このページでは「α7 IV」と「α7 III」の外観やスペックの違いを見比べています。
Index
更新履歴
- 2021-10-26:フォーカスエリアの赤色表示について加筆しました。
- 2021-10-24:LA-EA5との互換性を確認できたので記事を加筆修正。
- 2021-10-22:ソニーが「α7 IV」を正式発表したので「α7 III」との比較ページを作成しました。(空欄は調査中です)
基本情報と価格の確認
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
発売日 | 2018年 3月23日 | |
小売希望価格 | オープン | オープン |
初値 | ?223,295 | |
商品ページ | 商品ページ | 商品ページ |
仕様表 | 仕様表 | 仕様表 |
説明書 | 説明書 | 説明書 |
? | データベース | データベース |
α7 IV
ポイント
α7 IIIと比べて
- 画質:
・より高解像度になった
・画質調整の自由度が高くなった - AF:
・RTT対応でより簡単に被写体を追従可能
・α1のアルゴリズム導入でAF性能向上
・LA-EA5に対応(AF利用可能) - 操作性:
・ボタンやダイヤルを操作しやすくなっている
・一部操作の即応性が高まっている
・誤操作を予防する改善策あり - 携帯性:
・グリップ形状が改善
・全体サイズが少し大きくなっている - 視認性:
・ファインダーが高解像化
・モニターが僅かに高解像化 - 機能性:
・カスタマイズ性と動画機能が向上
・メニューシステムとタッチUIが一新 - バッテリー:
・バッテリーライフは比較的悪い
・充電と給電がUSB-PD対応となる - 価格:
・比較的高い
管理人のおススメ
- 3300万画素の高解像CMOSセンサー
- バリアングルモニタでマルチタッチ対応
- 新メニューシステム
- 新ファンクションダイヤル
- クリエイティブルック
- スマートフォンとの接続性改善
- 大幅強化の動画機能
- シャッター閉幕機能
- 全体的に改善した操作性
- LA-EA5との互換性向上
ILCE-7M4 | |||
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α7 III
ポイント
α7 IVと比べて
- 画質:
・比較して低解像だが良好
・ローリングシャッターが僅かに良好
・クリエイティブスタイル - AF:
・RTTや鳥瞳AFに非対応
・基本的に前世代のAFアルゴリズム
・LA-EA5での使用が限定的 - 操作性:
・第四世代より使いにくい - 携帯性:
・グリップが少し握りにくい
・全体のサイズは少し小さい - 視認性:
・最新カメラと比べると低解像 - 機能性:
・主に動画機能とメニューシステムで見劣る - バッテリー:
・比較的良好 - 価格:
・比較的安い
管理人のおススメ
- 手ごろな価格設定とパフォーマンス
- 非圧縮RAWでも10コマ秒連写
- 比較的長いバッテリーライフと充電のしやすさ
- 赤外線リモコン対応
ILCE-7M3 | |||
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α7 III ILCE-7M3K | |||
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外観の違い
以降、ILCE-7M4はM4、ILCE-7M3はM3と略す
正面
操作性
- M4のフロントコマンドダイヤルの角度が調整され、回しやすくなっている。
- M4のグリップサイズ・形状が改善している。
機能性
- M4はメカニカルシャッターを使った電源オフ時のシャッター閉幕機能に対応している。これにより、レンズ交換時にセンサーを保護することが可能。
- M4は赤外線受光部が無くなり、赤外線リモコンに対応していない。
背面
操作性
- M4は全体的にボタンの形状が見直され、押しやすくなっている。
- M4は背面モニタがバリアングル可動方式に変化。モニタを傾けるには側方への展開が必要となったものの、自撮りをはじめ、縦構図でのローアングルやハイアングルなど、様々な撮影シーンに対応することが可能。
- M4のタッチパネルはピンチイン・ピンチアウトのマルチタッチに対応している。そのほか、新メニューシステムを実装したことにより、メニューのタッチ操作が可能となっている。
- 少し陥没気味だったM3のジョイスティックに対し、M4のジョイスティックは第4世代らしい形状へと変化。操作しやすくなっているので、この1点だけでもM3からアップグレードする価値がある。
機能性
- M4はファインダー右のボタンに「C1」ボタンを配置。従来までは「MOVIE」ボタンが配置されていた場所であり、初期設定の役割が変わっている。ファインダー横のボタンは指が短いと押し辛いので、MOVIEボタンを多用しない人にとっては使い辛くなったと感じるかもしれない。とは言え、M3と違いMOVIEボタンもカスタマイズに対応しているので、従来通り使うことも可能。
- ファインダーは第四世代らしくアイセンサーが下側へ移動している。M3とファインダーアクセサリを共有することは出来ない。
上面
操作性
- M4はリアコマンドダイヤルの位置が僅かに上方向へ移動している。
- 旧露出補正ダイヤルにロック機能が付いた。
機能性
- M4は露出補正ダイヤルが無くなり、カスタマイズ可能なFnダイヤルとなっている。
- M4はC1ボタンがファインダー横へ移動し、代わりにMOVIEボタンを搭載。
- M4のモードダイヤルから「SCN」「S&Q」が無くなる。
- モードダイヤル下部に「静止画・動画・S&Q切替レバー」を搭載。これにより、動画撮影で物理的に露出モードを切り替えることが可能となった。
スペックの違い
イメージセンサー
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
センサー形式 | 裏面照射型 | 裏面照射型 |
有効画素数(万画素) | 約3270万画素 | 約2420万画素 |
最大記録画素 | 7008 x 4672 | 6000 x 4000 |
アスペクト比 | 3:2 16:9 APS-C |
|
ローパスフィルター | なし | あり |
手振れ補正(補正段数) | 5.5 | 5 |
光学IS連携(補正段数) | - | - |
除塵機能 | 帯電防止コート センサーシフト シャッター閉幕機能 |
帯電防止コート センサーシフト |
センサーサイズ
同じフルサイズフォーマットのセンサーを搭載。
有効画素数
M4は定番の2400万画素から3270万画素まで高解像度化。初代Rシリーズ「α7R」の3600万画素に近い解像性能を発揮する。
ローパスフィルター
M3は効果が弱いローパスフィルターを搭載していると言われている。
M4はIMAGING RESOURCEによると、ローパスフィルター非搭載とのこと。これによりディテールは強化されるが、レンズの光学性能が高い場合はモアレや偽色が発生する可能性がある。
手ぶれ補正
M4はM3と比べて補正効果が半段向上している。さらに、動画撮影時は電子手ぶれ補正である「アクティブモード」に対応したことで、さらに効果的な補正効果を期待できる。(ただし、アクティブモード使用時はクロップが発生する)
センサー除塵ユニット
相変わらずセンサーシフト式の除塵ユニットを搭載。α1やα7S IIIが超音波式だったので、ここは残念。
プロセッサー
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X |
RAW出力形式 | 14bit 圧縮 ロスレス圧縮 非圧縮 |
14bit 圧縮 非圧縮 |
その他出力 | HEIF | - |
記録メディア | SD UHS-II CFexpress A |
SD MS PRO DUO |
メディアスロット | 2 | 2 |
画像処理エンジン
最新のBIONZ XRプロセッサを搭載。これにより、様々な処理能力が向上している。
RAW形式
M4はα1で実装したロスレスRAWを継承。非圧縮RAWから柔軟性を損なわずにファイルサイズを小さくすることが出来るようになった。
その他出力形式
10bit HEIFに対応しており、8bit JPEGよりも滑らかな諧調表現が可能となっている。
記録メディア
M4のデュアルスロットは上スロットのみCFexpress Aカードに対応。従来通りSD UHS-IIのデュアルスロットとしても使用可能。
露出
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
測光方式 | 1200分割 | 1200分割 |
測光方式 | マルチ 中央重点 スポット 画面全体平均 ハイライト重点 |
マルチ 中央重点 スポット 画面全体平均 ハイライト重点 |
測光範囲 | -3?20 | -3?20 |
露出モード | AUTO P S A M S&Q C3枠 |
AUTO P S A M 動画 S&Q SCN C3枠 |
常用ISO感度 | 100?51200 | 100?51200 |
拡張ISO感度 | 50 204800 |
50 204800 |
露出補正 | ±5 | ±5 |
フリッカー低減 | 対応 | 対応 |
DR補正 | 5段階 | 5段階 |
測光方式
従来通り。
露出モード
- M4からSCNモードが無くなっている。
- M4は静止画/動画/S&Q切替レバー搭載。
ISO感度
従来通り。
フリッカー低減
従来通り。
オートフォーカス・MF
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
AF方式 | ハイブリッド | ハイブリッド |
測距点(位相差) | 759 | 693 |
測距点(コントラスト) | 425 | 425 |
クロスセンサー | - | - |
F8対応 | F22 | F11 |
カバーエリア | 約94% | 約93% |
測距輝度範囲 | -4~20 (F2.0 レンズ) |
-3?20 (F2.0 レンズ) |
フォーカスモード | AF-S AF-A AF-C DMF MF |
AF-S AF-A AF-C DMF MF |
測距エリアモード | ワイド ゾーン 中央 フレキシブル(S/M/L) 拡張フレキシブル ロックオン 赤色表示対応 |
ワイド ゾーン 中央 フレキシブル(S/M/L) 拡張フレキシブル ロックオン |
顔検出 | 対応 | 対応 |
瞳検出 | 対応 | 対応 |
追従特性カスタマイズ | 追従感度 | |
被写体検出機能 | 動物瞳 鳥瞳 |
動物瞳 |
MFアシスト | ピーキング | ピーキング |
ライブビュー拡大 | 11.0倍 | 11.7倍 |
AF方式
どちらもハイブリッドAFを採用しているが、M4とM3でAFシステムの世代が異なる。基本的に別物と考えた方が良い。
測距点・カバーエリア
M4のほうが像面位相差の測距点数が多く、カバーエリアが僅かに広い。
測距輝度範囲
M4の低照度性能が1段向上している。
フォーカスモード
従来通り。
測距エリア
- 従来通り。ただし、ロックオンAFは「リアルタイムトラッキング」となり、アルゴリズムが全く異なる。
- M3はフォーカスエリアの輪郭線表示が灰色だけだったが、M4は赤色で表示できるようになった。
検出機能
人物の瞳検出のほか、動物瞳や鳥瞳の検出に対応。特にM4は鳥瞳AFや動画撮影時の瞳AFに対応している点で優れている。
カスタマイズ
調査中
MFアシスト
M4は従来通りのピーキングや拡大アシストの他、動画撮影時は「フォーカスマップ」機能に対応している。
LA-EA5との互換性
M4はレンズに駆動モーターが無い場合(アダプター側の駆動モーターを使用)でもAFを利用可能。比較的手ごろな価格でLA-EA5を利用できる機種となっている。
ドライブ
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
シャッター速度 | 1/8000?30秒 | 1/8000?30秒 |
電子先幕シャッター | 1/8000?30秒 | 1/8000?30秒 |
電子シャッター速度 | 1/8000?30秒 | 1/8000?30秒 |
フラッシュ同調 | 【35mm】 ~1/250秒 【APS-C】 ~1/320秒 |
?1/250秒 |
高速連続撮影 AF/AE固定 | ?10コマ/秒 (圧縮RAW) 6コマ/秒 (非圧縮RAW) |
?10コマ/秒 |
高速連続撮影 AF/AE追従 | ?10コマ/秒 (圧縮RAW) 6コマ/秒 (非圧縮RAW) |
?10コマ/秒 |
連続撮影枚数 | 6fps 非圧縮RAW RAW:1000 非圧縮RAW:1000 |
10fps 非圧縮RAW RAW:89 非圧縮RAW:40 |
シャッター耐久 | 20万回 | |
低速限界設定 | 対応 オート調整あり |
対応 オート調整あり |
プリ連写機能 | - | - |
セルフタイマー | 2/5/10秒 | 2/5/10秒 |
シャッター速度とローリングシャッター
- 基本的に従来通り。電子シャッター時の1/8000秒以上の高速シャッターには対応していない。
- DPReviewの調査によると、静止画時のローリングシャッターは14bitのフルサイズ静止画で1/15秒(~66ms)、フル画角4K動画時は約26.5ms、Super35の時は12.8ms。
ちなみにM3のローリングシャッターは1/18秒(55ms)と言われており、M4のほうが少し悪い。
フラッシュ同調速度
フルサイズ時は従来通りだが、APS-Cモードでは1/320秒を利用可能となっている。
連写速度
従来通り。α7 IVの値上がり、競合機種の存在(20fpsのEOS R6や14fpsのZ 6II)を考慮すると物足りない。さらに、10コマ秒を利用できるのは圧縮RAWのみであり、必然的にシャドウの諧調が低下する点には気を付けたい。柔軟性のある非圧縮RAWやロスレス圧縮RAWを利用する場合は連写速度が半減する。
連続撮影枚数
連写速度が据え置きで、CFexpress Aカードに対応したこともあり、連続撮影枚数は1000枚以上と際立っている。2400万画素から3300万画素まで高解像度化しているにも関わらず良好なバッファ性能。
注意点として、M4におけるスペックシート上のバッファは非圧縮RAW(6fps)の場合であり、連写速度が異なる点に気を付けたい。
プリ連写機能
従来通り、どちらも対応していない。
ファインダー・モニター
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
ファインダー方式 | 0.5型 OLED | 0.5型 OLED |
ファインダー解像度(ドット) | 369 | 236 |
アイポイント(mm) | 18.5 | 18.5 |
最大ファインダー倍率 | 0.78 | 0.78 |
視度調整範囲 | -4?+3m-1 | -4?+3m-1 |
フッ素コーティング | 対応 | |
フレームレート | 60/120fps | 60fps |
モニター形式 | TFTカラー | TFTカラー |
モニター解像度(ドット) | 104 | 92 |
モニターサイズ | 3.0型 | 3.0型 |
可動方式 | バリアングル | チルト |
タッチパネル | 対応 | 対応 |
サブ液晶モニタ | - | - |
ファインダー解像度
従来の236万ドットから「α7R III」と同じ369万ドットまで向上。「α7 無印シリーズは1世代前のRシリーズのファインダー解像度」となる法則は今も続いている模様。おそらく「V」で500万ドットとなるはず。
ファインダー倍率・アイポイント
スペックシート上はM3と同じ。しかし、これだけでM3と光学系が同じかどうかは分からない。
モニター解像度
92万ドットから104万ドットへマイナーチェンジ。M3との違いは気が付かないかもしれない。
同価格帯のEOS R6が162万ドットであることを考えるとやや物足りない。
モニター可動方式
- チルト方式からバリアングル方式へと変化。これにより自撮りや縦位置での柔軟な可動モニターとして利用可能。その一方で、上下へ素早い展開は出来なくなってしまった。
- バリアングル式はモニタを裏返して収納することで液晶面を保護することが出来る。
モニタータッチ操作
M4はマルチタッチに対応しているので、ピンチイン・ピンチアウトの操作が可能。さらに、メニューシステムの操作にも対応している。
動画
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
映像記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 MPEG-H HEVC/H.265 |
MPEG-4 AVC/H.264 |
音声記録方式 | LPCM AAC |
LPCM Dolby Digital |
記録形式 | XAVC S XAVC S-I XAVC HS 4:2:2 10bit |
XAVC S AVCHD 4:2:0 8bit |
8K | - | - |
4K | ~60p UHD ~600Mbps |
?30p UHD ?100Mbps |
FHD | ~60p ~222Mbps |
?60p 100Mbps |
ハイスピード | ?120fps | ?120fps |
動画クロップ | なし(4K 30p) S35(4K 60p) |
なし(4K 24p) ×1.60(4K 30p) |
連続撮影時間 | 29分 | |
内部記録 外部出力 |
【USB】 4K 15p FHD 60p 【HDMI】 |
4K 30p 4:2:2 8bit |
タイムラプス動画 | - | - |
動画撮影機能 | 美肌モード ガンマ表示アシスト TC/UB ゼブラ ピーキング 動物瞳AF 鳥瞳AF フォーカスマップ ブリージング補正 |
ガンマ表示アシスト TC/UB ゼブラ ピーキング AF駆動速度 動体追従感度 ゼブラ |
電子手ぶれ補正 | アクティブ | - |
備考 |
映像記録方式
M4は新たにMPEG-H HEVC/H.265に対応している。
出力形式
Long GOP方式に加えてALL-I方式を利用可能となっている。ただしファイルサイズは圧倒的に大きくなる。
解像度・画質・動画撮影時のクロップ
- 最大で7Kオーバーサンプリングの4K 30pを撮影可能。
- 4K 60pを使用したい場合はSuper35モードを使う必要あり。
連続撮影時間
調査中
その他機能
フォーカスマップ機能に対応している。
フォーカスブリージング補正に対応している。
作画機能
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
HDR撮影 | 対応 | |
多重露光 | - | - |
インターバル撮影 | 対応 | 対応 |
高解像撮影 | - | - |
ブラケット | AE/WB/DRO | AE/WB/DRO |
その他機能 | ゼブラ ピーキング |
ゼブラ ピーキング |
ボディ内RAW現像 | - | - |
レンズ補正 | 周辺光量 倍率色収差 歪曲収差 回折補正 |
周辺光量 倍率色収差 歪曲収差 回折補正 |
カラープリセット | 10種 PP1-11 |
13種 PP1-10 |
仕上がり設定 | カスタム6枠 コントラスト±9 シャドウ±9 ハイライト±9 フェード~9 彩度±9 シャープネス~9 S.レンジ~5 明瞭度~9 |
カスタム6枠 コントラスト±3 彩度±3 鮮鋭度±3 |
ホワイトバランス | オート 3種 太陽 日陰 曇天 電球 蛍光灯 4種 フラッシュ 色温度 (2500?9900) 色フィルター カスタム 3枠 水中オート |
オート 3種 太陽 日陰 曇天 電球 蛍光灯 4種 フラッシュ 色温度 (2500?9900) 色フィルター カスタム 3枠 水中オート |
デジタルフィルター | 8種 |
HDR・多重露光・インターバル撮影・ブラケット
調査中
RAW現像
従来通り、ボディ内RAW現像には非対応。
カラープリセットと仕上がり設定
M3の「クリエイティブスタイル」が無くなり、BIONZ XR搭載モデルらしく「クリエイティブルック」に対応している。クリエイティブルックはクリエイティブスタイルと比べて色やトーンの変化が強いプリセットが多く、富士フイルムのフィルムシミュレーションに近い仕上がりとなった印象あり。従来のクリエイティブスタイルは使用できないので、以前の色やトーンが気に入っているのであれば、気を付けたいポイント。
さらに、仕上がり設定が細分化されている。従来は3項目だった調整機能は8項目と倍以上に増え、「明瞭度」「フェード」「シャープネスレンジ」などこれまで調整できなかった項目も追加されている。JPEG出力や動画撮影時の自由度は圧倒的に拡張されたとみて間違いない。
ホワイトバランス
基本的なシステムはM3と同じ。
インターフェース
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
デジタル端子 | USB 3.1 Gen2 Micro B |
USB 3.0 Micro B |
特殊端子 | - | - |
シンクロ端子 | - | - |
HDMI端子 | A | D |
外部マイク端子 | 3.5mm | 3.5mm |
ヘッドフォン端子 | 3.5mm | 3.5mm |
リモコン端子 | USB Micro B | USB Micro B |
ワイヤレスリモコン | RMT-DSLR2 | |
WiFi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.1 | 4.1 |
NFC | - | 対応 |
GPS | - | - |
環境センサー | - | - |
テザー撮影 | Imaging Edge | Imaging Edge |
フラッシュ | - | - |
電子水準器 | 2軸 | 2軸 |
USB
調査中
HDMI
小さく壊れやすいD端子からA端子に対応するポートに切り替わっている。
マイク・ヘッドホン
従来通り3.5mmに対応。
リモートコントロール
M4は赤外線リモコン非対応。新しいBluetoothリモコンを使う必要がある。
無線通信
- M4は5GHzのWi-Fi通信に対応。これにより、高速データ転送が可能となっている。このクラスとしては初の実装。
- Bluetoothはα7シリーズとして初めてLow energyに対応(BLE)。これによりスマートフォンとの常時接続が可能となり、Wi-Fiへの接続性が飛躍的に向上している。
電源・ボディ
ILCE-7M4 | ILCE-7M3 | |
バッテリー | NP-FZ100 | NP-FZ100 |
縦位置グリップ | VG-C4EM | VG-C3EM |
USB充電 | USB-PD | 対応 |
USB給電 | USB-PD | 対応 |
撮影可能枚数 | 520枚EVF 580枚LCD |
610枚EVF 710枚LCD |
ボディ材質 マグネシウム合金 |
トップカバー フロントカバー 内部フレーム |
トップカバー フロントカバー 内部フレーム |
ボディサイズ 幅 | 131.3 | 126.9 |
ボディサイズ 高 | 96.4 | 95.6 |
ボディサイズ 奥 | 79.8 | 73.7 |
質量(メディア・バッテリー含) | 658g | 650g |
質量(ボディのみ) | 565g | |
防塵防滴 | 配慮した設計 | 配慮した設計 |
動作温度 | 0℃?40℃ | 0℃?40℃ |
バッテリー・ライフ
どちらもNP-FZ100を使用する。ただし、M4は新型センサやプロセッサなどの消費電力が大きいのか、M3と比べて撮影枚数が低下している。予備バッテリーを用意するのも一つの手だが、USB-PD対応のモバイルバッテリーでも対応可能(カメラと有線接続で充電できる環境ならば)。
充電・給電
どちらも給電・充電に対応しているが、M4はUSB-PD対応となった。汎用性はM3のほうが良好。とは言え、最近はUSB-PD対応製品も安くなってきているので、正直に言えばどちらでもいい。
ボディ材質
調査中
サイズ・重量
全体的なサイズはM4のほうが大きいが、ボディ重量に大きな差は無い。