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EF400mm F4 DO IS II USM | 新品・中古情報 |
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レンズデータ
レンズ仕様
画角(水平・垂直・対角線) | 5°10’・3°30'・6°10’ |
---|---|
レンズ構成 | 12群18枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最小絞り | 32 |
最短撮影距離 | 3.3m |
最大撮影倍率 | 0.13倍 |
フィルター径 | 差し込み52mm |
最大径×長さ | φ128×232.7mm |
質量 | 2,100g |
手ブレ補正効果 | 4.0段分※(CIPAガイドライン準拠) |
「小型化」と「高画質」は光学設計の上では相反するもので、取捨選択をしなければどっちつかずなレンズになってしまう。
このレンズはその悩ましい問題を「DO(Diffractive Optics)=回折光学素子」レンズを用いいる事で解決した画期的な超望遠単焦点レンズ。2014年に「I型」からリニューアルされて、SWCやフッ素コーティングなど逆光耐性やメンテナンス性が向上している。三脚座に緩み止めとして使える穴が出来ている等、嬉しい小さな改善点もあったりする。
400mmをF4でカバーするレンズとしては最軽量で、その重量はおよそ2kg。旧モデルよりも僅かに重くなってしまっているが、キヤノン・ニコンの大手二社における現行レンズを探しても、その軽量さは随一となっている(他のレンズは明るさやズームと言った違いがあるものの、概ね3kg超え)
競合・悩むレンズとして、比較的安価で手に入る『EF400mm F5.6L USM』、もう少しお金を積めば手に入る『EF500mm F4L IS II USM』が有力候補だろうか。EF400mmF5.6は手ぶれ補正が搭載されておらず、使い勝手が制限される。EF500mm F4L IS II USMはさらに長い焦点距離をF4でカバーしているのでより遠くの被写体を撮るにはこちらがオススメ。
また、『EF300mm F2.8L IS II USM』にx1.4エクステンダーを装着するという方法もあったりする。価格も本レンズよりやや安く、300mmの明るいレンズとして使える上にナンチャッテ400mmF4としても使うことが出来る。
海外の評価
Lenstip:非の打ち所がない光学性能だが、逆光耐性が弱点
- 大きなマニュアルフォーカスリングは45mm幅はリブ付きのゴム製だ。回転角は200°もある。
- パワーフォーカス機能が付いているため動画撮影時に便利だ。
- 手ぶれ補正の性能は4段分というキヤノンが主張するパフォーマンスと合致している。この補正効果には拍手喝采だ。
- 中央解像力は素晴らしい。絞り開放からすでに45lpmmに達しており、F5.6まで絞るとさらに良好となる。これはEF300mm F2.8 IS II USMと同程度の性能だ。DOレンズが解像力に悪影響を与えているようには見えない。
- APS-Cフレームにおける解像力は「格別」としか言いようがない。F4.0~F8.0の絞り値は常に40lpmmを上回り、解像力に口うるさいユーザーでさえ満足させてしまうだろう。
- フルフレームにおける四隅の解像力も非の打ち所がない。F4~F11までの絞り値では少なくとも良像の基準値である35lpmmを上回っている。
- ×1.4テレコンバーターを使ったとしても満足できる解像力だ。APS-Cやフルフレームの四隅ではやや解像力が低下するものの、それでも良像の基準値を維持している。
- 解像力を要約すると高価なLレンズに相応しい性能だ。
- 軸上色収差に関する問題は無い。絞り開放では僅かに色づきがあるものの、1段絞ると解消する。テレコンを装着したとしても恐れることは無いだろう。
- 倍率色収差は0.04%以下と極僅かだ。テレコンを装着したとしても同じような結果となる。
- 球面収差による大きな問題は無い。
- 歪曲収差は極僅かだ。
- コマ収差の補正は立派なものだ。
- 非点収差は6.6%と中程度を示している。
- 周辺減光はAPS-Cでは問題とならず、フルフレームでも絞り開放で中程度だ。
- 逆光耐性は唯一の弱点だ。コントラストが低下し、回折素子の構造がはっきりと表れる。さらに目に見えるゴーストが発生してしまう。
- EOS 5D Mark IIIでのテストは非常に高速だ。ピント距離を0.3~0.4秒のスピードで移動する。フォーカスリミッタの必要性は低いが、使用することでさらに高速化する。×1.4テレコンを装着するとフォーカシングにかかる時間は大きく増加する。
- このレンズでフォーカスシフトの問題は発生しなかった。
長所:とても良好なレンズの造り・小型軽量・素晴らしい中央画質・非常に良好なAPS-Cフレームの画質・良好なフルフレーム四隅の画質・球面収差の問題が無い・無視できる軸上色収差・とても小さい倍率色収差・僅かな歪曲・とても小さいコマ収差・非点収差の問題が無い・小さい周辺減光・静かで正確なオートフォーカス・効果的な手振れ補正・×1.4テレコンと良好な相性
短所:フォーカシングの回転角が少し大きすぎる・逆光耐性
このレンズは使っていて楽しいものだ。スポーツ・飛行機・野鳥・天体撮影に向いている。
小型軽量で手持ち撮影が可能であるため、一脚や三脚が必要ない。優れた手振れ補正も役に立つはずだ。
もし非難すべき点を挙げるとしたら、シグマやタムロンのようにUSBでレンズのオートフォーカス範囲を狭めることができない事だ。もし可能であれば、より高速なフォーカシングが可能だっただろう。テレコンを装着する用途では尚更そう感じるはずだ。
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