このページでは一眼カメラ用交換レンズ「7artisans 12mm F2.8」の情報を収集しています。
レンズデータ
参考サイト
購入早見表
レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 12mm(35mm判換算 [18mm相当]) | 絞り羽根 | 7枚 |
---|---|---|---|
フォーカス | MF(マニュアルフォーカス) | 最短撮影距離 | 0.2m |
対応撮像画面サイズ | APS-C | フィルター | 装着不可 |
絞り | F2.8-F16 | サイズ | Φ63mm×67mm |
レンズ構成 | 8群10枚(非球面レンズ1枚) | 質量 | 約290g |
MTF
レンズ構成図
関連レンズ
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
- LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.
- XF14mmF2.8 R
- 10mm F2.8 ED AS NCS CS
- 12mm F2.0 NCS CS
- Touit 2.8/12
- PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
- PROMINAR 12mm F1.8 MFT
- VoightLander NOKTON 10.5mm F0.95
- Laowa 9mm F2.8 Zero-D
海外の評価
OpticalLimits
安価ながら良好なパフォーマンス
- 外装のクオリティはとても良好だ。総金属製でしっかりと組み立てられている。
- フォーカスリングと絞りリングはどちらも滑らかに動作し、きちんとした抵抗量だ。
- クリックレスの絞りリングは静止画ユーザーには理想的な動作ではないかもしれないが、動画ユーザーには好まれる仕様だ。
- 出目金レンズのため円形フィルターを装着することは出来ない。ただし、77mmフィルターを装着できるアダプターが別売りされている。
- リアフォーカス式のため、レンズの全長は一定だ。
- 電子接点が無いため、ボディ側でAF・EXIF情報・絞り・レンズ補正を利用することが出来ない。ただし、12mm F2.8は被写界深度が深いのでピント合わせで問題は感じない。
- 歪曲収差は驚くほど光学的に補正されている。ミラーレス用の広角レンズは顕著な樽型歪曲を示す傾向(レンズ補正に依存する)にあるが、このレンズは極僅かな糸巻き型である。
- 周辺減光は歪曲収差ほど見事に補正されておらず、絞ってもあまり改善しない。F8まで絞っても依然として-1.4EVの減光量だ。補足すると、このカテゴリはTouitやSonyも良く無い。
- 解像性能はとても良好だが、欠点はある。中央はF2.8から優れているが、フレーム端や四隅はソフトだ。絞ると向上し、F5.6では良好な周辺画質を期待できる。面白いことに大半はフレーム端より四隅のほうが優れている。これはとても稀な傾向だ。スイートスポットはF8で、フレーム端や四隅でも非常に良好な結果を得ることが出来る。
- 像面湾曲は存在するが、極端なものではない。
- 倍率色収差は平均で約0.6ピクセルと低水準だ。
- 超広角レンズは逆光耐性が低いものだが、驚いたことにこのレンズはとてもしっかりとしている。絞るといくらかゴーストを確認できるが、悪く無い。
非常に安価なレンズだったので光学性能には期待していなかった。しかし、このレンズには肯定的な意味で驚かされた。中央はとてもシャープで絞ればフレーム全域でとても良好だ。倍率色収差は小さく、歪曲収差は無視できる。
ビルドクオリティには二つの側面がある。金属製外装は素晴らしく、フォーカスリングは適切な抵抗量と滑らかさで動作する。しかし、クリックレス仕様の絞りリングに加えて電子接点には非対応だ。
全体的に見て7Artisans 12mm F2.8はコストパフォーマンスに優れており、予算内ならば面白い選択肢となる。
OpticalLimits:7Artisans 12mm f/2.8 (Sony E-mount) - Review / Test Report
Sony Alpha Blog
- フルマニュアルレンズでクリックレスの絞りリングとマニュアルフォーカスリングを備え電子接点は無い。
- フォーカスリングは程よいサイズで使いやすい。
- 絞りリングにF11が無い。
- 総金属製でビルドクオリティは良好だ。
- シャープネス:α6000
・中央:F2.8でgood、F4でvery good、F5.6-F8でexcellent、F16でvery good
・四隅:F2.8でaverage、F4でgood、F5.6-F8でvery good、F16でgood - 周辺減光は絞り開放で目に見え、F5.6で解消する。
- 色収差は僅かだが存在する。
- 歪曲は目に見えず優れたパフォーマンスだ。
- 玉ボケはまずまずだがボケ量は少ないので心配することはない。
- 後ボケは騒がしい
- 発色は7.5mmと同じくとても飽和しており、シャドーは暗すぎる。
12mm F2.8は価格からするととても良好な広角レンズだ。四隅のシャープネスや歪曲に優れ、ビンテージな発色の風景撮影がしたいのであれば適したレンズである。
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