「Z50II」と「EOS R10」の外観やスペックの違い

このクラスのカメラとしては少し重いものの、カメラメーカー大手の最新機種らしいスペック。R10と比べると少し高めですが、高度な動画機能やAFシステムを備え、連続撮影時のバッファも大きい。2000万画素のためクロップやトリミング耐性は低めながら、高ISOでも余裕のある画質。

価格を考慮するとAFジョイスティックや手振れ補正が欲しかったところですが、出来ることが多い万能モデル。防塵防滴に配慮した設計のため、撮影環境を選ばずに使えるのも長所の一つ。

また、この価格帯のカメラとしては物理ボタンが多め。直感的に使うまでは慣れとカスタマイズが必要になるものの、静止画・動画の撮影機能も多く、エントリーからアマチュアまで幅広使うことが可能。

Z50IIほど高機能ではありませんが、小型軽量で必要十分なコントロール。比較して安価で、（この価格帯のカメラとして必要な）AF性能や動画機能は十分良好。動体撮影では、高ISO画質こそ奮わないものの、適度なバッファとZ50IIよりも高速な連続撮影を実現しています。

物理コントロールはZ50IIよりも少ないですが、AFジョイスティックやAF/MF切り替えスイッチなど、要所をおさえた堅実なデザイン。奇をてらわず、詰め込み過ぎず、エントリー寄りのミラーレスを探している人にちょうどいいカメラとなっています。