「VILTROX AF 14mm F4.0」のレビュー第二回 解像チャート編を公開。
簡易的なまとめ
近距離でも広い範囲できんとした結果が得られました。3万円台の14mm超広角レンズとしては非常に良好。倍率色収差の影響はありますが、現像・カメラ側の補正で簡単に修正できるので過度の心配は無用。シグマやタムロンと言ったメーカーの単焦点・ズームレンズと比べても見劣りしません。
接写性能が高いので、ダイナミックかつシャープな結果が得られるコンパクトな超広角レンズとして面白い選択肢となりそうです。
Even at close range, it delivered sharp results across a wide area. For a 14mm ultra-wide-angle lens in the ¥30,000 price bracket, it performs exceptionally well. While chromatic aberration is present, it can be easily corrected during processing or via in-camera correction, so there's no need for excessive concern. It holds its own against prime and zoom lenses from manufacturers like Sigma and Tamron.
Given its inherently strong close-up performance, it looks set to be an intriguing option as a compact ultra-wide-angle lens capable of producing dynamic and sharp results.
*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。
VILTROX AF 14mm F4.0のレビュー一覧
解像力チャート
撮影環境

テスト環境
- カメラボディ:Z8
- 交換レンズ:VILTROX AF 14mm F4.0
- パール光学工業株式会社
「【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)」
- オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
- 屋内で照明環境が一定
- 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
- RAW出力
- ISO 100 固定
- Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
・シャープネス オフ
・ノイズリダクション オフ
・色収差補正オフ
・格納されたレンズプロファイル(外せない) - 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
(像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェック) - 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)
補足
今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性あり。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。
テスト結果

14mmレンズはチャートの至近距離まで近寄って撮影する必要があります。超広角レンズと定型チャートの相性は非常に悪い。接写時は周辺や隅の画質が低下する傾向がよく見られ、本レンズも同様。
それでも、F4の絞り開放から(解析ソフトで数値を測定できるくらいには)きちんとした結果が得られています。低価格の14mmレンズとしては大いに評価できる結果かと思います。また、中央は絞り開放から非常にシャープで、絞る必要はありません。
中央

F4から細部までシャープでコントラストも高め。絞りによる画質の改善効果はほとんどなく、F8以降で回折の影響で低下するのみ。
周辺

画質の極端な低下は見られず、コントラスト高め。倍率色収差こそ目立つものの、補正次第で良好な結果が得られると思います。
四隅

細部の解像性能はイマイチですが、14mm接写時のフレーム隅の結果と考えると十分良好。周辺と同じく倍率色収差が目立ちますが、コントラストが大幅に低下するほどではありません。
数値確認
| Center | Mid | Corner | |
| F4.0 | 4371 | 3012 | 1778 |
| F5.6 | 4401 | 3277 | 2431 |
| F8.0 | 4283 | 3012 | 2668 |
| F11 | 3904 | 3216 | 2795 |
| F16 | 3629 | 2690 | 2092 |
競合製品
過去にテストした日本メーカーの広角レンズも健闘しています。特にシグマは均質性が高く、高解像撮影における伸びしろも大きい(焦点距離は17mmと長めですが)。
しかし、いずれもVILTROXより歪曲収差の補正必要量が多く、補正時に多少のクロップは避けられません。後述するように、VILTROXは歪曲収差を光学的にある程度補正しながら、隅のパフォーマンスを維持しています。低価格・小型軽量を同時に実現していると考えると拍手喝采。
まとめ

近距離でも広い範囲できんとした結果が得られました。3万円台の14mm超広角レンズとしては非常に良好。倍率色収差の影響はありますが、現像・カメラ側の補正で簡単に修正できるので過度の心配は無用。シグマやタムロンと言ったメーカーの単焦点・ズームレンズと比べても見劣りしません。
接写性能が高いので、ダイナミックかつシャープな結果が得られるコンパクトな超広角レンズとして面白い選択肢となりそうです。
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