ニコンが日本経済新聞の「一眼レフカメラ開発から徹底(ミラーレスへの集中)」報道に関して反応を示しています。自社の発表ではなく、あくまでも憶測によるものと述べていますが…。
本日、一部報道機関より、当社が一眼レフカメラ開発から撤退という報道がなされましたが、憶測によるもので、当社が発表したものではありません。
デジタル一眼レフカメラの生産、販売、サポートは継続しており、ご愛用のお客様には引き続きご安心してご利用頂ければと思います。
とのこと。
日本経済新聞の報道はあくまでも憶測であり、ニコンの発表を受けて報道したものではないと主張しています。ただし、一眼レフカメラ開発の徹底に関して否定はしておらず、報道でもあったように生産・販売・サポートは継続すると明言。既に朝日新聞も同じ内容を報道していることから、水面下で正式発表前の話が漏れ伝わっているのかもしれませんね。ただし、朝日新聞は「成長するミラーレスに注力」と題しており、誤解が生じる可能性のある日本経済新聞の報道よりも適切と言えそう。また、一眼レフ開発の「撤退」ではなく「停止」と表現しています。
現在、ニコンは2021年末に登場したミラーレスのフラッグシップモデル「Z 9」の需要が高く、この辺りを起点としてスポーツ・野生動物向けの超望遠レンズが次々とリリースされています。一眼レフの主戦場であった動体撮影の現場で、一眼レフからミラーレスへ、世代交代が迫ってきているように見えます。このような状況の中で一眼レフカメラの開発を停止するのは自然な流れであり、リソースをミラーレスに集中するのは理にかなっていると言えるでしょう。
私もD850ユーザーだったのでFマウントの終焉は残念。とは言え、既存モデルの生産やサポートは継続すると明言しているので、急に無くなってしまうことはないはず。DXモデルは残すところD7500といくつかのズームレンズとなってしまいましたが、FXモデルはまだ楽しめる時間が残っていると思います。
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