「Z50II」と「X-S20」の外観やスペックの違い

ボディサイズやグリップが大きく、Zマウントのフルサイズ用レンズを装着してもバランスを取りやすいデザインの観点から要検討。競合他社のミラーレスと比べるカメラと言うよりも、フルサイズZマウントシステムのサブカメラとして、ニコン DX一眼レフカメラから乗り換えを検討するときに選択肢となる製品。

ファイルサイズの小さい2000万画素のRAWデータや、圧縮率の高い高効率RAW、そして大容量のバッファは連続撮影中に有利。X-S20よりも継続能力が高く、連写する機会が多いのであればコストパフォーマンスが高い。

Z50IIと比べて高価ながら、ボディ内手振れ補正や大容量バッテリー、超音波式の除塵ユニット、1/32000秒の高速電子シャッターなど、明らかに優れているポイントが複数存在します。機能的なうえ、対応するXマウントレンズも多く、汎用性の高いカメラシステムとなることでしょう。

敢えて言えば防塵防滴に非対応、高速連写時のバッファ、ファインダーの仕様などでやや見劣りします。連続撮影を重視する静止画ユーザーであればZ50IIも要検討ですが、オールラウンドで使うカメラを探しているのであればX-S20を要検討。