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AFが強化されたα65の後継機α68(海外正式):11月5日更新

2015年10月30日更新:4Dオートフォーカス・サブ液晶が搭載されるかも!
2015年11月5日更新:海外にて公式発表
2015年11月12日追記:デジカメWatch掲載記事

私も前々からαAマウントには興味があって、α77に行くかα77IIに逝くか悩んでいたところ。
そこで、待望のαAマウントの最新機種にwktkしながらまずはα65の性能をお浚いしてみよう。

スペック比較

2015年11月5日更新:海外にて公式発表があったので、正確にスペックを記載していこう!

ソニーのUK公式の仕様表を元にしている

とりあえず、α68(仮)のスペースも設けておく。リーク情報が更新され次第記載していこう。

α68 α65 α58 α77II
有効画素 約2400万 2430万 ?2010万 2430万
GPS ?ー ?ー
AF 79点
15クロス
15点
3クロス
?15点
3クロス
?79点
15クロス
AF検出 ?EV-2-18 EV-1-18 EV-1-18 ?EV-2-18
ISO 100-25600? 100-16000 100-16000 100-25600
ファインダ 0.39型
144万ドット
0.57倍
0.5型
236万ドット
0.71倍
?0.39型
144万ドット
0.58倍
?0.5型
236万ドット
0.71倍
モニタ 2.7型
46万ドット
チルト
上135°
下55°
3.0型
92万ドット
下方
バリアングル
?2.7型
46万ドット
チルト
上135°
下55°
?3.0型
123万ドット
チルト
上150°
下180°
バリアングル
シャッター 1/4000-30 1/4000-30 ?1/4000-30秒 ?1/8000-30秒
連写 8コマ/秒 10コマ/秒 ?8コマ/秒 ?12コマ/秒
連写枚数
RAW+JPEG
? 11枚 ?5枚 25枚
手振れ補正 ?センサシフト式 センサシフト式
2.5-4.5段
?センサシフト式 センサシフト式
WiFi ?
サブ液晶
バッテリー ? EVF510枚
モニタ560枚
?EVF690枚
モニタ700枚
?EVF410枚
モニタ480枚
サイズ 142.6*104.2*80.9 132.1*97.5*80.7 128.6*95.5*77.7 142.6*104.2*80.9
重量 690g 622g ?573g ?726g

2015年11月5日更新

ついに海外のSONY公式にて正式発表があった。

エントリー機種と見れば魅力的な部分もあり、ミドルスペックとの融合と見れば見劣りする部分もあるモデルの様だ。後述するが、さながらEOS 8000Dと立ち位置が似ているのが面白い。

AFセンサーはα77IIと同じ。

当初はクロスセンサーが19点と言われたが、15点だってので恐らくα77IIと同じセンサーだろう。

ファインダーはα58と同じ

これは現行の他社一眼と比べてもちょっと小さいかなと感じてしまう点。見えなくは無いが、他社と比べてしまうと…といったところ。

バリアングルからチルト式に

α65では下方に展開するバリアングル液晶だったが、α68ではチルト液晶になっている。
可動範囲は135°ー55°。

α65のブラッシュアップと言うよりは、α58+α77IIと言ったところ

全体のスペックを見るに、α58と思われる点がいくつかある。

電子ダイヤルを2基搭載

背面ホイールとシャッターボタン下部の2箇所。Av・Tvモードでシームレスに露出調整やMモードで操作する時には重宝する。

サブ液晶を右肩に搭載

従来のエントリー機には搭載されなかったサブ液晶が搭載。これによって背面液晶を必要なければ消灯させておけるのは有り難い。従来どおり、バリアングル液晶だったら、液晶パネルはひっくり返してサブ液晶で設定確認ができたで惜しいところ。

他社機で言えばEOS 8000D的なポジションのモデルか?

Canonでは今年のエントリーモデルとしてKiss系列から派生したEOS 8000Dを発売した。電子ダイヤルは2基搭載して、サブ液晶をつけるなどEOS Kissシリーズから一歩踏み出したモデルとなっている。

α68は8000Dの様な傾向機種で、エントリークラスとミドルクラスのスペックを併せ持つモデル

8000Dもそうなのだが、実に悩ましいボディのスペックとなっている。αAマウントユーザーは乗り換えるかどうか迷う事だろう。個人的に言えばファインダー倍率の小ささとバリアングルからチルト液晶になった点が気になる所。

 

4Dフォーカス搭載(2015年10月30日更新)

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との情報があったので「4Dフォーカスとはなんぞや?」と言うことで調べて見た。
ソニー公式『4Dオートフォーカスについて』

空間(3D)+時間軸

『4D』とは現在のオートフォーカスの基本である、空間(3D)を捉えるシステムに『時間』を加えたもの。言ってしまえば「動体予測」のアルゴリズムの事に違いはないのだが、ソニーの今までのシステムでは単純な動きの被写体に対するフォーカシングのアルゴリズムでしかなかった。4Dフォーカスはより複雑で難易度の高い動体に対してフォーカシングを可能にしたシステム。

公式では「サッカー選手にフォーカスを当てた際に、手前を別の選手が横切ったとしてもフォーカスに迷いが無い」との事。

現行の4Dフォーカス機

現在のラインナップで4Dフォーカスの対象は『α6000』『α5100』『α77II』と確かに高速AFには定評のあるカメラが多い。今回、α68も4Dフォーカス対象機との事でこの顔ぶれの中に加わるのであれば、かなり高速なオートフォーカスを期待出来るのだろう。ミラーレス一眼のフラッグシップ機であるα7RIIは4Dフォーカス機の対象機でなかったり、像面位相差のミラーレスと像面位相差を積んでいないα77IIが4Dフォーカスだったりと選定基準は謎である。

α77IIは一眼レフ機では非常に多いフォーカスポイントを持つ79点、うち15点クロスセンサーを搭載したモデル。α99の様に像面位相差を搭載していないものの、ライブビューでも位相差AFを使えるのは大きい強み。

ミラーレス機のα6000や5100では、イメージセンサーを自社で作っている強みもあり、特に他社に無い「ほぼ全域をカバーする像面位相差センサー」を搭載している。

α68はαAマウント系列の一眼カメラなので、トランスルーセントミラーを搭載したモデルだと思われる。そして位相差AFが79点な事からα77IIに近いので、像面位相差を搭載するのは期待薄。像面位相差を搭載してきたら胸熱なαAマウント機なのだけどね!

サブ液晶が付くらしい

original_a77m2_panel上の写真はソニー公式のα77IIのものだが、α68にサブ液晶が搭載されるとすると現行エントリーモデルではCanon EOS 8000Dに次ぐ。

もはやエントリー機というよりはα77IIの後継機みたいなスペックのカメラになりそうなので、当然電子ダイヤルも2つ搭載してほしいところだ。
お値段も600ドル(現在の為替で72000円くらい)とスペックの割にはかなりお安い。先述したEOS 8000Dで現在8万円程度な事を考えると価格破壊にも近いお手頃感がある。

関連情報

旧記事

と言ったところだ。α68の情報が出てきたらこちらのページにて随時更新予定。
しかし、AF79点・19クロスセンサーとは凄いエントリー機になりそうだ。価格も600$(らしい)なので、こりゃあ本当ならαAマウント始めよう。

おや?しかし、こうして表を作って見ると案外α65が頑張っているように見えてきたぞ。ファインダーも大きいし連写もソコソコ利くし。その割りに中古品が易く出回っているし…。
ダブルズームキットで中古品がかなり安いな……ゴクリ…おっといかん!

αAマウントボディ一覧

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