EOS M5の高感度性能をM3・80D・α6300と比較する【比較】

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各社競合モデルと高感度や解像度の比較が出来るので今回は同社の競合モデルとα6300における高感度を見てみましょう。

ISO3200

この時点でやや解像度に違いがあるように感じますが、これは装着しているレンズに差があります。

という具合ですので、光学性能に定評のあるEF-M22mmやFE55 ZAと比べてしまうと、解像度的にα6300＞EOS M3＞M5・80Dと感じてしまうかもしれません。解像度を差っ引いて高感度性能だけを見ると、α6300がやや有利でEOS3モデルはどれもドッコイと言う感じですね。

3モデルは2400万画素で像面位相差AFを搭載しているセンサーを採用、処理エンジンはどれもDIGIC 6ですので同程度のスペックとなっていますので当然の結果かもしれません。
（EOS M3はデュアルピクセルCMOS AFでは無くハイブリッドCMOS AF）

さらに感度を上げるとα6300との差が顕著になってきます。特にシャドウのノイズ感には大きな差がありますね。レンズの解像力も手伝って差が引き立ってしまうのがなんとも言えない感じです。

超高感度でも同様の傾向です。

では処理エンジンによるノイズリダクション前のRAWデータではと言うと…

こちらでもカラーノイズの発生程度がα6300のみ抑えられているように感じます。高感度性能ではα6300に分があるようですね。僅かですがM5よりもM3の方がノイズが少なくも見えますね。これはセンサーが違うためだと思われます。

EOS3モデルでは高感度の画質に大差がありませんので、ミラーレスで連写やAFが欲しければM5、コスパ優先ならM3、大きくても連写やAFが欲しければ80Dと言った選択でしょうか。