このページではOMDS「OLYMPUS PEN E-P7」と「OLYMPUS PEN E-PL10」の外観やスペックの違いを見比べています。
更新履歴
- 20201-06-09:「OLYMPUS PEN E-P7」の正式発表を受けて「E-PL10」との比較ページを作成しました。ざっと仕様を見ながら作成しましたが、何か間違いがあればご指摘いただけると幸いです。
Index
基本情報と価格の確認
| E-P7 | E-PL10 | |
| 発売日 | 2021年6月25日 | 2019年11月22日 |
| 希望小売価格 | オープン | オープン |
| 初値 | ?84,150 | ?77,216 |
| 商品ページ | 商品ページ | |
| 仕様表 | 仕様表 | |
| データベース | データベース |
PEN E-P7

主な利点
- 2000万画素 Live MOSセンサー搭載
- 5軸4.5段分のボディ内手ぶれ補正
- カラープロファイル・モノクロプロファイル機能
- ファインチューン機能対応のArtフィルター追加
- 2ダイヤル操作に対応
- USB充電対応
- 高性能化にも関わらず小型軽量
- SD UHS-II対応によるバッファの強化
| PEN E-P7 ボディ シルバー | |||
| 楽天市場 | Amazon | キタムラ |
|
| ソフマップ |
|||
| ビックカメラ |
PREMOA |
||
| PEN E-P7 ボディ ホワイト | |||
| 楽天市場 | Amazon | キタムラ |
|
| ソフマップ |
|||
| ビックカメラ |
PREMOA |
||
| PEN E-P7 14-42mm EZレンズキット シルバー | |||
| 楽天市場 | Amazon | キタムラ |
|
| ソフマップ |
|||
| ビックカメラ |
PREMOA |
||
| PEN E-P7 14-42mm EZレンズキット ホワイト | |||
| 楽天市場 | Amazon | キタムラ |
|
| ソフマップ |
|||
| ビックカメラ |
PREMOA |
||
PEN E-PL10

主な利点
- 低価格(売り出し価格・実勢価格)
- カラーバリエーション
- E-PL9と同じアクセサリー共用可能
| PEN E-PL10 ボディ | ||||
| ブラウン | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| ホワイト | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| ブラック | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| PEN E-PL10 14-42mm EZレンズキット | ||||
| ブラウン | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| ホワイト | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| ブラック | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| PEN E-PL10 EZダブルズームキット | ||||
| ブラウン | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| ホワイト | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
| ブラック | 楽天市場 |
Amazon |
キタムラ |
|
外観の違い
正面

基本的なサイズやカメラデザインはよく似ています。ただし、グリップの形状やトッププレートの意匠が変化し、前面にはカラープロファイルやモノクロプロファイルに切り替えることが出来るレバーを搭載しています。
背面

ボタンレイアウトは同じですが、一部ボタンの機能が変化しています。
・RECボタン→AFL/AELボタン
・露出補正ボタン→ISOボタン
上面

コマンドダイヤルが2つに増え、上部にはRECボタンとAPモードボタンを搭載。ただし、E-PL10が持つFnボタンが無くなっています。
スペックの違い
イメージセンサー
| E-P7 | E-PL10 | |
| センサーサイズ | 4/3型Live MOS | 4/3型Live MOS |
| センサー形式 | 表面照射型 | 表面照射型 |
| 有効画素数(万画素) | 約2030万画素 | 約1605万画素 |
| 最大記録画素 | 5184×3888 | 4608 × 3456 |
| アスペクト比 | 4:3 3:2 16:9 1:1 3:4 |
4:3 3:2 16:9 1:1 3:4 |
| ローパスフィルター | なし? | なし? |
| 手振れ補正(補正段数) | 5軸4.5段 | 3軸3.5段 |
| 光学IS連携(補正段数) | - | - |
| 除塵機能 | SSWF | SSWF |
PEN-Fと同じかどうか不明ですが、有効画素数2030万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載。従来の1600万画素から高画素化しています。高感度ISOやダイナミックレンジの改善が予想されますが、劇的な改善は期待しないほうが良いでしょう。
(以下は同じセンサーを搭載していると思われるPEN-FとE-PL7との比較)

E-P7はE-PLシリーズの3軸ボディ内手ぶれ補正ではなく、E-M10 Mark IVと同じ5軸4.5段のボディ内手ぶれ補正を搭載しています。これにより、より効果的な手ぶれ補正を期待することが出来ます。
プロセッサー
| E-P7 | E-PL10 | |
| 画像処理エンジン | TruePic VIII | TruePic VIII |
| RAW出力形式 | 12bitロスレス | 12bitロスレス |
| 記録メディア | SDXC UHS-II | SDXC UHS-I |
| メディアスロット | 1 | 1 |
画像処理エンジンは引き続き「TruePic VIII」を使用しており、E-M1 Mark IIIの「TruePic IX」ではありません。
露出
| E-P7 | E-PL10 | |
| 測光方式 | 324分割ESP 中央重点 スポット スポット ハイライト スポット シャドー |
324分割ESP 中央重点 スポット スポット ハイライト スポット シャドー |
| 測光範囲 | EV -2?20 | EV -2?20 |
| 露出モード | AUTO P/A/S/M バルブ(M) タイム(M) コンポジット(M) SCN AP Art |
AUTO P/A/S/M バルブ(M) タイム(M) コンポジット(M) SCN AP Art |
| 常用ISO感度 | 200-25600 | 200-25600 |
| 拡張ISO感度 | 100 | 100 |
| 露出補正 | ±5EV | ±5EV |
| フリッカー低減 | - | - |
| DR補正 | 対応 | 対応 |
特にこれと言って大きな変化はありません。
オートフォーカス
| E-P7 | E-PL10 | |
| AF方式 | コントラスト | コントラスト |
| 測距点(位相差) | - | - |
| 測距点(コントラスト) | 121点 | 121点 |
| カバーエリア | 不明 | 不明 |
| 測距輝度範囲 | 不明 | 不明 |
| フォーカスモード | S-AF C-AF MF S-AF+MF C-AF+TR |
S-AF C-AF MF S-AF+MF C-AF+TR |
| 測距エリアモード | オール シングル グループ 9点 |
オール シングル グループ 9点 |
| 顔検出 | 対応 | 対応 |
| 瞳検出 | 対応 | 対応 |
| 追従特性カスタマイズ | - | - |
| 被写体検出機能 | - | - |
| 縦/横位置切替 | - | - |
| MFアシスト | ピーキング | ピーキング |
| ライブビュー拡大 | 3?14倍 | 3?14倍 |
従来通りのハイスピードイメージャAF(コントラスト検出方式)です。E-M5/E-M1系の像面位相差AFには対応していません。
ドライブ
| E-P7 | E-PL10 | |
| シャッター速度 | 60?1/4,000秒 | 60?1/4,000秒 |
| 電子先幕シャッター | 60?1/320秒 | 60?1/320秒 |
| 電子シャッター速度 | 60?1/16,000秒 | 60?1/16,000秒 |
| フラッシュ同調 | 1/250秒以下 | 1/250秒以下 |
| 高速連続撮影 AF/AE固定 | 約8.7コマ秒(メカ) 約15コマ秒(電子) |
約8.6コマ秒(メカ) 約14.1コマ秒(電子) |
| 高速連続撮影 AF/AE追従 | 約5.0コマ秒(メカ) 約6.3コマ秒(電子) |
約4.8コマ秒(メカ) 約6.1コマ秒(電子) |
| 連続撮影枚数 | RAW 無制限 (8.7fps) RAW 42枚 (15fps) |
RAW 14コマ (4.8fps) RAW 13コマ (8.6fps) |
| 特殊連写 | - | - |
| 低速限界設定 | - | - |
| プリ連写機能 | - | - |
| セルフタイマー | 1?30秒 1?10枚 間隔調整 |
1?30秒 1?10枚 間隔調整 |
基本的なドライブ性能はほぼ同等ですが、SD UHS-II対応によりバッファクリア速度が改善。このため、連続撮影時枚数が向上しています。
ファインダー・モニター
| E-P7 | E-PL10 | |
| ファインダー方式 | - | - |
| ファインダー解像度 | - | - |
| 視野率 | - | - |
| アイポイント(mm) | - | - |
| 最大ファインダー倍率 | - | - |
| 視度調整範囲 | - | - |
| リフレッシュレート | - | - |
| 備考 | ||
| モニター形式 | TFTカラー | TFTカラー |
| モニター解像度(ドット) | 約104万ドット | 約104万ドット |
| モニターサイズ | 3.0型 | 3.0型 |
| 可動方式 | チルト 上80度 下180度 |
チルト 上80度 下180度 |
| タッチパネル | 対応 | 対応 |
E-PL10と全く同じ仕様です。
動画
| E-P7 | E-PL10 | |
| 映像記録方式 | MPEG-4AVC/H.264 | MPEG-4AVC/H.264 |
| 音声記録方式 | LPCM | LPCM |
| 記録形式 | MOV | MOV |
| 8K | - | - |
| 4K | 4K UHD 30/25/24p 102Mbps |
4K UHD 30/25/24p 102Mbps |
| FHD | 60p/50p/30p/25p/24p IPB 52Mbps |
60p/50p/30p/25p/24p IPB 52Mbps |
| 動画クロップ | ||
| ハイスピード | HD 120fps | HD 120fps |
| 連続撮影制限 | 約29分 | 約29分 |
| 外部出力 | モニターモードのみ | モニターモードのみ |
| タイムラプス動画 | 対応 | 対応 |
| 動画撮影機能 | ムービーエフェクト ムービーテレコン アートフィルター動画 クリップス |
ムービーエフェクト ムービーテレコン アートフィルター動画 |
| 動画プロファイル | - | - |
| 電子手ぶれ補正 | 対応 | 対応 |
E-PL10と全く同じ仕様です。
作画機能
| E-P7 | E-PL10 | |
| HDR撮影 | 対応 | 対応 |
| 多重露光 | 2枚 | 2枚 |
| インターバル撮影 | ?999枚 | ?999枚 |
| 高解像撮影 | - | - |
| ブラケット | AE/Focus | AE/Focus |
| その他特殊撮影 | 2軸デジタルシフト ライブバルブ ライブコンポジット パノラマ |
2軸デジタルシフト ライブバルブ ライブコンポジット パノラマ |
| ボディ内RAW現像 | 対応 | 対応 |
| 仕上がり設定 | 9種 | 9種 |
| プロファイル調整機能 | シャープネス コントラスト 彩度 諧調 H&S カラーP モノクロP |
シャープネス コントラスト 彩度 諧調 H&S |
| ホワイトバランス | オート プリセット6種 ワンタッチWB 色温度 |
オート プリセット6種 ワンタッチWB 色温度 |
| デジタルフィルター | 16種 | 16種 |
E-P7注目の機能が「カラープロファイル」「モノクロプロファイル」コントロール機能。PEN-F以来の実装となり、この機能を待ち望んでいた人も少なからずいるはず。12色の色ごとに彩度を調整することができ、同時にシャドウやハイライトのトーン調整も可能。

モノクロプロファイルコントロールではカラーフィルターの効果に切り替わり、8色11段階で強度の調整が可能となっています。設定したプロファイルは既存の4枠に保存が可能となっている模様。

さらにファインチューン機能はE-PL10で「ポップアートI」と「ファンタジックフォーカス」のみ対応していたものの、E-P7では「ポップアートI/II」、「ファンタジックフォーカス」、「トイフォトI/II/III」、「クロスプロセスI/II」、「ネオノスタルジー」まで拡張しています。使いやすいArtフィルターが追加されているので実用的な機能となってきています。
インターフェース
| E-P7 | E-PL10 | |
| デジタル端子 | USB 2.0 Micro-B |
USB 2.0 Micro-B |
| 特殊端子 | - | - |
| シンクロ端子 | - | - |
| HDMI端子 | D | D |
| 外部マイク端子 | - | - |
| ヘッドフォン端子 | - | - |
| リモコン端子 | - | - |
| ワイヤレスリモコン | - | - |
| WiFi | 802.11b/g/n | 802.11b/g/n |
| Bluetooth | Ver.4.2 | Ver.4.0 |
| NFC | - | - |
| GPS | - | - |
| 環境センサー | - | - |
| テザー撮影 | - | - |
| 電子水準器 | 2軸 | 2軸 |
| 内蔵フラッシュ | GN 5.4 コマンダー機能 |
GN 5.4 コマンダー機能 |
Bluetoothのバージョンが更新されているものの、これと言った機能改善はありません。
電源・ボディ
| E-P7 | E-PL10 | |
| バッテリー | BLS-50 | BLS-50 |
| 縦位置グリップ | - | - |
| USB充電 | 対応 | - |
| USB給電 | - | - |
| 撮影可能枚数 静止画 |
約360枚 | 約350枚 |
| 撮影可能枚数 動画 |
約80分 | 約80分 |
| ボディ材質 | プラスチック | プラスチック |
| ボディサイズ 幅 | 118.3 | 117.1 |
| ボディサイズ 高 | 68.5 | 68 |
| ボディサイズ 奥 | 38.1 | 39 |
| 質量(メディア・バッテリー含) | 約337g | 約380g |
| 質量(ボディのみ) | 約289g | 約332g |
| 防塵防滴 | - | - |
| 動作温度 | 0?+40℃ | 0?+40℃ |
USB充電に対応した代わりに外部充電器が付属していません。モバイルバッテリーやUSBアダプター経由での充電がメインとなります。
E-PL10から高機能化していますが、ボディサイズを維持しつつ軽量化を実現しています。
サイト案内情報
比較記事
- 「X-T30 III」と「X-M5」の外観やスペックの違い
- 「EOS R6 Mark III」と「EOS R6 Mark II」の外観やスペックの違い
- 「X-T30 III」と「X-T30 II」の外観やスペックの違い
- 「OM-5 Mark II」と「EOS R10」の外観やスペックの違い
- 「X-E5」と「X100VI」の外観やスペックの違い
- 「RICOH GR IV」と「RICOH GR III」の外観やスペックの違い
- 「OM-5 Mark II」と「EOS R7」の外観やスペックの違い
- 「RX1R III」と「RX1R II」の外観やスペックの違い
- 「Z5II」と「EOS R6 Mark II」の外観やスペックの違い
- 「Z5II」と「α7 IV」の外観やスペックの違い
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。