スポンサーリンク
DPReviewが正式発表されたばかりのキヤノン一眼レフ「EOS-1D X Mark III」のサンプルギャラリーやファーストインプレッションを公開しています。
DPReview:Canon EOS-1D X Mark III pre-production sample gallery
キヤノンの新しいフラッグシップカメラ「EOS-1D X Mark III」がここにある。プロダクションモデルで撮影したサンプルギャラリーを公開する。RAWファイルは対応次第公開予定だ。
DPReview:Canon EOS-1D X Mark III initial review: An exceptional stills and video hybrid for pros
- 新開発のDIGIC Xプロセッサーは「ex」と発音するものであり、「ten」ではない。前モデルのデュアルDIGIC6+プロセッサーと比較して3.1倍高速な画像処理と380倍高速な情報処理を提供すると言われている。
これにより、ライブビューで20コマ秒の連写速度を実現している。- α9 IIほどでは無いが、電子シャッターの幕速は良好だ。ローリングシャッターの影響を大幅に低減できると言われている。
- 新設計の特殊なローパスフィルタを搭載している。
- JPEG 8bitを超えるHEIF 10bit出力に対応している。効果的な圧縮方法によりJPEGよりファイルサイズが小さい。残念ながら1DX3の背面モニタはHDRでは無いものの、ビューアシストにより精度を高めることが可能だ。
- AF-ON上にセンサーが隠されており、指をドラッグするとタッチパネルで操作しているように制御可能だ。
- ボタンイルミネーションを備えている。
- CFexpress使用時に12bit RAW動画を内部記録することが可能だ。ただし、128GBのメディアを使っても6分しか保存することができないので注意が必要だ。
- ALL-I・IPBどちらでも60pまでの撮影が可能だ。4K 60pはデュアルピクセルCMOS AFに対応しないないが、30pで利用可能である。
- DCI 4Kは5.5Kからのオーバーサンプリングだ。
- ゼブラ表示には対応していない。
- CFexpressは非常に高速なメディアだが、今のところ高価である。
- 高解像となったAFセンサーは従来の61点から191点まで向上している。155点はクロスタイプであり、全点F8に対応している。
- ライブビュー使用時はメカシャッターでも電子シャッターでも20コマ秒のAF/AE追従連写が可能だ。
- ライブビューではF11のレンズでもAFが動作する。800mm F5.6に2倍テレコンを装着しても利用可能という事だ。
- 40万画素RGB測光センサーを搭載しており、顔や体を検出する機能を備えている。
- AF-Cカスタマイズに「自動」が加わっている。カメラが被写体とシーンを自動的に分析し状況に合わせた設定にしてくれる。
- これまでに使って来た中では最高の「ハイブリッド」カメラである。
- 高感度ISO性能は静止画でも動画でも優れている。
- 間違いなくEOS-1Dであり、EOS-1Dのように動作する。
とのこと。
ついにキヤノンのフラッグシップ一眼レフが登場。新開発のプロセッサーやAF-ONデバイスの他に、特殊なローパスフィルター、高速メカシャッター、強化されたライブビューAFなど見所が盛りだくさんとなっています。まさにキヤノンの集大成と言える1台ですね。
個人的に気になっているのはAF-ONボタンに搭載した新デバイスの使い勝手とライブビューAF。これが将来的にEOS RシリーズやEOS Mシリーズに搭載されるとかなり使いやすそうなカメラとなりそうです。今後登場が期待されているEOS Rシリーズのハイエンドモデルにも注目したいところ。
EOS-1D X Mark IIIの最新情報を集めるページはコチラ
EOS-1D X Mark III | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ ![]() |
|
ソフマップ |
プレモア |
サイト案内情報
EOS-1D X Mark III関連記事
- XF16-55mmF2.8 R LM WR II 信頼性の高いAFとプロ仕様の光学性能
- 18-50mm F2.8 DC DN 汎用性の高い旅行用レンズ
- キヤノンは2025年内にあと2機種のVシリーズ新製品を計画している?
- NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 欠点がほとんどないF4ズームレンズ
- Amazon スマイルSALE カメラ関連の注目商品まとめ【2025.3】
- OM SYSTEM OM-3 旅行用カメラとして理想的で優れた撮影体験
- 「EOS R50 V」と「EOS R50」の外観やスペックの違い
- キヤノン 反射透過面を用いた「24mm F0.7」「12mm F1.0」光学系の特許出願
- キヤノン「18-70mm F2.8」「16-60mm F2.8」を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン 偏光素子・ハーフミラー使用「50mm F1.5」「32mm F0.75」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。