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「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

EOS Kiss X9の外観と高感度耐性を確認する【機材レビュー】

   

外観チェック

開封・外観

購入したのはボディ単体。

レンズに関しては同時に注文しているEOS 6D Mark II用のレンズを使用する予定。

  • ボディ本体
  • 充電器・バッテリー
  • ストラップ
  • 説明書などの書類

と付属品はとてもシンプル。アクセサリーシューカバーくらい付けてくれても良いのにとは思う…。

開封の儀は面倒くさいのですっ飛ばしてボディ確認。

一言で言うと非常にコンパクト。

そしてとても軽い。一眼レフに”高級感”を求めなければ、強みと言っても過言ではないほど軽い。

少し大きめのミラーレス一眼と重量差が無いので「コンパクトならミラーレス」と言う文言はこのカメラには当てはまらない。コンパクトなレンズも多いため、システムとして考えてもかなり軽量に仕上げることが可能。

さらに前モデル「Kiss X7」の浅いグリップでは無く、X9iや9000Dと同じように最新世代らしい深くて握りやすいデザイン。軽量かつグリップ性の高いカメラなので片手で扱うのもやぶさかでない。特にローアングルやハイアングルで撮影したい時にこの利点が活かせるはず。

マウント左側面にはフラッシュボタンと絞り込みボタンが配置されている。

残念なことに上位機種のように絞り込みボタンの機能をカスタマイズすることは出来ない。ここにサーボAFとワンショットAFの切り替え機能を配置できると完璧だったのですけどねえ…。

外部入力端子はレリーズケーブルとマイク、右側面にはHDMIとUSBが配置されています。必要最低限ですが、このクラスとしては十分でしょう。

前モデルの樹脂っぽくチープなデザインだったコマンドダイヤルは質感の高いローレット仕上げが施されている。個人的にとても好き。

ただし、ダイヤルを回してみるとKissっぽさは残る。

Kiss X7からの大きな変更点はモードダイヤルと電源ボタンのデザイン。

正直に言うと、ちょっとダサいと思った。特に電源レバー

しかし、親指を使って操作しやすく、ダイヤルの抵抗感も程よい。さらにボディに埋没するダイヤル・レバーのデザインはボディの滑らかなデザインを損ねることなく機能している。

使いづらいのが左上のMENUボタン。

メニュー操作時に「キャンセル」としての意味を持っているため使用頻度が多い。にも関わらず、右手で操作できる位置ではないため両手で操作する必要がある。ただし、これはこの機種に限らずキヤノンEOSではよくあるボタン配置。

モニタを表にしておけば、タッチパネルで「キャンセル・戻る」ボタンが右手で押しやすい位置に配置されているのはキヤノンの良心。

SDカードはX7と同じバッテリー室に挿入スロットがある。

このデザイン自体には問題が無いものの、バッテリー室用のアクセサリドアの造りがチープ。開けたままにしておくと、何かの拍子でポキっと折ってしまいそうなほど。

Kiss X7からボディサイズを大きくすることなくバリアングル液晶モニタを搭載。

ニコンよりもライブビュー・タッチパネル操作が格段に良好なので、背面モニターを使った撮影がより便利になるバリアングルの搭載は素直に歓迎したい。

レンズとの組み合わせ

Kiss X9とマイクロフォーサーズのPEN-Fに標準単焦点を装着した状態(Kiss X9にEF50mmの場合は中望遠となる)。

サイズはドッコイ、重量はPEN-F 25mm F1.2の方が重い。

ちなみにAF性能は十分良好。ファインダーAFとライブビューAFを比べてもオートフォーカス速度に差は感じられない。もともとステッピングモーターとライブビューAFの相性が良いためストレスフリーで使う事が出来る。

さらに言えば暗い場所でのオートフォーカスはライブビューの方が高速だ。

EOS 6D Mark II用に購入したEF70-300 IS II USMを装着。

大きなレンズでは無いはずなのに、ボディが小さすぎてレンズが巨大だと感じてしまう。

こちらもEF50mm F1.8 STM同様にAF性能は良好。やはりシーンによってはライブビューAFの方が速い。

同じく6D Mark II用に購入したIrix 15mm F2.4を装着。

動作は問題無いが、絞り値がF2.5と表示される。

キヤノンのカメラで不満があるとすればマニュアルフォーカスレンズを使いやすくするための「フォーカスピーキング」機能が無いこと。ミラーレスモデル「EOS M」にはEOS M3から搭載が始まっているのだが、一眼レフに採用する気配がない。上位機種でもピーキング機能を搭載していないとはこれ如何に?

特にファインダー性能を抑えて背面モニターに特化したKiss X9ならば、ピーキング機能は欲しかった。

ISO感度ノイズチェック

高感度ノイズ

フルサイズのPENTAX K-1と比較すると、さすがに1段~1.5段分は分が悪い。

キヤノンAPS-Cとしては健闘している印象。すでに手持ちにEOS 80D(売却済)が無いので比較できませんが、高感度ノイズは80Dと似ている。

しかしノイズリダクションを適用した場合の処理がやや丁寧になっている。よりきめ細かく、80Dでもやっとした写りだったISO6400が実用的な画質となっている。

色再現

拡張感度でも極端な色褪せは感じられない。

目に見えるノイズが気にならないのであればISO 25600まで、そうでなければISO12800までは実用的な画質。当然クロップや増感の許容値は無いに等しいので露出をしっかり合わせて撮影しておきたいところ。

今回のおさらい

Good
  • Kiss X7と同等の小型・軽量ボディ
  • 握りやすいグリップ
  • 質感の高いコマンドダイヤル
  • 操作性の高いモードダイヤルと電源レバー
  • 暗所に強いライブビューAF
  • 上位機種並みの画質
  • 高感度ノイズのリダクション処理性能
Bad
  • フォーカスピーキング無
  • MENUボタンの位置
  • バッテリー室ドアの強度
  • 絞り込みボタンのカスタマイズ不可

登場時に「Kiss X7から進化が少ない」とネット上で酷評されてるX9ですが、実際に使ってみるとそうでも無い。

X7と比べてセンサー性能は格段に向上している。その性能は上位機種のEOS 80Dに匹敵、もしくはノイズリダクション性能で上回っている。さらにコンパクトで軽量なEOSミラーレスシステムのハイエンド「EOS M5」よりも暗所AF性能が良好。明るいレンズや高速AFのEF・EF-S対応するレンズが多いことも利点の一つ。

コンパクトさを追及しなければEOS Mよりもこちらを買った方が良いのでは?と感じてしまうほど。

現在の実勢価格でEOS Kiss X9ボディが6万円ちょい、先代のEOS Kiss X7ボディが4万円チョイ。「2万円の価格差を埋める性能差はあるか?」と聞かれたならば「Yes」と答えるでしょう。

Kiss X9の機能・設定の考察や実写におけるインプレッションは今後掲載予定。

購入早見表

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