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【レビュー集】X-T2の良いところ悪いところをひたすらあつめるページ

まえがき

ついに登場したフジフィルムの真打旗艦機。

そこらじゅうでレビューが始まっているのでつまみ食いするページもあって良いかと本ページを作成。家電量販店にお触りにいく際のチェックポイントみたいな感じで活用していただけると幸いです。

基本的に主観的なレビューが多いので、色々なコメントを参考にして実際に触って確かめた方がおススメです。レビューサイト・カメラ屋のコメントについては参照元を()内に記載しています。

更新履歴

  • 2017.2.9:全体的にレビューを追記
  • 2016.11.6:Cameralabsのレビューを一部抄訳して追記
  • 2016.9.11:不具合を数点追記
  • 2016.9.10追記:不具合らしい報告を数点発見。本ページで「Ctrl+F」の検索ワードで「不具合」と検索すると見つけやすくしてあります。
  • 2016.9.10:とりあえず作成。迷える子羊の為のページにしていきたいと思います。発売2日目とあってバッテリー系のレビューはまだまだないっぽい。

レビュー:描写性能

解像力

  • BOOSTモードを切るとモアレの発生が少ない(ePHOTzine)
  • 実によく解像し、EF70-200 F2.8よりも40-150の方が良好。ここまでくるとEOS 7D Mark IIは周回遅れに感じる(国内ユーザー:EOS-1DX、X-E1使用歴あり)

色再現

  • SONYと比べて素晴らしい発色、T1やT10と比べて落ち着いた雰囲気
  • 赤色の忠実再現はSD quattroの方が良いかも
  • オートホワイトバランス(AWB)は白熱灯を使った照明のシーンでは暖色系の結果となりました(ePHOTOzine)

高感度ノイズ

  • EOS-1DX2と比べて半段程度の差まで迫っている。割り切って使えばISO12800も十分使用可能(国内ユーザー:1DX2使用歴あり)
  • フルサイズと比べても良い画質(国内ユーザー:EOS 6D使用歴あり)
  • T1までのモデルと比べて改善しているが、フルサイズに匹敵するというのは言い過ぎ
  • X-T1よりも高画素化されているが、ノイズは良く抑えられている(ePHOTOzine)
  • ISO感度の設定を切り替え忘れても、許容的な高感度耐(高感度でも全然いけたよ!:Fuji Rumors)

ダイナミックレンジ

  • X-T2はDR拡張設定はライブビューとヒストグラムにおいて完璧にシュミレートされている(Fuji Rumors)
  • 暗部にノイズが乗りやすい
  • DR拡張は微妙な違いではあるが、ハイライトのディテールをより多く残すことが出来る。シャドウはあまり改善しない。(ePHOTOzine)
  • ハイコントラストな写真ではシャドウのノイズに気を付ける必要がある(ePHOTOzine)

動画

  • F-Logは非常にいい(EOS HD)
  • 発熱問題はα6300よりもうまく調整されている
  • ヒストグラムの確認が出来ないので、F-Logを使う時に不便
  • 1.17倍にクロップされるので広角がやや使いにくい
  • ボディに手ぶれ補正はないが、レンズの光学補正が上手く作用してくれる(EOS HD)
  • X-Transとローパスフィルターレスの効果は大きく、動画は極めてシャープでソニーに勝る(EOS HD)
  • タッチパネルが搭載されていない点のみ残念(EOS HD)
  • AF-SではAFが効かない。AFポイントは動かせるが作動しない模様。ただし、AF-CならAFが可能(不具合か仕様かは不明)
  • 撮影中にISO感度変更は不可

画像処理

  • シャドーの落とし方は相変わらずだが、不満な点はそのくらい(国内ユーザー:EOS-1DXユーザー)
  • AWBで好みの色が出ない(国内ユーザー:オリンパス・キヤノンユーザーで濃いめの色が好み)
  • ファームウェアアップデートでX100Fに実装されているデジタルテレコンが欲しい(国内ユーザー)
  • 古いXシリーズと違って拡張ISOでもRAW形式の保存が可能(ePHOTOzine)
  • HDR画像を作成したい場合には自動HDR画像作成機能がないので、ブラケット撮影を使用する必要があります(ePHOTOzine・Fuji Rumors)
  • ノイズ低減機能はデフォルトで使用すると若干アンダーな傾向あったので+0.3に調整して使った(ePHOTOzine)

レビュー:機能・操作

オートフォーカス・マニュアルフォーカス

AF
  • フォーカスセレクトレバーは秀逸(2件)
  • 改善されているがα6300と比べると分が悪い
  • α6300レベルのAFであり、カスタム設定で調整するとα6300以上のパフォーマンスを発揮する。総て両機とも一眼レフ並みの性能と言える
  • 顔検出・瞳検出は使いやすい
    顔検出は改善されてる(ePHOTOzine)
  • 暗所におけるオートフォーカス性能は上がっている
  • X-T1は公表されていないが、測距輝度EV0程度。EV-3のX-T2の暗所性能は確かに優秀だ(カメラのナニワ心斎橋本店)
  • AF-C時に「フォーカス優先」にすると勝手に電子シャッターに切り替わる、露出が暴れる(追記1:個体差か条件で発生する不具合らしく数件報告されている)(追記2:顔検出や低速転送速度のSDカードも発現条件となるかもとのこと)
  • AF-Sの合掌速度がX-T1と比べてとても速くなっており、XF60マクロが早くなったのは嬉しい(2件)
  • X-T1と比べてウォブリングが減少している(Fuji Rumors)
  • 一眼レフに匹敵するAF性能だが、D500と比べると幾分か癖があります。また200-400mm F4のような際立ったレンズがまだ不足しています。しかし、私は長期的にみてフジフィルムに期待をしている(Photographylife)
MF
  • フォーカスピーキングなどのアシスト機能がレンズとボディの両方をマニュアルにしないと使えない

ドライブ

  • 安定して11コマ連写が可能。1DXなどでは状況によってコマ速がそれ以下まで落ちる(国内ユーザー:EOS-1DX使用歴あり)
  • 連写モード中はフラッシュが発光しない
  • デフォルト設定で「BOOSTモード」の連写は8コマ秒に設定されているので「ドライブ設定」で11コマ秒ないし14コマ秒に再設定する必要がある
  • バルブ撮影モードは存在するが、残念なことにバルブタイマーはない(Cameralabs)

操作性

  • 照度が大きく切る変わるシーンにおいて、このISOダイヤルの操作性では迅速に対応できない(国内ユーザー:EOS-1DX使用歴あり)
  • ISOオートの低速限界シャタースピードが焦点距離と連動しない(広角なら比較的遅く、望遠なら比較的速くしないと手振れを防げないこと)
  • 多くのカスタム設定を一瞬で切り替えられるプリセット機能が無い
  • X-T1とインターフェイスがやや異なるので操作に戸惑う
  • Qボタンの機能にはまだまだ改善の余地が残されている(ePHOTOzine)
  • とっさのシャッターチャンスに対してクイックに設定(カメラ全体の)を切り替える方法が無いのは残念。レトロな概念を犠牲にする事無く、巧妙なプリセット機能を搭載する手段を見つけるしかないだろう(Fuji Rumors)
  • ISOロック機構は便利だがロックし忘れる事がある(Fuji Rumors)
  • ISOダイヤルが高くなったので、同軸の測光レバーを間違って同時に回しにくくなっている(デジカメWacth)
  • メカシャッターが1/8000秒と高速化した事は歓迎。シャッター音はとても快適に聞こえる(CameraLabs)

シャッター

  • シャッターフィールにコンマ数秒のラグがある。レスポンスがあと一歩(国内ユーザー:EOS-1DX使用歴あり)
  • シャッター音は静かでEOS 6Dの静音シャッターよりも音がしない(国内ユーザー:EOS 6D使用歴あり)
  • アナログなレリーズケーブルを取り付けられる点はグッド
  • 電子シャッターでのローリング現象が緩和されており、問題が発生するシーンが少なくなった
  • 電子シャッター時にはフラッシュ同調ができない(ePHOTOzine)

バッテリー

  • OM-D E-M5よりも持たない(国内ユーザー)
  • 一眼レフと比べると全く持たないが、バッテリーグリップを付けるとハードに使っても一日耐える(国内ユーザー:D810使用歴あり)
  • USB3.0経由で充電できるのは便利(ePHOTOzine)
  • 新型の「NP-W126S」である必要はない(S無の古い方でもOK:ePHOTOzine)
  • バッテリーの消耗が早い(X-E2と比較
  • BOOSTモードを使った場合の減り方が早い
  • ある程度の枚数を撮るなら予備バッテリーは必須
  • 古いバッテリー「NP-W126」も使用できるが、4K動画撮影時に新型バッテリーよりも過熱が早いと警告されます。(Cameralabs)

ケーブル・ワイヤレス

  • (不具合)instaxに接続しようとするとフリーズしてしまい、バッテリーを抜くしかなくなる

その他

  • このサイズであればボディ内手ぶれ補正を搭載してほしかった
  • SDカードがデュアルスロットになったのが魅力で買ってしまった(某カメラマン)
  • (不具合)電源が入らない事があった。バッテリーを抜き差しすることで復旧(接点の接触不良か?)

レビュー:外装・サイズ

デザイン

  • 一見して旧モデルと変わらないデザインで、魅力的なルックスを継承している。個人的には最も好きなカメラだ。X-T1と比べてやや大きく、重いが携帯性を損ねる事は無く一眼レフと比べると小さく快適。(CameraLabs)

ハンドリング・携帯性

  • α6300と比べるとかなり大きいが、撮れる絵は「フルサイズに比肩する」こともあって魅力的
  • 一見同じようなデザインに見えるが、実際に持ってみると良く指がかかりやすくホールディング性が向上している(デジカメWatch)

ファインダー

  • リフレッシュシートが改善されているのでとても見やすい(ePHOTOzine)
  • アイカップが改善されているので、遮光性が上がっている(ePHOTOzine)
  • フジフィルムのファインダーは他の電子ビューファインダーと比べて暗いシーンでのリフレッシュレートが高い傾向にある。必然的に可視ノイズが増える。興味深いことに、ノーマルモードよりもパフォーマンス・ブーストモードに切り替えるとノイズが目立たない。(Cameralabs)

モニター

  • 最高
  • 約104万ドットの液晶について、精彩さは十分だがX-Pro2の162万ドットを採用してほしかった

ブースターグリップ

  • 合計3個のバッテリーを使用できる上に、それらの残量をまとめて一つ一つ確認できる(ePHOTOzine)

参考サイト

X-T2の購入早見表

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