とるなら~写真道楽道中記~

「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

ED 12-100mm F4 IS PROとED 40-150mm F2.8 PROを撮り比べる【機材レビュー】

   

状況

  • コンディション…雨
  • 使用カメラ…E-M1 Mark II
  • モード…絞り優先
  • カラー…ナチュラル(シャープー1)
  • AWB
  • 50MBハイレゾショット JPEG出力
  • 三脚使用
  • F2.8の画像は40-150 PROのみ掲載

*中央描写はどのズームレンジでもあまり差が無いのでクロップは端折ります。

実写

40mm

実際の写真

40-150-100mm-f28

F2.8

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

40-150 PROの広角端における周辺描写は他のズームレンジと比べてちょっと甘い。

「40mm絞り開放における周辺部から四隅」は40-150 PROにおいて最も描写が甘いポイントと言うことが出来ます。

比べて中央は開放から解像力がずば抜けているので、ギャップが凄まじい。

F4

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

12-100 PROは絞り開放でこの描写。このズームレンズは中間域(50mm前後)がスウィートスポットであり、フレーム全域で絞り開放から非常に均質な描写となるようです。ハイレゾショットでレンズ性能に無理をかけているのにも関わらず色収差が全く確認出来ないとは恐れ入った。非常に素晴らしい性能。

一方、40-150 PROは1段絞ってもまだ苦しく、色収差が残存している。

F5.6

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

12-100 PROは1段絞って少し引き締まった描写になりました。

反面、40-150 PROは2段絞ってもまだ厳しい。やはり広角端はこのレンズのウィークポイントですなあ…。

F8

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

12-100 PROはあまり変化なし。回折現象の影響も少ないので被写界深度の調整で使えそうですね。

40-150 PROはなんとか描写が安定して来たかな?という印象。

70mm

実際の写真

40-150-70mm-f4

F2.8

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

広角端のちょっと残念な周辺描写と比べて見違えたように引き締まった絞り開放の描写。

四隅の描写で若干色収差があるものの、普通に使う分にはまず問題にならない。気兼ねなく使えるレベルですね。

F4

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

じっくり比較すると12-100 PROの方が僅かに色収差が確認できる。通常撮影の倍以上に画素数を拡張してやっと「僅かに」確認できるレベルですので2000万画素ならどちらもドッコイな描写。

もっと四隅の描写を確認すると40-150 PROの方が僅かに優秀。

F5.6

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

互角。やはり僅かに12-100 PROの色収差が目立つ。

もっと四隅の描写を確認すると、僅かに12-100 PROの方が優秀。

F8

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

F5.6と同様。

100mm

実際の写真

40-150-100mm-f28

F2.8

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

40-150 PROは望遠端に向かうにつて描写性能がグングン伸びてくる感触が大きい。理想的な望遠ズームレンズ。

特に周辺部や四隅を含めたフレーム全体の均質性が高い。12-100 PROの中間域のような印象を受ける。エクセレントだオリンパス!

F4

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

12-100 PROは若干描写が甘いものの色収差の発生は抑えられているので、そう悪いと感じないレベル。

40-150 PROは…エクセレントな描写で何も言うことが無い。

F5.6

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

12-100 PROは1段絞るとスッキリする。じっくり観察するとちょっと色収差が残っている。

40-150 PROは相変わらずエクセレント。

F8

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

12-100 PROは2段絞ってもそこまで変化は無い。むしろ中央が回折の影響を受け始めているのでF5.6でも十分。

40-150 PROは相変わらずエクセレント。

結論

トータルバランスを考えると12-100 PROの性能が凄まじい。望遠端で四隅の描写がやや甘くなるものの、色収差が際立って発生するわけでもないので十分実用範囲内。100~150mmのズームレンジが必要なければ12-100 PROで問題無いでしょう。

40-150 PROはさすがの望遠ズームの長らしい性能。望遠側にウェイトを置いた光学設計であり、12-100 PROとの住み分けは出来ていると感じる。ただし、広角端の周辺画質が絞っても甘いため風景撮影で中望遠の画角を多用するなら12-100 PROの方が良い。

「どちらを先に買うか?」

と聞かれたら無難な選択肢は12-100 PRO。ただし、ゆめゆめ40-150 PROも買い足したい。それくらい魅力的なレンズ。

その他検証

焦点距離による画角の変化

40mm
40mm

70mm
70mm

100mm
100mm

150mm
150mm

210mm
210mm

遠くの被写体をクローズアップするなら、40-150 PRO+テレコンがやっぱりいい感じ。

接写性能

左:12-100 PRO・右:40-150 PRO

望遠端ではどちらも互角の接写性能。というのもどちらも撮影倍率0.21倍なので、そりゃあ当然と言えば当然の結果。

ただし、40-150 PROは焦点距離も長く、F2.8と1段明るいのでボケを作りやすい。さらにテレコンを使う事でよりクローズアップできる性能を秘めている。

一方で12-100 PROは広角側で0.30倍の撮影倍率を誇る。

ただし、ワーキングディスタンスは撮像面から15cm。レンズの全長がおよそ12cmなのでワーキングディス端は最短で3cmとあまり現実的ではありません。プロテクトフィルターを装着したら、フィルターに被写体をぶつけるまで接写可能。

ファインダーを覗きながら接近したら前玉を叩き割る危険性が大きい。フィルター推奨

購入早見表

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