Digital Camera Worldが「Insta360 X6」のレビューを公開。大型センサーによる高性能化と同時に、小型化や機能も強化されていると評価。360度カメラの欠点は大部分が過去のものとなったとのこと。
- 外観:従来のXシリーズからボディ形状を変更し、より短くコンパクトなデザインを採用。アクション撮影で扱いやすく、従来の2つの物理ボタンを廃止して感圧式ディスプレイを採用した。マグネットマウントは継承しつつ、4つの接点を追加して新しいアクセサリーに対応。
- 質感:堅牢性は十分に感じられ、各ポートはシールされたカバーで保護されている。ケースなしで20m防水に対応し、第2世代のレンズは現場で交換しやすく、価格も従来より低くなった。
- バッテリー:バッテリー駆動時間は公称140分。80%まで約24分で充電できる。バッテリーを内蔵した新しい自撮り棒にも対応し、長時間撮影や長時間のタイムラプス撮影に適している。
- インターフェース:USB-C、Bluetooth、Wi-Fiに対応。Wi-Fi 6によるファイル転送は高速で、PCへの素材取り込みをスムーズに行える。
- 携帯性:従来より短く、やや厚みのあるコンパクトなボディを採用。アクション撮影で扱いやすく、ポケットジンバルカメラに近い使い方もできる一方、堅牢性はアクションカメラに近い。
- グリップ:記載なし。
- 操作性:感圧式ディスプレイをシャッターボタンとして利用でき、手袋をした状態でも画面を押して録画を開始・停止できる。画面上の主要ボタンも押しやすく、メニュー操作は素早く分かりやすい。一方、従来機から乗り換える場合はボタン位置の変更に慣れが必要。
- モニター:2.32型OLEDディスプレイを搭載。ピーク輝度1200nitで、晴天下でも十分な明るさを確保。
- メニュー:操作は素早く、分かりやすい。
- 追従:アクティブ被写体追跡に対応し、ジンバルモードでは移動する近距離の被写体をフレーム内に維持する。
- 解像性能:1/1.1型の正方形センサーを搭載し、静止画は120MP、360度動画は最大8K 50fpsに対応。大型センサーの採用によって静止画・動画とも従来モデルから画質が明確に向上しており、豊富なディテールと微妙な階調差を再現できる。8Kの球面映像から大きくクロップしても十分なディテールを引き出せる。
- 高感度ISO:大型の1/1.1型センサーにより、低照度時の画質が従来モデルから向上。タイムズスクエアのような明暗差の大きい環境でも、暗い部分を含めてディテールを記録できた。
- ダイナミックレンジ:記載なし。
- ホワイトバランス:周囲の明るさを測定するセンサーとAdaptiveTone 2.0を搭載し、左右それぞれのカメラで個別に測光する。
- JPEG:記載なし。
- 動画:360度動画は最大8K 50fpsに対応し、従来の30fpsから高速化。Dolby Vision HDRと10bitカラーにも対応する。単レンズモードでは5K 60fps、4K 120fpsに対応。ジンバルモードでは4Kの平面動画を撮影できる。
- 色:10bitカラーとDolby Visionに対応。色再現や階調表現を高めている。
- ストレージ:47GBの内蔵ストレージに加えてmicroSDカードに対応。
- タイムラプス:最大16K(15360×7680)のタイムラプス記録に対応。
- 音声:マイクアレイにより、混雑した場所でも話者の声を拾える。
- ソフトウェア:Insta360 Studio、スマートフォンアプリ、Premiere向けプラグインなどを用意。「撮影してから構図を決める」ワークフローを効率化。スマートフォンアプリは撮影素材から自動的に編集した動画を作成し、動きの多い場面を抽出できる。
- AI:AIによる自動編集に対応し、カメラを電源につないで放置すると自動的に編集を開始する。スマートフォンアプリでも素材から動きの多い部分を識別して編集できる。
- 360:360度映像と平面映像を同時に撮影でき、平面映像をすぐに利用しながら後からリフレームできる。ただし、このモードの解像度は1080pおよび5.7Kが上限。
- 価格:GoPro Max 2やDJI Osmo 360より高価なプレミアムモデルであり、X5とX4 Airは引き続き販売され、X6が最上位モデルとなる。
- 総評:360度カメラの欠点は大部分が過去のものとなった。360度カメラ、アクションカメラ、ポケットジンバルカメラという3つの用途を1台で担える点が大きな特徴。ただし、常に3機種すべてを完全に置き換えられるわけではない。価格も高価だが、3つの用途それぞれで十分な性能を備えている。安価ではないが、大型の1/1.1型センサー、8K 50fps、10bit、Dolby Vision、AI機能などによって、従来の360度カメラより大幅に性能を高めている。
- 競合:X4 AirはX6より軽く、バッテリー駆動時間やセンサー、プロセッサー性能で劣る一方、低価格で360度撮影を楽しめる。DJI Osmo 360は大型センサーを搭載し低照度性能に優れるほか、8K 50fpsや10bitに対応するが、単レンズモードは4Kまでで、内蔵ストレージは105GBとX6より多い。
- 備考:
Digital Camera Worldのレビューによると、センサー大型化による画質向上や動画性能・バッテリー性能の強化などを評価。同時に小型化も実現しているようです。
高性能化と同時に過去の欠点をほぼ解消した360度カメラとなっている模様。そのぶん価格設定も高くなりましたが、それだけの価値があるようです。幸いにも、オーバースペックと感じた場合は「X4 Air」「X5」などの(比較して低価格な)選択肢が残っています。
モバイルアプリの不安定な動作について他レビューで言及がありましたが、DCWでは特に問題なさそう。ファームウェアの問題なのか、使用するスマートフォンとの相性だったのか、今のところ分かりません。
- 発売日:2026.8.12
- 初値:118,000円
2026年登場の360°カメラ最新モデル。X5より小型化しながら、センサーを大型化して画質を向上。X5比でセンサー面積は33%増加し、1フレームあたりの光量は4倍。さらに8コア3.3GHzの4nmプロセッサーと2基の専用画像処理チップを搭載し、処理能力はX5比500%、クロック速度は106%向上しながら消費電力を35%削減しています。
本体性能も強化。1,200ニトの2.32型OLEDディスプレイを搭載し、バッテリーは8K 30fpsの360°動画を140分記録でき、X5から51%延長。急速充電にも対応し、24分で80%まで充電可能。レンズは交換式で、従来より5倍傷に強く、交換費用も60%安くなっています。さらに20m防水のIP68に対応し、専用ケース使用時は60mまで潜水可能。
単なる360°カメラではなく、「360°カメラ」「被写体追跡ジンバルカメラ」「単眼アクションカメラ」の3台を1台にまとめた製品。InstaFrameにより被写体を追跡し、通常のジンバルカメラのような4K動画を生成できるほか、シングルカメラモードでは5K 60fpsや4K 120fpsにも対応。
販売価格は「X5」から大幅に上昇していますが、相応の強化が施されています。
アクセサリー早見表(Insta360 store)
- X6 標準レンズガード:4,800円
- X6 プレミアムレンズガード:7,900円
- X6 レンズ交換キット:5,800円
- X6 NDフィルター:8,500円
- X6 マイクウインドシールド:2,000円
- X6 レンズキャップ:1,400円
- X6全天候型USB充電カバー:1,900円
- X6 保護万能フレーム:10,200円
- X6 急速充電ケース:11,500円
- X6 軽量バッテリー:4,500円
- X6 エクストリームバッテリー:8,500円
- X6 見えない潜水ケース Pro:31,500円
- POVヘッドトラッカー:12,900円
- Insta360 Mic Pro
- SmallRig X6用シリコンカバー付き多機能保護ケージ
主な仕様
| X6 | |
| センサーサイズ | 1/1.1インチ センサー |
| チップ | Qualcomm 4nm プロフェッショナルイメージングチップ×2 |
| レンズ | F2.0 |
| レンズ交換 | 対応 |
| レンズガード | 対応 |
| 焦点距離 | 7.78mm |
| 360度動画解像度 動画モード |
8K:7680x3840@50/48/30/25/24fps 6K:6016x3008@60/50/48/30/25/24fps 4K: 3840x1920@100/60/50/48/30/25/24fps |
| シングルレンズ 動画解像度 動画モード |
5K (4:3):5120x3840@60/50/30/25fps 5K (3:4): 3840x5120@30/25fps 5K (16:9): 5120x2880@60/50/30/25fps 5K (9:16): 2880x5120@30/25fps 4K (4:3): 3840x2880@120/100/60/50/30/25fps 4K (3:4): 2880x3840@60/50/30/25fps 4K (16:9): 3840x2160@120/100/60/50/30/25fps 4K (9:16): 2880x3840@60/50/30/25fps 2.7K (4:3): 2688x2016@120/100/60/50/30/25fps 2.7K (3:4): 2016x2688@60/50/30/25fps 2.7K (16:9): 2688x1520@120/100/60/50/30/25fps 2.7K (9:16): 1520x2688@60/50/30/25fps |
| 写真画素数 | 360 写真:120MP(2:1、15520 x 7760) シングルレンズ:42MP(1:1、6528 x 6528) |
| 動画フォーマット | フラットモード:MP4 360モード:INSV |
| 写真フォーマット | INSP DNG |
| 動画モード 360度 |
動画、PureVideo、タイムラプス、TimeShift、バレットタイム、ループ録画、ロードモード |
| 動画モード シングルレンズ |
動画、InstaFrame 2.0、PureVideo、FreeFrame動画、ループ録画 |
| 写真モード | 写真、インターバル写真、スターラプス |
| カラー プロファイル | 標準(Rec.709)、Dolby Vision、I-Log |
| フィルター | 標準、ポジフィルム、ネガフィルム、CCフィルム、NCフィルム、フレッシュ、シネマティック |
| I-Log | 対応 |
| 動画コーデック | H.265 |
| 最大動画ビットレート | 240Mbps |
| 露出値 | ±4EV |
| ISO感度 | 100-6400 |
| シャッター速度 | 1/8000~120秒 |
| ホワイトバランス | 2000K - 10000K |
| 音声モード | - AI風切り音低減 - 強 - AIボイス音強調 - ステレオ - Dolby Atmos - エンジン音強調 |
| 音声ファイル形式 | 48 kHz、16ビット、AAC |
| ウインドガード | 対応 |
| 画面 | 2.32インチOLEDスクリーン |
| 重量 | 196g |
| サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) | レンズ装着時:50.0 × 100.0 × 40.0mm レンズ非装着時:50.0 × 100.0 × 26.4mm |
| メモリー | 64GB 内蔵ストレージ(使用可能領域:47GB) SDカード:microSD(UHS-I V30以上に対応) |
| バッテリー容量 | 2600mAh |
| 充電時間 | 80%まで24分 100%まで35分 PPS急速充電(30W)を使用 |
| 連続録画時間 | 8K30fps、140分 |
| 動作温度 | -20℃ 〜 40℃ |
| 防水性能 | 20m防水 |
| Bluetooth | BLE 5.3 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 802.11a/b/g/n/ac/ax |
| NFC | 対応 |
| USB | Type-C USB 3.1 |
| ジャイロスコープ | 6軸ジャイロスコープ |
| 取り付けポイント | 1/4インチねじ穴 磁気マウント |
| 色 | ミッドナイトブラック アークティックホワイト |
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