【評価･作例・情報】α6000のワンランク上を行く上位機種『α6300 ILCE-6300』

2017.6.8：公式ファームウェア2.00を公開
2016.8.6更新：新ファームウェア公開
2016.5.9更新：ITmediaレビュー 追加

フルサイズEマウントのフラッグシップ機『α7RII』に肉薄するAF性能と4K動画を引っさげて登場したAPS-Cモデルの真打ち。

旧モデル『α6000』と比べて250点近く増加した測距点は検出輝度がEV-1となり暗所にも強くなっている。AF・追従性能の向上で連射性能はそのままに使い易くなっている。

さらに動画は4K 30pに対応（α6000はFHD 60p）より綺麗な動画を撮影可能となっている。

細かい点ではファインダーが236万ドットとなりより高精細に。マグネシウム合金ボディ・防塵防滴仕様に対応したのでAWが多いFEマウントのレンズによるハードなロケーションで使い易くなっている。旧モデルでは非搭載だった電子水準器が搭載されたので手持ち撮影時に水平を出しやすくなっている等を挙げることが出来る。

全体的にスペックが向上しているので、α6000のベースアップと言うよりはワンランク上のモデルとなっている。価格はフルサイズモデル『α7II』並となっているが、優れたAF性能と4K動画が必要であればコチラをチョイスするのも悪く無いだろう。