ミノルタから続く息の長いレンズ構成
コニカミノルタ時代に登場した50mmマクロのレンズ構成を踏襲しているちょっとした30年の伝統のあるレンズだったりする。
ソニー版となってデザインはソニーαにマッチするように一新されているが、中身は同様のレンズ構成となっているようだ。全体的にプラスチック製でややチープさを感じるものの、レンズ重量がとても軽いのでフットワークを軽くできる点はメリットと言える。
レンズ構成の設計はかなり古いものの、フォーカスロックボタンやフォーカスリミッターを搭載。AF時にはピントリングが回転しないオートクラッチも採用しているので、使い勝手は新しいレンズとそう差を感じさせないものとなっている。
描写性能はマクロレンズらしくカリッとシャープなピント面。絞り開放では幾分柔らかく感じるものの艶っぽく、ピントの芯を感じさせてくれる解像感は持ち合わせている。コントラストはやや弱めに感じるものの、花を撮るにはほどよい色のりでむしろこのくらいが丁度いいと感じるかもしれない。
逆光にはやや弱い面があり、高輝度な被写体をフレームインするとフレアが発生しやすい。ただし、全体的に破綻するようなフレアでは無く、描写の味付けになりうるふんわりとしたフレアを楽しめる程度のもの。
参考 記事・サイト
評判・関連
購入早見表
楽天市場 | Amazon | カメラのキタムラ | |
50mm F2.8 Macro SAL50M28 | 新品・中古情報 |
新品・中古情報 |
新品・中古情報 |
Flickr作例
レンズデータ
レンズ仕様
名称 | 50mm F2.8 Macro | |
---|---|---|
対応撮像画面サイズ | 35mmフルサイズ | |
焦点距離イメージ(mm) *1 | 75mm | |
レンズ構成 (群-枚) | 6群7枚 | |
画角 (APS-C) *1 | 32° | |
画角 (35mm判) | 47° | |
最小絞り (F値) | 32 | |
絞り羽根 (枚) | 7枚(円形絞り) | |
最短撮影距離 (m) | 0.2m | |
最大撮影倍率 (倍) | 1.0倍 | |
フィルター径 (mm) | 55mm | |
ADI調光対応 | ○ | |
テレコンバーター (1.4x) | × | |
テレコンバーター (2.0x) | × | |
フードタイプ | - | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 71.5mm×60mm | |
質量 約 (g) | 約295g |
サイト案内情報
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。スポンサーリンク
スポンサーリンク