realmeがRICOH GRコラボのスマートフォン「realme GT 8 Pro」が中国で販売開始。価格はRAMとROMの組み合わせ5種類で、3999元-5199元とのこと。メインカメラは1.5型 50MPの22mm相当とのこと。GRモードではクロップして利用するみたいですね。
DPReview:Realme's latest phone comes with a heaping helping of Ricoh GR branding
- RealmeはGT 8 Proを発表。リコーGRとの共同開発により、コンパクトカメラのストリートフォトグラフィーの性能をモバイル写真にもたらすことを目指している。
- これは単なる「雰囲気」ではない。GT 8 Proには、GRシリーズカメラの標準、ポジフィルム、ネガフィルム、モノクロ、高コントラストモノクロといったカラーモードを模倣した5つのプリセット搭載。
- GRカメラの28mmおよび40mm相当レンズを再現した撮影モードも採用。ただしこれらは「擬似焦点距離」だ。1/1.56型センサーと組み合わせた22mmレンズからのデジタルクロップ。
- GT 8 Proは標準的なスマートフォンカメラ3基を搭載:
・5000万画素メインカメラ
・2億画素ペリスコープ望遠
・5000万画素超広角- Realmeによれば、望遠カメラは3倍光学ズーム、最大12倍の「ロスレスズーム」(これもセンサー中央部のクロップによる)、そしてデュアル軸OIS手ぶれ補正をサポート。
- 動画面では、4K120fps(Dolby Vision対応)または最大8K30fpsの撮影が可能。
- Realme初の交換可能なカメラバンプフレームを搭載。カメラモジュールは側面の2本のネジで交換部品を確実に固定する。カメラの仕様や機能は変わらない。
- GT 8 Proは最上位モデルのSnapdragon Elite Gen 5 Extreme Editionチップセットを搭載、最大16GBのRAMと1TBのUFS 4.1ストレージを備える。
- Realme独自開発のR1グラフィックチップも搭載。
- ディスプレイもフラッグシップ仕様で、QHD+解像度と144Hzリフレッシュレートを備えたAMOLEDを採用している。通常使用時で2000ニットの輝度を保証し、ピーク部分では4000ニットまで向上。
- 有線充電は120W、無線充電は50Wに対応する。
- IP66、IP68、IP69の防水防塵性能を備えている。
- Realme GT 8 Proは現時点で中国のみでの販売、カラーはホワイト、グリーン、ブルーの3色。
- 本日より予約受付を開始し、基本価格は3999元(約562ドル)である。
販売価格
- 12GB+256GB:3999元
- 16GB+256GB:4299元
- 12GB+512GB:4499元
- 16GB+512GB:4699元
- 16GB+1TB:5199元
カメラユニットの仕様が不明でしたが、メインは1.5型 22mm相当 F1.8 5000万画素センサーを使用する模様。同サイズの2億画素 F2.6 望遠カメラユニット(65mm相当)や、1/2.88型の超広角(16mm相当) 5000万画素カメラも搭載。一般的なスマートフォンカメラとしても利用可能となっています。
GRモードではメインカメラをクロップして利用するため、1.5型センサー本来の画質と比べるとノイズ耐性などが低下すると思われます。とはいえ、GR Digitalが1/1.7型や1/1.8型だったので、同程度のセンサーサイズで明るい単焦点レンズを搭載していると考えると問題無さそう。(40mmモードはさらにg画質が低下しそうですが)
今のところ日本での販売は不明。リコーイメージングが代理店となって販売すると面白そうですねえ。
追加情報
realmeglobal(Instagram)
- メインカメラ:RICOH GRレンズ
・5層反射防止コーティング
・2層ARコーティング- RICOH GRモード
・28/40mm 焦点距離
・ビューファインダーモード- RICOH GR フィルムトーン
・ハイコントラストB&W
・ポジフィルム調
・ネガフィルム調
・スタンダード
・モノトーン- RICOH GR トーンレシピ
- RICOH GR ウォーターマーク
カメラ周辺のベゼルを交換可能
カメラユニットのみブランド化するスマートフォンが多い中、撮影モードやカラー・トーンでGRライクな体験ができるようです。サンプルを見る限りでは雰囲気のある画像を出力できるように見えます。本家GRよりもシーンを選ばずスナップしやすくなるかもしれませんね。
さらにADJモードのようにアスペクト比やゾーンフォーカスを素早く切り替えることができる機能があると良いですねえ。
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コラボレーション発表時の情報
- realmeとRICOH Imagingはスマートフォン画像分野における長期戦略的提携を発表。
- 4年をかけて実現したこの画像技術提携はGT 8 Proシリーズで初披露され、ユーザーがシャッターを切るたびに体験を向上させる深いカスタマイズを実現。
- ストリートフォトグラフィー文化の共同推進も行う。
- 正式な提携開始は10月14日、中国・北京で行われる予定。
- 両社は「4 Years in One Snap」動画を公開。共同開発の4年間を振り返るとともに、realme GT 8 Pro専用に設計された初の共同製品の特徴を予告。
- リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:森 泰智)は、realme社(Realme Chongqing Mobile Telecommunications Co., Ltd:中国)が製造・販売するスマートフォンのカメラ機能に対する技術開発並びにユーザーコミュニケーションにおけるコラボレーションをおこないますのでお知らせいたします。
- 今回の協業は、realme社製のスマートフォンに搭載されるカメラ機能について、「RICOH GR」の開発メンバーを中心に検討およびアドバイスをおこなってきたもので、第一弾としてrealme社からスマートフォン「realme GT 8 Pro」が発売される予定です。2025年10月14日には中国・北京で両社コラボレーションの記念イベントを予定しています。
- 本コラボレーションは、これまでスマートフォンのみを利用して写真撮影を楽しまれてきた方々に対し、より高画質・高品質な写真を体験いただくことで、趣味や芸術表現としての写真の素晴らしさ、さらにはカメラ自体への関心を高めていただくことを目的としています。リコーイメージングがこれまで「RICOH GR」シリーズで培ってきた、ストリートフォトグラフィーに適した撮影機能や描写性能の一部をより多くの方々に体感いただくことで、ストリートフォトグラフィーの楽しみや、さまざまな視点で日常の中の被写体を発見する文化を両社で提供していきたいと考えています。
- コラボレーションの技術的な概要
レンズ、画像処理、ユーザーインターフェース(UI)のそれぞれについて、「realme」と「RICOH GR」の研究開発チームによる徹底したカスタマイズを通じ、設定した基準注2に基づく性能評価および対象となるスマートフォン実機を用いた実写画像の官能評価を実施しています。
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主な仕様
GR IV | |
レンズ | 5群7枚 18.3mm F2.8-16 |
マクロ | 0.06m~0.15m |
イメージセンサー | 2,574万画素 |
センサー除塵 | 超音波振動 DR II 帯電防止コーティング |
手振れ補正 | 5軸6段分 |
画像処理エンジン | GR ENGINE 7 |
RAW | RAW (DNG) 14bit |
ISO | 100~204800 |
ストレージ | 内蔵メモリ(約53GB) microSD/microSDHC/microSDXC |
AF | ハイブリッドAF |
シャッター | 1/4000秒~30秒 |
モニター | サイズ:3.0インチ 解像度:約103.7万ドット アウトドアモニター「オート」搭載 |
動画フレームレート | フルHD(1920×1080、60p/30p/24p) |
動画出力 | MPEG4 AVC/H.264 (MOV) |
USB | USB-C |
Wi-Fi | 2.4/5.1GHz |
その他ポート類 | ホットシュー |
バッテリー | タイプ:DB-120 撮影可能枚数:約250枚 |
サイズ | 約109.4×61.1×32.7mm |
重量 | 本体のみ:約228g バッテリー含:約262g |
その他機能 | 自動水平補正 ローパスセレクター フルプレススナップ フォーカスリミッター ウォーム優先WB ホワイト優先WB 撮影メモリー設定 スナップ優先モード |
新イメージコントロール | シネマ調 イエロー シネマ調 グリーン カスタム3 粒状感の詳細設定 |
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