貴重なαAマウントの魚眼レンズ
元はミノルタα時代の16mm F2.8 フィッシュアイ。外観をソニーらしく一新し、レンズ構成はそっくり。コーティングが切り替えられているかどうかも不明なので、ひょっとしたら同一と言うこともありうる。
(追記:一部コーティングのみ更新しているそうです。)
光学設計が古いため最新の高画素デジタル対応レンズと比べると物足りないが、魚眼としての画角を楽しむには十分その役割を果たしてくれるレンズだ。
等倍で解像感を楽しむ事をしなければ、中央から周辺部にかけての描写は割とイケている。魚眼の宿命として四隅におけるパープルフリンジは少なからず発生する。特に強い光源や輝度が高い部分を四隅に配置する場合には注意した方が良いだろう。
あえてこの古い設計の魚眼レンズを紹介するのは、αAマウントにおいてフルサイズに対応する純正の魚眼レンズがこれしかないためだ。古いレンズの割には価格はやや高めかなと感じる設定なので、取っつきやすさは感じられない。
とは言えシグマの15mm魚眼も時すでにディスコンとなってしまい、もはや選択肢が無い状態。
競合レンズ
15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
フルサイズαAマウントをカバーする数少ない魚眼レンズの一つ。
ディスコンとなって久しく、新品を見つけることが難しい。
Samyang 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE
サムヤンのマニュアルフォーカス専用魚眼レンズ。
光学性能はしっかりしており、ナノコーティング技術も導入しているので逆光耐性も良好。
価格は純正に対してドッコイ。光学性能が良好なSamyangを取るか、AF対応の純正を取るか。もともと被写界深度が深いので、距離指標でざっくりピントを合わせれば結構大丈夫だったりする。
参考 記事・サイト
評判・関連
作例
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- PHOTOHITO 作例
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- 八百富写真機 作例
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参考サイト
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- デジカメWatch(ミノルタ)
- CAPA カメラネット
- アサヒカメラ
- 日経トレンディネット レビュー
- デジカメinfo レビュー
- ITmedia レビュー
- マイナビニュース
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16mm F2.8 Fisheye SAL16F28 | 新品・中古情報 |
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レンズデータ
レンズ仕様
名称 | 16mm F2.8 Fisheye | |
---|---|---|
対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ | |
焦点距離イメージ(mm) *1 | 24mm | |
レンズ構成 (群-枚) | 8群11枚 (フィルター1枚含む) |
|
画角 (APS-C) *1 | 110゚ | |
画角 (35mm判) | 180゚ | |
最小絞り (F値) | 22 | |
絞り羽根 (枚) | 7枚 | |
最短撮影距離 (m) | 0.2m | |
最大撮影倍率 (倍) | 0.15倍 | |
フィルター径 (mm) | 4種(内蔵) | |
ADI調光対応 | × | |
テレコンバーター (1.4x) | × | |
テレコンバーター (2.0x) | × | |
フードタイプ | (固定) | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 75mm×66.5mm | |
質量 約 (g) | 約400g | |
付属品 | ||
その他付属品 | ? |
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