2026年8月19日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。回折光学系を用いた35mm判換算で45/55/70mmとなるF2.8レンズの実施例を複数掲載しています。対応するセンサーサイズはやや小さ目で、1/2.5-1/2.7型あたりでしょうか。
概要
- 【公開番号】特開2026-132879(P2026-132879A)
- 【公開日】令和8年8月19日(2026.8.19)
- 【発明の名称】光学系および撮像装置
- 【出願日】令和7年2月6日(2025.2.6)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】波長分散特性が制御された回折面を用いて、小型化と高い光学性能を両立する。
- 【背景技術】
【0002】
スマートフォンに搭載される小型カメラ用の光学系として、特許文献1には、全系が6つのレンズにより構成され、最も物体側に正の屈折力が強い第1レンズを配置した望遠タイプの光学系が開示されている。また特許文献2には、最も物体側に配置された物体側に向けて凸形状の正の屈折力の第1レンズと、メタ表面レンズを含む負の色収差を有する第2レンズとにより構成される光学系が開示されている。さらに特許文献3には、最も物体側に正の屈折力が強い第1レンズを配置するとともに、少なくとも1面の波長分散特性が制御されていない回折光学素子を備え、光学系全系の焦点距離、全長および回折光学素子の焦点距離を小型化に適するように設定した光学系が開示されている。- 【0003】
これらの光学系は、最も物体側に強い正の屈折力を有する第1レンズを配置している。この構成は光学系の全長短縮には効果的であるが、第1レンズで大きな色収差や単色収差が発生するため、負の屈折力の非球面レンズを含む多数のレンズを配置することで色収差等の諸収差を補正している。- 【0006】
本発明は、波長分散特性が制御された回折面を用いて、小型化と高い光学性能を両立できるようにした光学系を提供する。実施例1
- 焦点距離:6.79
- F値:2.70
- 半画角:21.83
- 像高:2.72
- 全長:5.69
- バックフォーカス:0.57
実施例2
- 焦点距離:5.53
- F値:2.50
- 半画角:26.20
- 像高:2.72
- 全長:4.59
- バックフォーカス:0.57
実施例3
- 焦点距離:8.70
- F値:2.90
- 半画角:17.36
- 像高:2.72
- 全長:7.27
- バックフォーカス:1.05
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