方針だったみたいだ。が、ここ最近の高画素化の流れを受けてか、ついに最新機種であるX8iでは2400万画素となった。
Kissシリーズで同世代でも細分化され始めたのは最近の事で、X50やX7、X70の発売日を見るにX8iの廉価機も数ヵ月後に出るのだろうか?ま、取りこぼしたターゲットを回収するにはいい頃合。

画素数だけで見ると、そろそろこのAPS-Cサイズのセンサーでは頭打ち的な感がある。1,800万画素機でなんら不満が無い画質ならば無理して高画素機に変えないほうが良い。高画素機はより手ぶれに敏感で、繊細に描写する。無論、良いレンズの描写性能にはしっかり応える画素数なので、いいレンズを持っているのならば高画素化してみると新鮮な写りをする。逆に、高倍率や古いレンズ中心に使っているのであれば、高画素化で荒が見えてしまいガックリくることも。それならば画素数を抑え目にして粗さもマイルドに見える旧機種の方が幸せかもしれない。

また、X5からバリアングル液晶が搭載され、X6iではタッチパネルが搭載された。このあたりの機能は恐らくCanonが一番早かったはず、さすがマーケティングが上手い。一眼導入ユーザーの心をガッチリと捉えていたと思う。

さて、ここまでで言えることはX4以前のカメラとX5以降のカメラで線引が出来る。X4だったら、買い替えても良い!とハッキリ言える。それほどまでに現在のエントリー機とも差が明確にある。ぶっちゃけ、X4から中古のX5に買い替えでもいいかもしれない。他社と違ってエントリー機でもバッテリーグリップが存在するのは何気に有難い。(X6i以降はX○iには対応グリップが発売されている)

という訳で、Amazonの中古を掲載しておきます。4年前のカメラながら、1,800万画素にバリアングルが付いているのでハード的には現行機と変わらない使い方が出来る。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X5 ダブルズームキット EF-S18-55mm/EF-S55-250mm付属 KISSX5-WKIT

中古価格
¥40,205から
(2015/9/10 22:13時点)

タッチパネルが欲しいなあ、と言うのであればX6iなど如何だろうか?ま、そこまでX5と価格が変わらないのでこちらを買ってしまってもいい気がする。いやいやそれならX7iを…、そしてどんどんと金額が…!

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X6i ボディ KISSX6i-BODY

中古価格
¥32,184から
(2015/9/10 22:14時点)

しかし、既にX5、X6i、X7iユーザーにとってX8iは乗り換え先になるか?と言われると「高画素化が必要かどうか?」と「AFが進化」と言ったところが焦点になってくる。おやおや?そうすると1世代前のミドル機でも価格や機能面を考えると良いんでないかい?と選択肢が広がるわけだ。

乗り換えるなら最新エントリー機か?ステップアップのミドル機か?

はたまたフルサイズって言う手も(ry
今までの話の流れから、X5以降のユーザーの買い替えの話をしていきたい。

X8iと8000Dは前世代から何が変わったのか?

約2420万画素へ

先ほどからしつこく述べている高画素化。これにより、1,800万画素よりも繊細に撮影する事が可能になった。特に動体と言うよりも風景写真を三脚でしっかり固定して撮影する時に差が出る。レンズの描写性能を1,800万画素では光情報を取りこぼしていた所を、2420万画素ではより情報をセンサーが回収出来るようになった。

逆に言えば、手ブレやシャッタースピードからくるブレもしっかり描写するので、より繊細に設定を弄ったりブレに気を配る必要がある。ま、元々手ブレだった写真が1800万画素では描写出来ていなかっただけで、高画素化によってより細かい手ブレを拾ってしまうと言うだけ。等倍鑑賞しない限りは気にならない程度だ。手ブレを拾ってしまう以上に高画素化による色の階調表現が豊かになったりトリミング耐性が上がったりとメリットの方が大きく感じる。

最新のエンジン「DIGIC6」を搭載

高画素化の流れで画像処理エンジンも進化した。高感度のノイズ低減処理や高画素化によるデータ処理量の増大などに効果を発揮する。旧ミドル機のEOS70Dでも「DIGIC5+」なので、Canonの最新画像処理エンジンと言っても過言ではない。

AF測距点が19点オールクロスセンサー

1世代前のX7iでさえ9点オールクロスセンサーだったりするので、倍以上に測距点が増えた。X8iのCMで聞き慣れた「もう、ママは失敗しない」とはこの辺りの性能を踏まえて表現したキャッチコピーだ。

ライブビュー時のAFのも「ハイブリッド CMOS AF」(X6iからの仕様、それまでは通常のコントラストAF)から、「ハイブリッド CMOS AFIII」に進化した。あれ!?「II」は?と思った方もいらっしゃるかもしれない。私もそう思って探してみたら、「X7」に搭載されていた。発売日が12日しか変わらないX7に「II」が積んでいるってどういう事だろうね。

ちなみにこのハイブリッドCMOS AF系は70Dの「デュアルピクセルAF」とは別物。位相差の素子の数で言えばおそらく70Dの「デュアルピクセルAF」の方が多く、さすがミドル機と言ったところ。なんにせよライブビューの話であって、ファインダーを覗いた際のAFセンサーは70Dと変わらないセンサーが積んでいる。

さらに、8000DとではHDR動画が撮れたりと動画撮影にも力が入っている。前に記事でも書いたが、X8iと8000Dの違いはそう多くはない。電子ダイヤルの数やサブ液晶の有無、動画撮影機能面で差があるのみ。価格差もそこまで違わないので8000Dを薦めたいところ。

注意点としては、中身は正統進化しているが見た目やサイズ感はやはりKissシリーズだと言うこと。これは8000Dはでも同じ。「本格的な一眼カメラ」を探しているなら70D以上のミドル・フラッグシップ機に突撃するしかない。Kissのサイズそのままに、70Dと同じAFセンサーやそれ以上の高画素を楽しめるKissシリーズ、と考えて買うならアリ。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X8i レンズキット EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM 付属 KISSX8I-1855ISSTMLK

中古価格
¥83,000から
(2015/9/10 22:16時点)

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 8000D ボディ 2420万画素 EOS8000D

中古価格
¥75,500から
(2015/9/10 22:16時点)

ミドル機であるEOS 70Dへのステップアップは?

Canon公式より 70D

Canon公式より 70D

現在のX8iや8000Dの価格を考えると十分に検討出来る。AFセンサーはX8iや8000Dと変わらなくなってしまったが、ファインダーはペンタプリズムでX8iなどのペンタミラーよりも見やすい。また、ボディも防塵防滴構造なので急な雨などでも焦る必要は無い(レンズも対応レンズである必要はある)。また、ライブビューではディアルピクセルAFと言う方式で高速AFを利用することが出来る。

何よりも、X8iや8000Dと比べるとしっかりしたボディになっており「本格的な一眼レフカメラ」を感じる事が出来る。「Kiss」の取れた8000Dだが、やはり手にとって見ると「Kiss」らしさを感じるボディと言うコメントも所々で散見する。

また、バッテリーもエントリー機よりもしっかりしたバッテリーを使うのでより撮影枚数が多く、継続撮影が可能だ。特に動画撮影や動体撮影でコマ数が増えるのであれば十分に検討出来る。

注意点は画素数は2020万画素と最新機種よりは抑え気味。が、400万画素の差なのでそこをどう捉えるか。個人的に言えばそこまで気にならない程度の差だと思う。

「しっかりしたボディ」「バッテリーが大きい」「LVの高速AF」なら70D

より本格的に一眼レフで写真を撮りたいならKissを卒業して70Dに移行しよう。いっそ7DMarkII(ry
じゃあもう1世代前の60Dは?と言われるとAFセンサーが9点クロスとX7iと変わらないんだな、と言う回答が出来る。が、やはりバッテリーの大きさやしっかりしたボディの差はあるのでそこをどう捉えるかの問題。

最近の70Dの価格傾向としては最高価格と最低価格の差が開いてきた。聞いたことの無い販売店では安く売っているが、キタムラなどではちょっと高め。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS70D ボディ EOS70D

中古価格
¥87,900から
(2015/9/10 22:17時点)

まとめ

  • X4以前のKissシリーズからの移行であれば中古のX5やX6iで安く満足出来る新鮮さがある。
  • X4以前のKissシリーズだが、レンズは良い物がある!ということならば高画素機のX8iや8000D
  • X5以降のKissシリーズを所有でサイズ感そのままにステップアップならX8i・8000D
  • X5以降のKissシリーズを所有で「本格的なカメラ」を探しているのなら60Dや70D、いやいや7DMarkIIを(ry

といった所だと思う。レンズ資産が少ないのであれば安くて楽しいKマウントなんて選択肢も!
(PENTAXユーザーとしての意見です。おいでませ単焦点と防滴システムの世界へ)

購入早見表

機種紹介
アクセサリ
楽天市場 Amazon カメラの
キタムラ
EOS Kiss X6i 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
EOS Kiss X7i 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
EOS Kiss X7 新品・中古情報
新品・中古情報
EOS Kiss X70 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
EOS Kiss X8i 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
EOS 8000D 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
EOS 60D 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報
EOS 70D 新品・中古情報
新品・中古情報
新品・中古情報

関連記事

 - Canon, カメラ, カメラ ボディ , ,