ePHOTOzineがパナソニック「LUMIX GX7MK3」のレビューを掲載しています。
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2000万画素の優れた画質
- このカメラはローパスフィルターレスの2000万画素センサーを搭載している。
- 4K PHOTOの新機能として比較明合成を搭載。
- 連写性能はAFSで9fps、AFCで6fpsだ。
- GX9は2013年に登場したGX7とよく似ている。レトロでプレミアムな外観でダイヤルは金属製だ。
- 操作性をより快適にするため、追加のハンドグリップとアイカップが用意されている。
- カスタマイズ可能なファンクションボタンは3カ所だ。さらにタッチパネルにFn機能を5種類登録できる。
- メニューは最新のデザインが採用されている。
- シャッター音はGX8よりも静かで他のミラーレスと似ている。
- 常用感度だISO200?25600だ。拡張感度ISO 100を使用可能だがダイナミックレンジは低くなっている。
- 最低限のノイズと最高のディテールを得るにはISO100?ISO1600の使用をおススメする。
- ISO1600~ISO6400は依然として良好な結果だが、ノイズが増加しディテールは低下する。
- ISO12800はノイズレベルが強くなり、可能であれば避けるべきISO感度だ。ウェブ上で使うならまだ役に立つ結果が出る可能性がある。ISO25600はノイズが多く、ディテールは劣化しているため避けるべきだろう。
- ノイズ性能はG9とほぼ同じで、GX8と比べてわずかな改善が見られる(特に色ノイズが抑えられている)。
- ホワイトバランスの性能は良好だ。AWBは混合照明で僅かに暖色傾向を示す。AWBcを使うことで正確な結果を得ることが可能だ。
LUMIX GX9(GX7MK3)はGX8からよりコンパクトなボディ、小型のチルトEVF、チルトモニタを搭載してアップデートしたカメラだ。3.0型のチルト液晶モニタは127万ドットと良好な解像度で、連写性能は9コマ秒に向上、手振れ補正は5軸4段に更新されDual.I.Sにも対応している。
画質はノイズ性能が僅かに向上し、色再現は従来機以上だ。GX8には無いフラッシュを搭載し、シャッター音はより静かである。バッテリーライフはかなり少ないので省電力モードがおススメだ。
もしも1600万画素で十分なのであれば、GX80(GX7MK2)はコストパフォーマンスに優れたカメラだ。しかし、GX9(GX7MK3)はとても便利なAWBcを備えているので物撮りに便利である。さらにBluetoothが追加されているのでスマートフォンやタブレットに簡単な画像転送が可能となっている。さらに2000万画素の優れた画質だ。
GX9(GX7MK3)の長所
- 2000万画素センサー
- 5軸手振れ補正
- WiFi/Bluetooth搭載
- AWBc
- GX8と比較してコンパクトなボディ
- 素晴らしい画質
- 4K 画質
GX9(GX7MK3)の短所
- GX8より小さい電子ビューファインダー
- 省電力モードを使用しないとバッテリーライフが短い
- 一部の人にとってマイクソケットが必要だったのは間違いない
機能性…5・操作性…4.5・性能…4.5・価格…4.5・総評…4.5
とのこと。
海外では型番は「GX9」ですのでGX8の後継モデルとして比較しているようです。確かにGX8と比べると注目すべきポイントは多いですね。
国内ではGX7MK3として登場予定ですので、GX7MK2と比較すると「2000万画素センサー・Bluetooth・チルトEVF・4K PHOTO 比較明合成・メニュー画面の改善」と言った点がGX9のメリットとなりそうです。
2000万画素センサーを採用する20万円前後のLUMIX DC-G9と同等のノイズ耐性は魅力的かもしれません。残念ながら手振れ補正はGX7MK2並みでハイレゾモードには対応していないようですが…。
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