このページでは「X-H2S」と「EOS R7」の外観やスペックの違いを見比べています。
更新履歴
- 2022-06-02:富士フイルム「X-H2S」が正式発表されたので、キヤノン「EOS R7」と見比べるページを作成しました。
Index
基本情報と価格の確認
X-H2S | EOS R7 | |
発売日 | 2022年7月14日 | 2022年6月下旬 |
希望小売価格 | オープン | オープン |
初値 | ¥178,002 | |
商品ページ | 商品ページ | 商品ページ |
仕様表 | 仕様表 | 仕様表 |
説明書 | 説明書 | 説明書 |
データベース | データベース | データベース |
X-H2S
ポイント
- 豊富なボタンコントロール
- カスタムモード枠が7つもある
- サブ液晶モニタ搭載
- CFexpress Type Bカード対応
- フルサイズHDMI
- シンクロコード対応
- 2616万画素 積層型X-Trans CMOSセンサー
- TIFF形式の出力に対応
- 被写体検出で航空機に対応
- 柔軟性の高い電子シャッター
- 高速連続撮影と深いバッファ
- 高性能電子ファインダー
- 冷却ファンに対応
- Apple ProResの内部収録に対応
- ALL-Iに対応
- 6.2K 30pや4K 120pに対応
- 豊富なフィルムシミュレーション
- 2種類の縦位置グリップに対応
- 堅牢なマグネシウム合金ボディ
- 豊富なレンズラインアップ
特性(高速連写・ボディ内手ぶれ補正・高級機)としてはEOS R7と似ているものの、よりハイエンドらしいスペックを詰め込んだAPS-C最上級モデル。積層型CMOSセンサーによる高性能な電子シャッターを利用できるほか、AF演算処理やライブビューの視認性などにも一役買っているので、撮影体験が根底から異なる。EOS R7と大きく異なるのはCFexpressカードに対応している点で、高速連写からの超高速バッファクリアが可能となり、Apple ProResの内部収録を可能としている点が特徴的。
やや高価なカメラながら、仕事で使うオールインワンのハイブリッドモデルと考えると安いと感じるはず。とは言え、センサー・プロセッサ・AFシステム・操作性が全て一新されているので富士フイルムユーザーでも慣れが必要だと思われ、ソフトウェア最適化(AF性能の改善や不具合の修正を含む)まで時間がかかる可能性が高い。
X-H2S | |||
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EOS R7
ポイント
- 比較的手ごろな価格設定
- AF/MFスイッチ
- Fvモード利用可能
- 静止画/動画切替スイッチ搭載
- 3250万画素の高解像CMOSセンサー
- 電源オフ時のシャッター閉幕機能
- HDR PQのHEIF出力に対応
- フォーカスエリアの自由度が高いAFシステム
- 自動水平補正
- Bluetoothリモコンに対応
- 比較的軽量
APS-Cミラーレスの中では高性能なカメラだが、積層型CMOSを搭載してCFexpressに対応するX-H2Sと比較するといかんせん分が悪い。とは言え、X-H2Sと比べると遥かに手ごろな価格で入手でき、ファインダー仕様や連写速度、バッファ、動画機能を妥協出来れば高性能なカメラに違い無い。洗練されたAFシステムやアルゴリズムも決して見劣ることはないと思う。ただし、RF-Sレンズのラインアップが間違いなく不足しているので、割高となるフルサイズ用レンズやアダプター経由で一眼レフ用の古いレンズを使わなければならない点は理解しておくべき。
EOS R7 ボディ | |||
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EOS R7 18-150mmキット | |||
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外観の違い
正面
X-H2Sは従来機で物理スイッチだったフォーカスモードスイッチが無くなり、同じ位置にFnボタンを搭載している。逆にEOS R7はAF/MFスイッチを新たに搭載し、同軸のFnボタンを搭載。X-H2Sのみ、さらにもう一つのFnボタンを搭載し、シンクロコードにも対応。その一方でEOS R7は赤外線受光部を使った光学式のリモコンに対応している。
背面
ボタンの配置は違えど、どちらもジョイスティックやリアダイヤル、方向キー、AF-ON、AFLボタンなどを搭載している。X-H2Sはゴミ箱ボタンをカスタマイズでき、さらにモニタにタッチFnを登録できることから、呼び出すことが出来る機能数が多い。
上面
どちらもモードダイヤルを搭載しているものの、X-H2Sは左肩に搭載し、EOS R7は右肩に搭載している。X-H2Sはサブ液晶モニタを搭載しているので、モニターを確認せずともカメラ設定をチェックすることができる。どちらも右肩には4つのボタンが配置されているが、通常の撮影スタイルでアクセスしやすいのはEOS R7のデザイン。X-H2Sのモードダイヤルはカスタム枠が7つもあるので自由度が高く見えるが、EOS R7のような静止画/動画の切替スイッチが無い。
右側面
EOS R7はSD UHS-IIのデュアルカードスロットを搭載。X-H2SはCFexpress BとSD UHS-IIのデュアルカードスロットを搭載し、上部にはリモートレリーズ用のポートを備えている。また、ファインダー側面に2つのボタンを搭載しているのも特徴的。
左側面
どちらも3.5mmヘッドホン・マイクに対応し、USB-C USB3.2 Gen2のポートを搭載している。ただしHDMIポートはEOS R7がMicro HDMIに対応しているのに対し、X-H2SはフルサイズHDMIを使用する本格的な作りだ。EOS R7は左側面にリモートレリーズ用ポートを備えている。EOS R7はマイクやヘッドホンがバリアングルモニタと干渉しにくくなっているが、X-H2SはHDMIケーブルとの干渉を避けるデザインとなっている。
スペックの違い
イメージセンサー
X-H2S | EOS R7 | |
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
センサー形式 | X-Trans CMOS 5 HS 積層型 |
DP CMOS デュアルピクセル |
有効画素数(万画素) | 2616万画素 | 3250万画素 |
最大記録画素 | 6240x4160 | 6960×4640 |
アスペクト比 | 3:2 16:9 1:1 |
3:2 4:3 16:9 1:1 |
ローパスフィルター | なし | あり |
手振れ補正(補正段数) | 5軸7.0段 | 対応 |
光学IS連携(補正段数) | 対応 | 最大8段分 |
除塵機能 | 超音波 | 超音波 シャッター閉幕機能 |
X-H2Sが最新の積層型CMOSセンサーを搭載しているのに対して、EOS R7は少し古めの3250万画素 DPCMOSセンサーを搭載している(センサーに改良は加えられているらしい)。解像性能はEOS R7のほうが優れており、さらにローパスフィルター搭載モデルのためモアレが発生しにくい。一方で、X-H2SはX-Trans配列のカラーフィルターを採用しているのでべイヤー配列と比べてモアレに強い構造となっている。
イメージセンサーのクリーニングシステムはどちらも圧電素子を使った超音波振動方式を採用しており、さらにEOS R7はレンズ交換時にメカニカルシャッターでセンサー面を保護することが可能。
プロセッサー
X-H2S | EOS R7 | |
画像処理エンジン | X-Processor 5 | DIGIC X |
RAW出力形式 | 非圧縮 ロスレス 圧縮 14bit |
14bit C-RAW |
TIFF出力 | TIFF 8/16bit HEIF?10bit |
HEIF 10bit |
記録メディア | SD UHS-II CFexpress B |
SDXC UHS-II |
メディアスロット | 2 | 2 |
プロセッサのみで評価することは出来ないが、X-H2Sは2022年に登場した最新モデル。EOS R7のDIGIC Xは2020年に初登場したやや古いモデルだ。それでも、どちらも従来と比べて高速処理に対応している。RAWの出力形式はX-H2Sのみ非圧縮RAWに対応し、TIFF形式の出力が可能だ。どちらもHEIF形式に対応しているが、X-H2SはEOS R7のHDR PQのように諧調が豊かなガンマカーブに対応していない(通常のDRだが高効率の圧縮でファイルサイズは小さくなると思われる)。
X-H2SのみCFexpress Type Bカードに対応している点で大きく異なる。CFexpressに対応することで、ProResの内部収録や連写時の高速バッファクリアに一役買っている。
露出
X-H2S | EOS R7 | |
測光方式 | 256分割測光 | 撮像素子 |
測光範囲 | マルチ スポット アベレージ 中央重点 |
評価 部分 スポット 中央重点 |
露出モード | P/A/S/M フィルター 動画 カスタム7枠 |
P/Av/Tv/M/Fv オート 動画オート 動画HDR SCN クリエイティブフィルター カスタム3枠 |
常用ISO感度 | 160?12800 | 100?32000 |
拡張ISO感度 | 80 100 125 25600 51200 |
51200 |
露出補正 | ±5 | ±3 |
フリッカー低減 | 対応 | 対応 |
DR補正 | 3段階 | ALO 高輝度・諧調優先 |
EOS R7のみ独自のFvモードに対応。操作には慣れが必要だが、素早くP/A/S/Mモードを使い分けることが可能となっている。X-H2Sはオート機能が少なめだが、カスタムモード枠がなんと7枠も用意されているので、様々な撮影シーンに合わせた設定を事前に用意しておくことが可能。常用ISO感度のレンジには差があるものの、これはメーカーのコンセプトが異なるので、レンジの広さがISO感度性能に直結するわけでは無い。
オートフォーカス
X-H2S | EOS R7 | |
AF方式 | ハイブリッド | DP CMOS AF II |
測距点 | 425点 | 最大651分割 最大5915ポジション |
カバーエリア | 不明 | 100%×100% |
測距輝度範囲 ファインダー | -4EV コントラスト -7EV 像面位相差 |
EV-5.0?20 (F1.2 レンズ) |
フォーカスモード | S-AF C-AF MF |
ワンショット サーボ |
測距エリアモード ファインダー |
シングル (可変) ゾーン (可変) ワイド トラッキング |
スポット1点 1点 領域拡大 十字 領域拡大 周囲 全域 フレキシブル3枠 |
顔検出 | 対応 | 対応 |
瞳検出 | 対応 | 対応 |
追従特性カスタマイズ | 被写体保持特性 速度変化特性 ゾーンエリア特性 |
被写体追従特性 速度変化追従性 |
被写体検出機能 | 動物 鳥 車両 航空機 鉄道 |
人物 動物 車両 |
縦/横位置切替 | 対応 | 対応 |
MFアシスト | 距離指標 被写界深度 ピーキング |
フォーカスガイド ピーキング |
どちらも像面位相差AFに対応しているが、デュアルピクセル方式のEOS R7は仕組みが大きく異なり、一般的な方式と比べてAFエリアを細かく設定することが可能。さらにフォーカスエリアを自由にカスタマイズできるのが強みとなる。どちらも被写体検出に対応しているが、航空機に対応しているのはX-H2Sのみ。
ドライブ
X-H2S | EOS R7 | |
シャッター速度 | 15分-1/8000秒 | 30-1/8000秒 |
電子先幕シャッター | 15分-1/8000秒 | 30-1/8000秒 |
電子シャッター速度 | 15分-1/32000秒 | 30-1/16000秒 (1/16000秒はTV/Mのみ) |
フラッシュ同調 | -1/250秒 メカ -1/125秒 電子 |
?1/320秒 |
高速連続撮影 AF/AE固定 | 約40コマ/秒:電子 約15コマ/秒:メカ |
15コマ/秒 メカ 30コマ/秒 電子 |
高速連続撮影 AF/AE追従 | 約40コマ/秒:電子 約15コマ/秒:メカ |
15コマ/秒 メカ 30コマ/秒 電子 |
連続撮影枚数 | 40fps ロスレスRAW 170コマ 非圧縮RAW 140コマ |
RAW 59枚 |
低速限界設定 | 対応 | 対応 |
プリ連写機能 | プリ連写 40枚 | 対応 0.5秒 |
セルフタイマー | 2/10秒 | 2/10秒 |
色々と制限のあるEOS R7の電子シャッターと比べると積層型CMOSセンサーのX-H2Sは高性能だ。フラッシュ同調1/125秒まで対応し、最高速は1/32000秒まで利用可能。さらに高速連写時は40コマ秒まで14bit RAWで撮影可能となっている。特にCFexpressを組み合わせた際のバッファは桁違いに良好で、40fps時のロスレスRAWで170コマまで撮影可能としている。仮にバッファが詰まったとしても、瞬間的なバッファクリアが期待できるだろう。SD UHS-IIのみのEOS R7はバッファが詰まってしまうと書き込み時間が発生するので、直ちに次の連写撮影に移行することが出来ない。
ファインダー・モニター
X-H2S | EOS R7 | |
ファインダー方式 | 0.5型 OLED | 0.39型 OLED |
ファインダー解像度 | 576万ドット | 236万ドット |
視野率 | 約100% | 約100% |
アイポイント(mm) | 約24mm | 22 |
最大ファインダー倍率 | 0.80倍 | 0.72倍 |
視度調整範囲 | - 5?+3m-1 | -4.0?+2.0m-1 |
リフレッシュレート | ~240fps | 60/120fps |
備考 | OVFビューアシスト | |
モニター形式 | TFTカラー | TFTカラー |
モニター解像度(ドット) | 162万 | 160万 |
モニターサイズ | 3.0型 | 3.0型 |
可動方式 | バリアングル | バリアングル式 |
タッチパネル | 対応 | 対応 |
備考 | 1.28型サブモニタ 冷却ファン対応 |
色調調整対応 クイック設定カスタム |
両機のファインダーはパネルのサイズが異なり、解像度が異なり、光学系にも大きな差がある。X-H2Sはこの価格帯としては非常に良好なスペックで、スペックシートでは見えづらい接眼光学系にもこだわっている。リフレッシュレートはどちらも通常で120fpsまで利用可能だが、X-H2Sのみ特殊な240fps駆動を利用可能だ。一方でEOS R7なOVFビューアシストで一眼レフのような撮影体験が可能となっている。背面モニタは似たようなスペックだが、X-H2SはタッチFnに対応していたり、モニタ展開時に冷却ファンを搭載できるなど機能的だ。
動画
X-H2S | EOS R7 | |
映像記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 HEVC/H.265 |
H.265 H.264 |
音声記録方式 | LPCM AAC |
AAC LPCM |
記録形式 | MOV MP4 |
MP4 |
圧縮方式 | ALL-I LGOP Apple ProRes 422/HQ/LT |
IPB |
4K | 6.2K 29.97p 720Mbps DCI 4K 59.94p 720Mbps 4K 59.94p 720Mbps |
~60p IPB 4K UHD Fine 4K UHD 4K UHD Crop ~340Mbps |
FHD | 59.94p 720Mbps | ~120p |
ハイスピード | 4K 120fps FullHD 240fps |
120fps |
動画クロップ | 4K 60p 全幅 4K 120p ×1.29 FHD 240p ×1.38 |
4K 60p 全幅 4K 30p 全幅 7KOS |
連続撮影制限 | 240分 4K 60p | 最大6時間 FHD 120p 90分 |
外部出力 | 6.2K ProRes RAW BRAW 4K 120p ?4:2:2 10bit |
4K 60p 4:2:2 10bit |
タイムラプス動画 | 対応 | |
動画撮影機能 | タイムコード ドロップフレーム AF速度 被写体追従特性 ウインドカット アッテネーター |
|
動画プロファイル | F-log2 RAW |
Canon-Log HDR PQ |
電子手ぶれ補正 | 対応 | 対応 |
備考 |
決定的にスペック差が生じているポイントとなる。X-H2Sは内部収録でProRes 422 HQ LTを利用でき、6.2K 30pや4K 120pの動画撮影にも対応している。DCI 4KやALL-Iにも対応しており、撮影スタイルに応じて様々な設定が可能だ。HDMI出力で6.2K RAWも実現できる。EOS R7も4K 60pまで対応しているが、オーバーサンプリングではないため4K 30pと比べると画質が低下する。
作画機能
X-H2S | EOS R7 | |
多重露光 | 9枚 加算 加算平均 比較明合成 比較暗合成 |
2~9枚 加算 加算平均 比較明 比較暗 |
インターバル撮影 | 撮影間隔 撮影回数 開始時刻設定 露出平準化 |
撮影間隔 撮影回数 |
ブラケット | AE/Film/DR/ISO/WB | AE/WB |
その他特殊撮影 | バルブタイマー | パノラマ 自動水平補正 深度合成 バルブタイマー |
ボディ内RAW現像 | 対応 | 対応 |
レンズ補正 | 歪曲 周辺減光 色収差 手動レンズ補正 |
周辺減光 色収差 歪曲収差 回折補正 デジタルレンズオプティマイザ |
仕上がり設定 | 19種 | 8種 |
プロファイル調整機能 | シャープ 彩度 コントラスト グレインエフェクト カラークロームエフェクト カラークロームブルー モノクロカラー 明瞭度 |
強さ 細かさ しきい値 コントラスト 彩度 色相 明瞭度 |
ホワイトバランス | AWB ・白優先 ・雰囲気 晴れ 日陰 蛍光灯1?3 電球 水中 色温度 オート |
オート(雰囲気) オート(ホワイト) 太陽光 日陰 くもり 白熱電球 白色蛍光灯 ストロボ マニュアル 色温度 |
デジタルフィルター | 8種 | 10種 |
どちらも従来機通りの仕様で、特にこれと言って注目すべきポイントは無い。敢えて言えば、X-H2Sは従来通り豊富なフィルムシミュレーションと仕上がり設定を利用でき、EOS R7はボディ内手ぶれ補正を活用した自動水平補正を利用できる。
インターフェース
X-H2S | EOS R7 | |
デジタル端子 | USB-C USB3.2 Gen2x1 |
USB-C 3.2 Gen2 |
特殊端子 | - | Mシュー |
シンクロ端子 | あり | |
HDMI端子 | A | D |
外部マイク端子 | 3.5mm | Φ3.5mm |
ヘッドフォン端子 | 3.5mm | Φ3.5mm |
リモコン端子 | 2.5mm | RS-60E3 |
ワイヤレスリモコン | BR-E1 | |
WiFi | 802.11a/b/g/n/ac | 802.11b/g/n |
Bluetooth | Ver.4.2 LE | Ver.4.2 LE |
NFC | - | - |
GPS | - | - |
環境センサー | - | - |
テザー撮影 | WiFi/有線 | EOS Utility |
フラッシュ | - | - |
電子水準器 | 2軸 | 2軸 |
似たようなスペックだが、フルサイズHDMIとマイクロHDMIの違いがあり、X-H2Sは5GHz Wi-Fiにも対応。さらに専用のファイルトランスミッターグリップを装着することでLAN接続も利用可能だ。
電源・ボディ
X-H2S | EOS R7 | |
バッテリー | NP-W235 | LP-E6NH |
縦位置グリップ | VG-XH FT-XH |
- |
USB充電 | 対応 | 対応 USB-PD |
USB給電 | 対応 | 対応 USB-PD |
撮影可能枚数ファインダー | 約580枚 | 約500枚 |
ボディ材質 | マグネシウム合金 | シャーシ:マグネシウム合金 外装:プラスチック |
ボディサイズ 幅 | 136.3 | 132 |
ボディサイズ 高 | 92.9 | 90.4 |
ボディサイズ 奥 | 84.6 | 91.7 |
質量(メディア・バッテリー含) | 約660g | 612g |
質量(ボディのみ) | 約579g | 530g |
防塵防滴 | 対応 | 対応 |
動作温度 | -10℃?+40℃ | 0℃?+40℃ |
どちらも最新の大容量バッテリーを使用している。バッテリーライフはX-H2Sのほうが有利だが、実際の撮影で顕著な差は無いと思われる。ボディ材質はX-H2Sが堅牢なマグネシウム合金を使った防塵防滴仕様であるのに対し、EOS R7はプラスチック外装で、防塵防滴仕様はEOS 90D並みとなっている。