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DPReviewが NIKKOR Z 35mm f/1.2 S のサンプルギャラリーを公開

DPReviewが「NIKKOR Z 35mm f/1.2 S」プリプロダクションモデルのサンプルギャラリーを公開。Z 8と組み合わせて撮影した写真46枚を公開しています。

DPReview:Nikon Z 35mm F1.2 S pre-production sample gallery

今週初め、ニコンは開放F値の明るい広角レンズ「NIKKOR Z 35mm F1.2 S」を発表した。我々は、このレンズの試作モデルをシアトルの街で数時間試すことができ、このレンズの性能を実感できる写真をいくつか撮影することができた。

念のため、いくつか注意点を挙げておこう。これらの写真は、製品化前のレンズで撮影されたものであり、製品モデルの性能を正確に反映しているわけではない。また、当社の標準的なレンズギャラリーの手順では、Capture One を使用して画像を処理し、適用する補正と適用しない補正を正確に制御している。しかし、このサンプルギャラリーの画像はカメラから直接出力されたJPEGであり、通常はサンプルギャラリーの画像には適用されない補正が含まれている可能性がある。

NIKKOR Z シリーズ3本目となるf/1.2 S-Lineレンズ。35mmレンズとしても3本目となる製品で、このレンズは最も大口径のF1.2に対応しています。販売価格は他のNIKKOR Z 35mm レンズと比べて3倍以上と非常に高価。類を見ない35mm F1.2 AFレンズですが、それなりの対価を支払う必要がありそうです。

DPReviewのサンプルギャラリーではZ 8と組み合わせて撮影した写真46枚を掲載。Caputure One でRAW現像する従来の手法とは異なり、カメラ出力のJPEGを使用しているとのこと。ディテールやノイズ処理の観点で本来のサンプルギャラリーとは異なる結果となっている可能性があるようです。

そのあたりを踏まえてギャラリーを確認してみると、F1.2の絞り開放から高コントラストでシャープな結果が得られるレンズのように見えます。遠景のF1.2ではフレーム端や隅で若干の低下が見られるものの、広い範囲はZ 8でも全く問題なさそう。
(ギャラリー最後でF値を変えながら定点撮影した作例を確認できます。)

35mmレンズとしては全体的にボケが滑らかで綺麗。周辺の口径食は目に付くものの、悪目立ちするような騒がしい印象はありません。色収差もかなり良好に抑えられています。球面収差の残る柔らかいボケとは言えませんが、欠点の少ない、扱いやすいボケが得られるレンズのようです。

ニコン NIKKOR Z 35mm f/1.2 S 最新情報まとめ

  • 発売日:2025年2月28日
  • 予約開始日:2月12日10時
  • 希望小売価格:オープン
  • ニコンダイレクト:437,800円(税込)
  • B&H:2796.95ドル

レンズの仕様

レンズマウント ニコン Z マウント
対応センサー フルサイズ
焦点距離 35mm
レンズ構成 15群17枚
開放絞り f/1.2
最小絞り f/16
絞り羽根 11枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 0.2倍
フィルター径 82mm
手振れ補正 -
テレコン -
コーティング メソアモルファス
ナノクリスタル
アルネオ
サイズ 約90mm×150mm
重量 約1060g
防塵防滴 対応
AF マルチフォーカス方式
STM
絞りリング -
その他のコントロール コントロールリング
L-Fn
付属品 • レンズキャップ LC-82B(フロントキャップ)
• 裏ぶた LF-N1
• レンズフード HB-110
• レンズケース CL-C2

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