えがみ氏の運営する『エンジニアの嗜み』というサイトにて、キヤノンのミラーレス一眼『EOS M』シリーズ用と思われるミラーレス用のマクロレンズの特許申請があったとの記事を見つけた。
35mm判換算だと88mmと中望遠のレンズとなる。ワーキングディスタンスも取りやすく、マクロ以外でも使いやすい画角のレンズになりそうだ。
気 になる点として、中望遠のマクロレンズでマクロ撮影をすると被写界深度が浅くなるので絞り込んで撮影する事が多いと思う。その際に有効なのが、 『EF100mmF2.8L マクロ IS USM』の様に手ぶれ補正『IS」。このレンズにはどうやら手ぶれ補正は搭載されないみたいなので、絞り込んでのマクロ撮影となると条件を選ぶか三脚を活 用する必要がありそうだ。
また、開放F値はF3.5と暗めのレンズ。マクロ撮影には問題ないと思うが、近接や近景での絞り開放(ポートレート等)では大きなボケは期待出来ないだろう。
反面、F値や手ぶれ補正を欲張っていないのでコンパクト+安価に発売されそうなレンズ。以前に特許申請があった『EF-M600mm』よりは随分と『EOS M』システムらしい現実的なレンズだと思う。
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