DPReviewがキヤノン「EOS R10」の製品版を使用したサンプルギャラリーを公開。キットレンズRF-S18-45mmは小型軽量ながら良さそうな解像性能に見えます。R10の高ISO感度はまずまずと言ったところでしょうか。
DPReview:Canon EOS R10 sample gallery
キヤノンのエントリーモデル「EOS R10」の製品版を手に入れ、実際に撮影してみました。サンプルギャラリーでは、カメラ任せの画質をご覧いただけます。このギャラリーの多くのサンプルは、折りたたみ式の新キットレンズ「RF-S 18-45mm F4-5.6 IS STM」を使用して撮影されています。
とのこと。
キットレンズや単焦点レンズと組み合わせて撮影したサンプル写真45点を公開しています。主に日中の低ISO感度を使ったサンプルとなっているので、センサーやキットレンズの解像性能を確認するには丁度良いかもしれません。高ISO感度のサンプルは少ないものの、ギャラリーの最後に定点撮影したサンプルをいくつか掲載しています。
実際にサンプルを確認してみると、2400万画素センサーの解像度は画素数なり。キットレンズは広角端から望遠端まで思っていたよりも安定感のある解像性能が得られているように見えます。望遠側の絞り開放で撮影した風景写真でも、フレーム端まで甘さを感じないシャープな描写。デジタルレンズオプティマイザの恩恵もあると思いますが、小型軽量でカジュアルに使えるキットレンズとしては御の字でしょうか。
EOS R10の高ISO感度におけるノイズ耐性は2022年の最新モデルとしては良くないものの、DIGIC Xプロセッサの高度なノイズ処理もあってISO 3200付近までは実用的に見えます。ISO 6400付近でディテールの低下が目立つかもしれません。
画質が強みにならないとは言え、個人的にEOS R10のメリットは同価格帯で珍しい被写体検出に対応したAFだと考えています。多少は画質に妥協したとしても、簡単に被写体にピントを合わせることが出来るのであれば問題ないかなと。私の手元にも本日届く予定となっているので、じっくりレビューしたいと思います。
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