このページでは一眼カメラ用交換レンズ「E 10-18mm F4 OSS」の情報を収集しています。
更新履歴
- ソニー「E 10-18mm F4 OSS」が販売終了 2023年7月10日
- ソニー E 10-18mm F4 OSS 最新情報まとめ 2016年6月23日
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レビュー
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E 10-18mm F4 OSS | |||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
名称 | E 10-18mm F4 OSS | |
---|---|---|
型名 | SEL1018 | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | |
対応撮像画面サイズ | ●APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離(mm) | 10-18 | |
焦点距離イメージ(mm) *1 | 15-27 | |
レンズ構成 (群-枚) | 8-10 | |
画角 (APS-C)*1 | 109°-76° | |
開放絞り (F値) | 4 | |
最小絞り (F値) | 22 | |
絞り羽根 (枚) | 7 | |
円形絞り | ○ | |
最短撮影距離 (m) | 0.25 | |
最大撮影倍率 (倍) | 0.1 | |
フィルター径 (mm) | 62 | |
ADI調光対応 | - | |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 | |
手ブレ補正段数 | - | |
テレコンバーター (1.4x) | - | |
テレコンバーター (2.0x) | - | |
フードタイプ | 花形バヨネット式 | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 70.0 x 63.5 | |
質量 約 (g) | 225 | |
付属品 | ||
フード (型名) | ALC-SH123 | |
レンズフロントキャップ | ○ | |
レンズリヤキャップ | ○ | |
ケース | - | |
その他付属品 | - |
紹介
35mm判換算で15-27mmとなる広角ズームレンズだ。開放F値がF4固定の為、絞りの調整がしやすく扱いやすい。
広角ズームでは省略されがちな手ぶれ補正を搭載しているので、ローライトなシーンでも手持ち撮影がはかどりやすい。
描写性能はズーム全域で似通っており、絞り開放では中央が良好だが周辺部が甘い傾向にある。F5.6まで絞れば周辺部もだいぶ追いついてくるが、絞ることでさらに中央部は解像力を増すので実質追いついていない。特に広角端の解像力は際立っており、望遠端に向かうにつれ解像力がやや落ちる。
ズーム全域で概ねF8がピーク。色収差はF値によらず平均的に補正されているので、絞り開放から安心して使っていけるだろう。14mm~18mmの中間域においては広角端や望遠端と比べるとやや描写性能が落ちるようだ。
描写性能は良好だが、このレンズの特徴はそれだけではない。超広角をカバーするレンズながら、重量は僅か225gという軽量さがもう一つの魅力。軽量なレンズながら、鏡筒は金属製であり質感や堅牢性は十分確保されている。
裾野を広げると、アダプタ経由でαAマウント『DT 11-18mm F4.5-5.6』や『SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM』が存在する。しかし、コンパクトで手ぶれ補正を搭載している本レンズが存在するので、わざわざ大きいレンズを選択する必要もないだろう。
海外の評価
Sony Alpha Blog
- ビルドクオリティはとても良好だ。
- オートフォーカスはとても高速で静かだ。
- 防塵防滴仕様ではない。
- シャープネス:α6000
・このレンズは2013年に1600万画素センサー時に登場したものだ。2400万画素センサーでは四隅が苦しい。
・全体的に中央はとても優れているが、四隅はF4でやっと並程度だ。ベストの結果はF8まで絞る必要がある。
・10mmが最もシャープな焦点距離だ。 - 周辺減光は絞り開放で目に見える。特に10-14mmで目立つ。
- 歪曲はとても小さい。広角?望遠側で樽型?糸巻き型となる。
- 逆光耐性はとても良好だ。
- 色収差はとても少ない。
- ボケは小さいが良好だ。
- 発色は良好だが、Gレンズやツアイスほどではない。
E 10-18mm F4 OSSはソニーAPS-C用としては唯一の広角ズームだ。全体的な結果はとても良好だが、四隅はやや悪く風景撮影には残念だ。
長所:中央はとても優れている・プロファイルで完全に補正できる歪曲と周辺減光・色収差はよく補正されている・とても良好な逆光耐性・軽量・動画での使い勝手・12-18mmはフルサイズでも利用可能
短所:2400万画素センサーではF4の四隅が残念・四隅はF8まで絞っても中央とかけ離れた画質(ただし良好な水準)・限定的なズームレンジ・価格・良好だがとても良好ではない発色
もし単焦点レンズで良いならば多くの選択肢が存在する。
- Laowa 9mm F2.8 Zero-D:絞り値全域で隅から隅までシャープ
- 10mm F2.8 ED AS NCS CS:中央で優れたシャープネス、四隅は絞り開放からとても良好
- 12mm F2.0 NCS CS:中央は優れているが四隅はF8まで絞る必要がある
- 7artisans 12mm F2.8:中央は良好だが四隅はF8まで絞ると良好になる
- Touit 2.8/12:優れた描写だがとても高価
- 16mm F2.0 ED AS UMC CS:とても良好だが四隅はまずまず
- 16mm F1.4 DC DN:ソニーAPS-Cでベストな広角レンズの一つ
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