資産の有効活用と称した衝動買いで手に入れたEOS M3。当然EFマウントなんぞ持っていないので、Kマウントアダプターを介してKマウントレンズを使用する事が半分の目的。コンパクトで且つEVFで拡大やピーキングをファインダー覗きながら操作出来る所がポイントだ。もちろんレンズ側情報はEXIFとして記録されない。
また、このアダプターは電磁絞りオンリーのEFマウントでもKマウントのメカ絞りを作動させる事が出来る。かなりアナログな方法ではあるが、アダプタに付いている白いリングを回すことでレンズ側の絞りピンを直接絞る事が出来る。
注意点は絞りリングの様にF1.4-F1.8などと段階を踏めるわけではない。レンズを外した時に指で絞りピンを押す代わりに、このアダプタが作動させている感覚に近い。つまりF値がまったく分からない。但し、絞ったら絞りっぱなしになるので、リアルタイムに被写界深度を確認出来る。するとピーキングで被写界深度を確認できるので、暗所以外ではそこまで困らないと思う。もちろん絞れば絞った分、絞りっぱなしになるのでファインダーは暗くなる。
smcPENTAX-FA31mmF1.8AL Limited
コンパクトなLimitedレンズなら丁度いいぜ!と思ったけどアルミ削り出しのFA31mmとプラボディのEOS M3では、重心がレンズ側に寄っているので使いにくかった。
ピントはDA★55のネーム付近。Canonは手振れ補正がレンズ側なので部屋撮りでスローシャッターは厳しかった。後日屋外で試写してみよう。PENTAXと違って、ピーキング(PENTAXではフォーカスアシスト)の色を変えることが出来る。デフォルトだと合掌部分が赤色に表示されるのでかなり分かり易い。赤色の被写体とピーキングが表示されると混乱するので、その際はピーキングの色を変えよう。
smcPENTAX-D FAマクロ100mmF2.8WR
マクロレンズでピーキング使いやすいかなーと思ったけれども、前述した通り段階的な絞り調整が出来ない。逆に開放値とかF値とかの意識から開放されて、純粋に被写界深度の調整だけに専念出来るとも言える。実際、EVFに被写界深度が反映されてピーキングしているので、100mmF2.8でかなり薄いピント面がハッキリ表示される。なるほど…こんなに薄かったのね…。(また機会を設けてピーキングについて特集してみよう)
やはり、EOS M3においてEVFピーキング出来ると言う点はミソだと思う。
smcPENTAX-DA★55mmF1.4SDM
明るいレンズはEVFにでも分かり易い!普通にK-3に装着しても使いやすいレンズだったが、EOS M3でもOK!
暗いとピーキングでも迷うが、明るい分には結構シビアにピント合わせができるので良い。
特に中望遠レンズは相性が良い。と言うのも、開放でボケを得たい場合もピーキングで山をつかみやすい。中望遠と言う焦点距離で被写界深度が浅く、ピントの山が分かり易い。比較的コンパクト。
などなど。MFで使うならこの焦点距離のレンズだろうなあ。
SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC
超広角のSIGMAレンズはダメだった!
なんと言っても便りのピーキングが使いにくい。と言うのも、広角は被写界深度が元々深いのでピントの山が掴みにくい。すると、どこにピントの中心があるのかサッパリ分からない。
smcPENTAX-M 50mm F1.8
もともとマニュアルフォーカスのレンズもバッチリだ。PENTAXのMレンズは小型軽量のレンズ群なので、コンパクトなM3とは非常に相性が良い。
これはM42マウントのアダプタを買うフラグでしかない…、そんなに高くないのでそのうち買うと思う。待ってろスーパータクマー!
まとめ
ポイント
- メカ絞りを操作出来るマウントアダプタを選ぶ事。(但しF値を段階で操作出来ない)
- EXIF記録出来ない事が気にならない事。
- 広角レンズはピーキングを使いにくい事。また絞り調整も難しいので扱いがシビア。
- オススメは中望遠。コンパクトでピーキングもし易い被写界深度と用途なので相性が良い。
と言った所だ。恐らく次回記事を書くとしたらM42マウントアダプターを買ってるはず!(笑
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