ついにPowerShotのプレミアムGシリーズも第2世代に突入し始めた。
出だしはやはりキヤノン初代1型センサーの『PowerShot G7 X』がリニューアル。『PowerShot G7 X MarkII』として発売される予定とのことだ。1型センサーの市場はかなりヒートアップしており、元祖1型のソニーRX100シリーズを初めとしてパナソニックのLUMIX TX1・LX100、そしてニコンも1型センサー市場に参入するとの噂もある。
そこで、様々な1型センサーがある中で『PowerShot G7 X MarkII』を買うならこのポイントで決めよう!という点をご紹介していきたいと思う。
まずは2016.2.13日現在で判明しているスペックを旧モデルと比べやすい様に表を作成。更に情報が増えてきたタイミングでじっくりと先に進めていきたいと思う。
スペック比較
? | G7 X MarkII | G5 X | G7 X |
センサー | 1.0型 | 1.0型高感度CMOS | 1.0型高感度CMOS |
有効画素 | 2000万画素 | ?2020万画素 | 2020万画素 |
レンズ・f値 (35mm換算) |
24-100mm (F1.8-2.8) |
?24-100mm (F1.8-2.8) |
24-100mm (F1.8-2.8) |
レンズ構成 | 9群11枚 | 9群11枚 | |
手振れ補正 | 光学手ぶれ補正 | ?光学手振れ補正 3段分 |
光学手振れ補正 3段分 |
撮影距離 | ?5cm-50cm (マクロ時) |
5cm-50cm (マクロ時) |
|
AF | 31点 | 31点 | |
ファインダ | 236万ドット | ー | |
液晶モニタ | 3.0型 104万ドット チルト式可動 タッチパネル |
3.0型 104万ドット バリアングルモニタ タッチパネル |
3.0型 104万ドット チルト式可動 タッチパネル |
ISO感度 | ?125-12800 | 125-12800 | |
画像処理 | DIGIC 7 | DIGIC 6 | DIGIC 6 |
シャッタースピード | ?30-1/2000秒 | 15-1/2000秒 | |
連写 | 8コマ/秒 | ?5.9コマ/秒 | 6.5コマ/秒 |
静止画記録 | ?JPEG RAW14bit(CR2) |
JPEG RAW12bit(CR2) |
|
WiFi/NFC | ○/○ | ?○/○ | ○/○ |
水準器 | ○2軸 | ○2軸 | |
バッテリー | NB-13L | NB-13L | |
連続撮影 | 215枚 (ファインダー) 210枚(モニタ) 320枚 エコモード |
210枚 エコモード 310枚 |
|
大きさ | 112.4*76.4*44.2mm | 103*60.4*40.4mm | |
重量 | ?377g | 304g | |
備考 | ボディ内RAW現像可能 ピクチャースタイル |
主な変更ポイント
今分かっている範囲では3点。使わない人は使わないし、使いたかった人には朗報かな?というマイナーチェンジ的内容。
画像処理エンジンがバージョンアップ DIGIC 7
キヤノンの新世代画像処理エンジンとなる。
DIGICの最新バージョンはまずコンパクトデジタルカメラから搭載するという以前からのスタイル通り。今年の2月初めに発表されたEOS-1DX MarkIIはデュアルDIGIC6+だ。
処理エンジンによる評価は処理速度以外にも、ノイズ処理や色再現などのさじ加減も大きい。ニコンの画像処理エンジンはEXPEED3から4に変わるときに色再現が結構変わった。
ボディ内RAW現像が可能に
PowerShot G5 Xでも不可能だったボディ内現像に対応した。
パソコンで現像していた方は問題ないかもしれないが、直接クラウドやストレージで保存・プリントしてしまう方には朗報。
ピクチャースタイルが搭載
旧モデル『G7 X』には搭載されていない機能。一眼レフをお持ちの方であれば入っててアタリマエくらいの機能なのだが、実は入っていなかった。
これはカメラ内で様々な表現をする為の設定を細かく調整出来るモード。
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