最新情報
X-T2関連記事
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その他情報
- 2017.4.6:MirrolessComparisonがα6500との徹底比較記事を公開しています。動画も公開しているので併せて見ておくと参考になるかもしれません。使い勝手や製造品質でX-T2の方が良いと述べていますが、動画に関するAFではα6500の方が使いやすそうですね。
- 2017.3.30:X-T2のファームウェア2.00を公開
- 2017.3.23:X-T2の大規模アップデートを告知
- 2017.3.20:ファームウェアアップデートが3月か5月にあるとかないとか
- 2017.3.3:日経トレンディネットにX-T2のレビューが掲載。
- 2017.3.3:Cinema 5DによるX-T2の動画性能レビューを見るとα6300よりもローリングシャッター性能が良好の模様。α6300が34msでX-T2が21msという結果。
- 2017.3.2:MirrorlessonsがX-T2のフルレビュー記事を配信。
- 2017.2.1:X-T2とX-Pro2のキャッシュバックキャンペーンが3日から開始されます。レンズとセットで最大3万円のキャッシュバックとのこと。
- 2017.1.20:カメラ月刊誌の2月号が発売していますね。X-T2は中々の高評価でAFこそE-M1 Mark IIに及ばない部分もあるようですが、解像度や高感度性能などでトータルバランスが良好のようです。昨日は去年から噂になっていたGFXの中判やX-T20が登場しています。フジフィルムの勢いはまだまだ止まりませんね。
- 2017.1.18:Fujirumorsにイタリアのウェディング写真家がX-T2を使ったレビュー記事が掲載されています。キヤノン5DからX-T2に乗り換えたそうですね。メインレンズが16mmF1.4・23mm F1.4・35mm F1.4・56mm F1.2・Samyang 12mm F2という単焦点メインの構成で臨んでいるそうです。ズームレンズ編成の多い日本とはちょっと印象が異なりますね。写真を見るとフットワークを活かした写真が多いので納得させられます。
- 2017.1.17:PhotographylifeのファーストインプレッションをX-T2特設ページに追加しました。
- 2017.1.17:X100Fの特集ページにて「ISO Aでコマンドダイヤルでの操作が可能となる?」を追加しました。
2017.3.23:大規模アップデートが3月下旬に公開
公式ウェブサイトにて3月下旬のアップデート内容が公開されました。さすがのフジフィルムらしいアップデート内容ですね。X-T1を彷彿とさせる充実の更新です。
追記:3月30日:公開されました。
- ブラケットおよびAdv.フィルター撮影でのRAW画像の記録
- 拡張感度にISO125、ISO160を追加
- 長秒側のシャッタースピードを15分まで拡張
- シャッタースピードの1/3段補正の無効化(X-T2のみ対応、X-Pro2搭載済み)
- コマンドダイヤルでのISO感度全域変更(X-T2のみ対応)
- 感度AUTO設定の低速シャッター限界に「AUTO」を追加
- 顏検出AFの高速化
- AF-Cモードでの合焦表示の改善
- AFモードの「シングルポイント」に最少サイズを追加
- 「AFポイント表示」の追加(X-Pro2のみ対応、X-T2搭載済み)
- 「AF-Cカスタム設定」の追加(X-Pro2のみ対応、X-T2搭載済み)
- 「縦/横位置AFモード切替」の追加(X-T2のみ対応)
- .ピント位置拡大中の位置変更
- 動画記録中のアイセンサー有効化(X-T2のみ対応)
- 動画記録中のISO感度変更(X-T2のみ対応)
- 動画記録中の再AF(X-T2のみ対応)
- 動画記録中のヒストグラム表示(X-T2のみ対応)
- 外部マイク入力レベルの最適化(X-T2のみ対応)
- VIEW MODEに「アイセンサー+LCD撮影画像表示」を追加
- EVFの表示タイムラグ短縮(X-Pro2のみ対応、X-T2搭載済み)
- 「2画面」表示モードの常時化(X-T2のみ対応)
- LCDの自動縦表示(X-T2のみ対応)
- カスタム1?7の名前設定
- Exif用著作権情報
- ボイスメモ機能
- AEブラケットの機能拡張
- 「カードなしレリーズ」設定の追加
5月下旬のX-T2 Ver2.10予定
- 無線通信によるPCリモート撮影をサポート(X-T2のみ対応)
- AFモードに「オール」を追加(X-T2のみ対応)
- 「半押しAF」、「半押しAE」の機能拡張(X-T2のみ対応)
- EVF明るさに「-6」と「-7」を追加
- 「2画面」表示モードでの画面入れ替え(X-T2のみ対応)
- リアコマンドダイヤルのファンクション化
2017.1.12:X-T2グラファイトシルバー誕生
フジフィルムがCESで公開した新製品を国内発表しました。
追記:同時にX-T1のファームウェアアップデートが5.1が公開されました。新モデルのX-T2が登場していますが、旧モデルX-T1に対しての手厚いファームウェアの改善は健在ですね。すごいぜフジフィルム。
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2017.1.11:著作権を追加する機能が来る?
別記事においてFujirumorsの記事をピックアップしました。
2017.1.5:X-T2グラファイトシルバーモデルが海外で発表
ついにシルバーモデルがアメリカCES2017で発表されました。
国内ではまだ発表がありませんが、いつ頃になるのでしょうか。
2017.1.4:X-T2のシルバーモデルは1月5日に発表される?
Fujirumorsにて昨日リークされたシルバーモデルの情報に追加がありました。
フジフィルムは1月5日にX-T2シルバー・X-Pro2グラファイト・XF23mm F2グラファイトを発表する。
2016.1.3:今月中にシルバーモデルのX-T2・X-Pro2・XF23mmが登場?
別記事にてFujirumorsの記事をピックアップしました。
さらにXF50mm F2 WRも今月中に登場しそうな気配が出てきました。フジフィルムは1月から飛ばしますなあ!
2016.12.28:グラファイトシルバー発売なるか?
別記事にてFujirumorsによる記事を抄訳して記載しました。
2016.11.29:ファームウェア1.10公開
FUJIFILM X-T2用のファームウェア1.10が公開されました。
以前から問題になっていた不具合などが積極的に改善されているようですので、ファームウェアは更新しておいた方がよさそうですね。
1:テザー撮影に対応
2:操作系の個別ロック機能
3:プレビュー時の機能追加
4:露出オーバーの不具合改善
5:18-135mm装着時に不具合改善
6:無線LAN接続時の不具合改善
7:クリップオンフラッシュ装着時の不具合改善
8:Nissinストロボでの不具合改善
2016.11.8:ファームウェア1.10は11月29日に延期
フジフィルムが公式にファームウェアの公開日時を延期すると発表しました。
記事を読むと開発に時間を要しているため延期が必要との事です。
X-Pro2とX-T1用のファームウェアは本日ダウンロード開始となったようです。
2016.10.31:テザー撮影に対応するファームウェアを11月8日に公開
フジフィルムからX-T2用のファームウェアアップデートが公式発表されてました。
主な追加機能はテザー撮影だけですが、既出のバグフィクスも盛り込まれていると願いたいものです。
2016.10.28:XF50mm F2 WR・X-A10が11月に発表される?
FujiRumorsによると11月に以下の2製品を発表するそうです。
・XF50mm F2 WR
・X-A10
以前にフジフィルムが「コンパクトなレンズ」に注力するという噂がありましたね。
フォトキナでモックが展示されていた時は2017年とされていましたが、11月に早まって発表されるのでしょうか。
2016.10.25:今週木曜日にファームウェア1.10が公開される?
FujirumorsによるとX-T2のファームウェアが今週中にあると発信しています。
おそらく、画期的なシステムというよりは発売後に発生しているバグFixが主な内容ではないかと推測しているようです。
2016.9.30:グラファイトシルバーX-T2の登場なるか?
Fujirumorsが信頼できるソースから2017年にX-Pro2のグラファイトシルバー版を発売するとの情報を受け取った。
もしこれが確かであれば、X-T2も来年の中頃か後半にはグラファイトシルバーを出すかもしれませんね。
ちなみに以前から噂になっていたX-Pro2のAFアルゴリズムの改善ファームウェアを公開されるかもしれません。その中ではAF-Cのカスタム設定は含まれていないので、X-T2の優位性が確立されています。
2016.9.26:写真家・田中希美男氏のレビュー
よく機材系の記事や本の執筆を務めている写真家の田中希美男氏がX-T2について褒めている。
露出の安定性向上、AF性能などをプッシュして、バッテリーの持ち具合などには改善の余地ありと述べている。
2016.9.25:ソニー「X-T2のような高速AFはα7の脅威」
AmatuerPhotorapherはフォトキナ2016においてソニーへのインタビュー記事の中でそう記載している。
フォーカス速度の面ではフジフィルムやキヤノン、その他競合他社から多くの事を学びました。我々はそれらのカメラと同じような武器を持っていない。
と述べています。4Dフォーカスを有するソニーらしからぬ発言。
2016.9.12:XFレンズの一部値上げが間近
公式発表された一部XFレンズの価格改定の実施日が今月16日と迫ってきている。
カメラのキタムラではキッパリと「値上げ間近」として特集しているので、値上げは間違いないだろう。
X-T2の購入早見表
X-T2
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?2016.9.9:ePHOTOzineのExpert review
ePHOTozineが4ページに渡ってX-T2をじっくりとレビューしています。
総評として
Good
- 優れたノイズ性能
- 優れた色再現
- 3インチのチルトモニター
- 優れた電子ビューファインダー
- バッテリーグリップと高速性能
- バッテリーグリップと改善されたバッテリー性能
- 高速AF
Bad
- 価格が高くなった
- X-T1よりも大きい
- バッテリーグリップ無だと340ショットの撮影枚数
- 暗部のディテール
Fujirumorsによるレビュー
かなりボリュームがあるレビューです。本文はコチラ
サンプル
- X-T2仕様
- X-T2のサンプル画像
- X-プロ2サンプル画像
- X-T2追尾AFサンプル
- ISOの比較
- フィルムシミュレーションの比較
- 高ISO-サンプルアクロス
- ルマンクラシックサンプル
- Theresienstadtサンプル
- X-T2ファーストルック記事のサンプル
- 4K AF-Cビデオトラッキングデモ1
- 4K AF-Cビデオトラッキングデモ2
レビュー抄訳
- 改良されたエルゴノミクス(光軸上に三脚穴が配置・より優れたグリップ・ダイヤルのロック機構・ダイヤルの厚み)
- フォーカスアシストボタンは無くなったが、耐候性を維持したまま使えるリアダイヤルの押し込み式ボタンに配置されている。
- 測光選択用のダイヤルは小さくて扱いづらい。
- 4方向の十字ボタンはX-T1よりも人工工学に基づいている。しかし、個人的にはX-Pro2の方が良い。
- アクセサリドアはX-T1よりも堅牢で誤ってドアを開くことが無くなった。
- フォーカススティックは8方向に操作可能で、押し込む事によりフォーカス枠のサイズを変えることが出来る(X-Pro2と同様)
- フォーカスポイントは91から325に切り替える事が出来るので多彩なフレーミングが容易になっている。
- 露出補正が+/-5になった。
- 4EVの露出差で撮影された2枚をライトルームで最大7EVのダイナミックレンズ拡大する事が出来る。
- 3Wayチルト式液晶モニタは縦持ちするときに便利だあ、およそ45度に制限されている。しかし、この仕組みはとても堅牢で光軸上にモニタがとどまっているので使いやすい。
- EVFのアイカップは改善されいて、外光を遮蔽するのにより効果的になっている。
- ISOダイヤルはシャッタースピード同様にプッシュ式のロック機構を設けてある。
- ISOオート範囲を設定できる3つのプリセットが可能だ。
- ISOロックは便利だが、ロックし忘れたりする事がある。高感度耐性の高いこのカメラはISOを設定し損ねても寛容的な画質を提供してくれた。
- X-T2のISO校正は標準出力感度(SOS)に基づいているので、ニコンやキヤノンの推奨露光指数(REI)の規格とは異なる点に注意してください。
- X-Pro2と同じプロセッサなので、画質的には実質同一。X-T1と比較すると改善されている。
- 最も古いXシリーズとは異なり、拡張ISOのすべてでRAWファイルに書き込み可能。
- X-T1とファインダーは一見同じように見えるが、リフレッシュレートが改善されているのでとても高速で明るいです。
- ブーストモードを切るとモアレや偽色が少ないです。
- 大きなファインダーを活かした画面分割モードがある。
- 既存のNP-W126バッテリーをお持ちの方も多いと思われるが、新しい「S」型は必須ではない。
- X-T2には最大で3個のバッテリーを搭載可能で、それらの一つ一つの残量を確認できる。
- USB3.0ポート経由で充電可能。
- 圧縮RAWは超高速で処理されるので高速連写に向いている。
- 1/8000秒のシャッターと1/32000秒の電子シャッターを搭載。電子シャッターではフラッシュ同調が出来ない。
- 電子シャッターのローリング現象は読み出し速度がX-T1から倍増しているので、問題が発生するシーンが少なくなった。
- 高画素になっているがX-T1よりもノイズが少ない。
- X-T2は再起動時に最後に使われた焦点距離を記憶している。
- 顔検出は改善されている。
- マニュアルフォーカスも同様に改善されている。
- ブースターグリップは非常に有用であり購入を検討する価値がある。
- X-T2とX-Pro2はハードDRの設定が完全にライブビューとヒストグラムでシュミレートされている。
- 動画についてはベータ機を元にした「改善」が進行中であり、9月の発売までにはさらに良くなっている。
総評
- レトロなマニュアルダイヤルとコントロールのDNAを犠牲にする事無く、すべての撮影状況に取り組むことが出来る。「完全なミラーレスカメラ」を目指して富士フィルムが苦心してきた事が分かるものだ。
- 最先端のセンサーと応答性・高性能AF・追従性を確保する高速プロセッサを搭載しているのにも関わらず、コンパクトで堅牢な造りになっている。
- 改善された人工工学と大型EVFはX-T2を操作する喜びを高めます。
- ブースターグリップは単なるバッテリーボックスでは無く、画質と動画を一流にするためのツールです。
- Qボタンのメニューとして選べるモードやライブビュー時に表示されていない機能など、さらに必要な改善点が存在する。
- とっさのシャッターチャンスに対して、X-T2は要求される設定(カメラ全体の構成)を急速に変化させる方法がありません。レトロな概念を犠牲にする事無く、このようなプリセット機能を追加する巧妙な手段を見つけるしかないだろう。
X-T2関連リンク
外部リンク
- X-T2公式ウェブサイト
- X-T2予約キャンペーン
- XFレンズ キャッシュバックキャンペーン
- X-T2新製品体験イベント
- X-T2スペシャルコンテンツ
- レンズロードマップ
- ePHOTOzine Hands-on-review
- DPreview First Impression
当サイトのフジフィルム関連リンク
- フジフィルム系情報トップページ
- X-T2・PEN-F・α6300とのスペック比較
- X-T2特設ページ
- フィルムシュミレーション比較表(X-Pro2)
- レンズ一覧
(最安値早見表とレンズの作例・評価・レビュー集)
(広角/標準/望遠) - 一眼ボディ一覧
- 関連記事
既存モデルとの比較
外観比較(X-T2・X-T1)
X-T2
X-T1と違いフォーカスアシストボタンが無くなって、その場所に「フォーカスセレクトレバー」が追加されている。従来までのフォーカスアシストを使う場合には、リアコマンドダイヤルを押し込めば使用できる。
X-T1
スペック情報(X-T1・X-Pro2との比較)
3モデルの中で明らかに優れている性能…赤色
3モデルの中で明らかに劣っている性能…青色
X-T2 | X-Pro2 | X-T1 | |
有効画素 | 2,430万画素 | 2,430万画素 | 1,630万画素 |
センサー | X-Trans CMOS III | X-Trans CMOS III | X-Trans CMOS II |
画像処理エンジン | X Processor PRO | X Processor PRO | EXR Processor II |
感度 | 200-12800 拡張100/25600/51200 |
200-12800 拡張100/25600/51200 |
200-6400 拡張100/12800/51200 |
RAW | 14bit ロスレス | ?14bit 非圧縮 | 非圧縮 |
モニタ | 3.0型 104万ドット 3-Wayチルト式 |
3.0型 162万ドット 固定式 |
3.0型 104万ドット チルト式 |
ファインダー | EVF 0.5型 236万ドット 倍率 0.77倍 60fps(通常) 100fps(最大) |
OVF 視野率 92% 倍率0.36/0.60 EVF 0.48型 236万ドット 倍率 0.59倍 85fps(最大) |
EVF 0.5型 236万ドット 倍率 0.77倍 54fps |
シャッタースピード | メカ 1/8000秒 電子 1/32000秒 |
メカ 1/8000秒 電子 1/32000秒 |
メカ 1/4000秒 電子 1/32000秒 |
AF | 91点(最大325点) ハイブリッドAF EV-3対応 |
77点(最大273点) 位相差エリア 7*7=49点 |
77点 位相差エリア 5*3=15点 |
ジョイスティック | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
連写 | 8コマ秒 11コマ秒(ブースト時) 14コマ秒(電子S) 非圧縮RAW25枚(11fps) |
秒8コマ 非圧縮RAW27枚連写 |
秒8コマ RAW連続記録枚数 メディア依存 |
フラッシュ同調 | 1/250秒 | 1/250秒 | 1/180秒 |
フィルムシュミレーション | 15種類 | 15種類 | 11種類 |
測光 | 256分割 | 256分割 | 256分割 |
WiFi | 搭載 | 搭載 | 搭載 |
防塵防滴 | 対応 | 対応 | 対応 |
フォーカスレバー | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
動画 | 4K 30fps FHD 60fps フィルムシュミレーション適用可能 F-Log可能 |
FHD 60p HD 60p |
FHD 60p HD 60p |
メディア | デュアルスロット UHS-II対応(両スロット) |
デュアルスロット UHS-II対応(Slot1のみ) |
シングルスロット UHS-II対応 |
サイズ | 132.5*91.8*49.2 507g |
140.5*82.8*45.9 495g |
129*89*8*46.7 440g |
起動時間 | 0.3秒 | 0.4秒 | Hパフォーマンス on/off 0.5秒/1.0秒 |
バッテリー | NP-W126S 350枚 USB充電可能 |
NP-W126 EVF時 250枚 OVF時 350枚 |
NP-W126 350枚 |
端子 | 3.5mmマイク 2.5mmリモート USB3.0 Micro HDMI |
2.5mm(マイク/レリーズ) USB2.0 Micro HDMI |
2.5mm(マイク/レリーズ) USB2.0 Mini HDMI |
備考 | AF-C特性のカスタム ダイヤルの耐久性向上 ブーストモード AF-Cカスタム設定 露出補正+/-5 設定可能なマイメニュー テザー撮影可能 15秒オートパワーオフ |
?露出廬生+/-5 設定可能なマイメニュー |
?露出補正+/-3 設定可能なマイメニュー |
画質
X-Pro2と同スペックの物を搭載しており、概ね同傾向と言ったところ。ブラッシュアップされているのか起動時間やシャッタータイムラグなどが僅かながら改善している。とは言え、体感するには極々僅かな差。
X-T1と比べると、1600万画素から2400万画素と大幅に有効画素数が向上している。高密度な画像は階調性を豊かにすると共に、より細部のディテールを保持してくれるのでトリミングなどのレタッチ耐性が高い。
画素ピッチが狭くなっているので、高感度ノイズの増加が気になる所だが、X-Pro2並若しくはそれ以上のノイズ処理でありX-T1以上にノイズを上手く処理してくれるだろう。私は実際にX-Pro2でその高感度性能を目にしたが、なかなか素晴らしい。
基本的な性能で言えば、X-T1で11種類だったフィルムシュミレーションがX-Pro2と同じく15種類となっている。
AF・ドライブ
X-Pro2の測距点77点(最大273点)からさらに増加して91点となっている。
X-T1と比べると位相差エリアは49点から約230%増加している事になる。さらにX-Pro2からAFアルゴリズムが改善されてより高速・正確なフォーカシングを期待出来る。
従来モデルから測距点が大幅に増えたので、十字キーでのセレクトはとても煩雑になった。X-Pro2で初導入された「フォーカスレバー」がX-T2でも採用されているので、ファインダーを覗きながらダイレクトなAFポイントの移動が可能になっている。
さらに、キヤノンやニコンの上位機種でお馴染みのAF-C特性をカスタマイズ出来る項目が追加された。
- 被写体保持特性
- 速度変化特性
- ゾーンエリア特性
の3つを自由にカスタマイズ出来るので、シーンに合わせてAF-Cを最適化する事で動体追従性能を向上させる事が出来る。
いちいち設定が面倒、初めての項目でどうやって設定したら良いか分からない。という方がいると思う。そんな方の為に「プリセットモード」をシーン別に5種類用意してあるので、迷ったらプリセットから選ぶと良いだろう。
X-T2スペシャルサイトにおいて、AF特性や使い方の細かい部分が掲載されているので一読してみよう
ドライブ
シャッタースピードはX-T1よりも1段稼ぐことが出来る1/8000秒が可能。
通常時の連写はX-Pro2・X-T1と同じく1秒間に8コマの連写が可能で、さらにブースト時はメカシャッターで秒間11コマの連写が可能となる。メカシャッターでの連写性能は特筆すべき点で、キヤノンの『EOS 7D Mark II』やニコンの『D500』における秒間10コマを上回る物だ。
ローリングシャッターの影響は少なからず発生するだろうが、電子シャッターで秒間14コマとEOS-1D XやD5並の連写性能を発揮する。
ただし、バッファ容量は膨大ではなくブースト秒間11コマの場合に非圧縮RAW25コマの連写で詰まる。これらを少しでも改善したいのであれば、UHS-IIがデュアルスロットで対応しているのでしっかりしたSDカードを揃えてみよう。
機能性
ファインダー
基本スペックはX-T1同様だが、「ブーストモード」時のリフレッシュレートが100fps(X-T1は54fps)に出来るためより光学ファインダーに近い感覚でファインダーを除くことができるようになる。
輝度を2倍にする自動調整モードなどで視認性をしっかりと確保出来るようになっている。
さらに連写時のブラックアウトする時間が大幅に短縮され、従来機と比べて半分以下になっている。AF性能の強化と共に連写機能が強化されているので、使用頻度が高くなるであろう連写時のブラックアウトが減るのはとてもGood。
さらにブラックアウト時間が減ることでコマの間でAFサーチを行うタイミングが増える。これによってさらに連写時の追従性向上に繋がっている。
動画性能
クロップ | 出力解像度 | 入力解像度 | ビットレート | |
---|---|---|---|---|
4K | 1.17x | 3,840 x 2,160 | 5,120 x 2,880 | 100Mbps |
FULL HD | 1.0x | 1,920 x 1,080 | 3,000 x 1,687 | 100Mbps |
フジフィルムで初となる4K動画に対応したミラーレス一眼カメラとなった。4Kは最大で10分、FHDで15分、HDで29分の連続撮影が可能となっている。
さらにF-Logやフィルムシュミレーション「アクロス」「クラシッククローム」が動画撮影時に使用できる。
ハード面
UHS-II対応デュアルスロット
X-Pro2でデュアルスロットが導入され、X-T2で両スロットともUHS-II対応となった。
データ量の多い動画撮影はもとより、通常の撮影においてもX-T1より倍のデータ領域を確保する事が出来る。また、アクセサリードアは改善が施されてロック機構が備え付けられている。
3Wayチルト式液晶パネル
上下方向以外に、右方向に展開出来る3ウェイ方式のチルト式液晶パネルが採用されている。
従来のチルト式ではカメラを縦持ちした場合にチルト機構が全く役に立たなかったが、この方式であればローアングルでもしっかりとモニターを確認する事が出来る。
ブースターグリップ
ボディの1個に加えてさらに2個のバッテリーを装着する事が可能。通常撮影では約1,000枚までバッテリーが持続するように。
また、「フォーカスレバー」はこのグリップにも配置されているので縦持ち時でも軽快なフォーカス移動が可能になっている。
さらにバッテリーを2個同時に使う「ブーストモード」では以下点で様々な恩恵を受けることが出来る。
通常・Boostモードの性能比較
「NORMAL」モード | 「BOOST」モード | カメラのみ | グリップ付き | |
---|---|---|---|---|
AF速度 | 0.08秒 | 0.06秒 | ○ | ○ |
EVFフレームレート | 60fps | 100fps | ○ | ○ |
撮影間隔 | 0.19秒 | 0.17秒 | ○ | |
シャッタータイムラグ | 0.05 秒 | 0.045 秒 | ○ | |
ブラックアウト時間 | 130msec. | 114msec. | ○ | |
高速連写 | 8 コマ/秒 | 11コマ/秒 | ○ |
USB可能充電が可能
バッテリーグリップ自体に充電機能が搭載されているので、付属のアダプタを使って一気に充電する事が可能になっている。
ボディ内のバッテリーをUSB充電で、グリップの2個をそのままアダプタで充電出来るため、一つの充電器を使いまわさなくて済むのは旅行などではとても便利。無くす心配が減るのも良い。
15秒オートパワーオフ:2016.7.14追記
X-T2でパワーオフ設定に新しく「15秒」という短時間でパワーオフする設定が追加された。
これはこまめにモニタやEVFを消灯させる事でバッテリー温存を狙っての設定らしい。X-T2はその復帰速度の早さからチャンスロスをあまり感じずに操作出来るとの事。
露出調整「C」ポジションの追加
X-Pro2で導入された「+/-3」の露出調整ダイヤルに「C」ポジションがX-T2にも採用されている。
これは「C」に合わせることでコマンドダイヤルでの操作が可能となり、+/-5までの調整が出来るようになるものだ。例えば明るいシーンにおいて、電子シャッター1/32000秒の高速シャッターを活かしたローキーな写真を撮りたい時に「-5」設定でAEを調整出来るようになる。
写真表現の幅をより簡単に広げることが出来るようになった点は実際に使ってみると体感出来ると思う。
私は手持ちのX-Pro2で太陽のような非常に明るい光源をフレームに入れて「-5」設定で撮影したところ分かりやすかった。
X-T2は買いか?
X-T1ユーザーならココが乗り換え時
X-T1、もしくはX-E2などの下位機種ユーザーであればX-T2に乗り換えることで感じる進化ポイントはとても多い。
X-E2やX-A1からの乗り換え先として、今後安くなっているX-T1中古という選択肢もあるかとは思う。しかし、同じ1600万画素のイメージセンサーであり、描写性能それ自体にはあまり大きな差は無い。それを考えると、奮発してX-T2に踏み切った方が金額なりの満足度を得られると思う。
特にX-Pro2のスペックに惹かれつつも価格とレンジファインダーライクなデザインで見送ったのであれば、ぜひX-T2をおススメしたい。
X-Pro2ユーザーはAF-Cカスタマイズに魅力を感じたら買い替え
描写性能それ自体はX-T2と遜色無いスペックを持ち合わせている。特に高感度の描写性能は良好で、「あ、これはフルサイズいらんかもな…」とX-Pro2を実際に使っていて感じたポイント。とにかくノイズ処理の仕方が上手い。
惜しむらくはX-Pro2が春に発売した直後からX-T2の噂が出始めて、あっという間に発表・発売となった点。特に連写関連の性能やAFーCカスタムはスポーツ撮影をする方からすると魅力的な存在。
現在の富士フィルムの予定ではX-Pro2にカスタム設定を対応するファームウェアアップデートの予定が無く、10月にX-T2と同じAFアルゴリズムが導入されるに留まっている。
購入早見表
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FUJIFILM X-T2の体験イベント 情報まとめ
随時更新中(情報提供を頂いたり収集しています)
- フリッカーレス撮影には非対応(ファームウェアアップデートは予定無し)
- ハードなロケーションで手袋を着用しての操作感も考慮している
(ダイヤルが肉厚になったのでつまみ易くなった等) - グリップが良くなっているので重いレンズを装着したときのハンドリングが良好
- 新型バッテリーは容量は増えておらず熱対策
- EVFブーストは高感度時に違いが分かりやすい
- EVFが見やすくなっている(X-T1と比べて)
- フィルムシュミレーション「アクロス」は処理エンジンの問題でX-T1に採用は不可能
外部参考リンク
フジフィルム関連の最新記事
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- 富士フイルム XF16-55mmF2.8 R LM WR 生産完了
- XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ これと言った欠点のない優れたパワーズームレンズ
- 富士フイルム レンズ固定式GFX用と思われる「35mm F3.5」「40mm F3.5」「50mm F3.5」光学系の特許出願
- XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR は前モデルから明らかに改善している
過去記事一覧
2016.9.7:ePHOTozineにサンプルショット掲載
ePHOTozineにてX-T2のサンプルショットが多数掲載されています。実写というよりは高感度やWBのチェックに役立つ作例が多い。
2016.9.7:デジカメwatchにX-T2の外観・機能のレビュー記事が掲載
デジカメwatchはカメラのレビューを外観編と実写編でよくレビューをしていますが、今回は外観編の記事を投稿しています。
2016.9.3:XFレンズの小売り希望価格の設定と一部改訂
富士フィルムが一部のレンズにおいて、小売り希望価格の設定と出荷価格の改定を発表している。
主に対象となっているのはXシリーズの中でも古いレンズが多い。PDFで確認できるので参照してほしい。56mmAPDの小売り希望価格は20万に設定されているなど、ややびっくりする価格設定だ。
希望価格がダイレクトに反映されるわけではないものの、今後の価格変動は気にかけておいた方がいいだろう。もし対象レンズの購入を検討しているのであれば、早めの方がよさそうだ。
2016.8.31:KASYAPAにて作例掲載
マップカメラの作例掲載サイト「KASYAPA」でX-T2のページが公開されました。
2016.8.27:XF23mmF2のページ作成とX-T2のファームウェア1.35の噂について
ついにXF23mm F2 R WRが発表されました。X-Pro2に似合いそうなデザインですが、AFが速いそうなのでX-T2との相性も良さそうです。XF23mmについては特設ページを作成したので、作例やレビューの収集は以後そちらで行います。
動画が切っ掛けかどうかわかりませんがファームウェア1.35なる眉唾な噂が色々と出てますね。AF-Cの向上やら動画の描写性能やらだそうですが、行き着く先は嘘くさい変なおっさんの嘘くさい動画だったりする。
と色々見ているうちに、このおっさんX-T2の貸出機らしきものを結構弄ってるじゃありませんか。う?ん、どこまで信じていいものやら
2016.8.22:XF23mm F2 R WRがフライングレビューされている?
FujirimorsにてYouTubeにアップされた動画(現在はなぜか削除されてしまっている)を元に内容をピックアップしている。
- XF35mm F2 WRほどではないがAFは速い
- AFモーターはとても静か
- 絞りリングはXF35mm F2と同じトルク感
- 絞りリングはXF35mm F2と
同じ厚み(修正:2倍の厚み - XF35mm F2よりも1.3センチ長い
とまあ、描写についての記述は無い。路線はXF35mm F2と同じ、コンパクトで軽量路線は変わらなさそうですね。扱いやすいスナップレンズとして活躍できそうです。
2016.8.18:XF23mm F2 R WRが近日発表される?
デジカメinfoの読者投稿で情報が発信されていますね。X-A3とXF 23mm F2 R WRらしいです。
同様の焦点距離で「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」が存在しますが、防塵防滴でより安価なモデルとして登場したら使いやすい単焦点となりそうです。
2016.8.17:発売が8月末になる?
Fujirumorsの信頼できるソースがX-T2の発売時期が早まった事を告げられたそうだ。
これが海外だけのものなのか、日本でもそうなるのかは今のところ判明していない。Fujirumorsではファームウェアの調整が終わったのではないかと推測している。
2016.8.3:将来的にはファームウェアでF-logが内部記録かのうに?
Fujirumors発信でCinema5Dの動画における富士フィルムのマネージャーの発言からF-logはファームウェアアップデートで内部記録が可能なのではないか?と推測している。
2016.8.1
コチラでEmmanuel Pampuri氏の4K F-logのオリジナルファイルをダウンロード可能
2016.7.27:Adobe lightroom CC/6にてX-T2対応
Adobeがlightroom CC2015.6.1/6においてX-T2が対応したと発表している。
2016.7.22:Digital REVによるドローン追従連射の動画
- わずか1コマだけミスショットがあるが、それは私のせいである。
- 大きなファインダーと高速なリフレッシュレートが追従性を向上させている。
- やっぱりAF-CカスタムできるX-T2(X-Pro2は今のところ実装予定なし)
2016.7.22:XF90・16-55mm用ファームアップデート公開
公式ダウンロードページにてひっそりとファームウェアが公開されている。
最新機種であるX-Pro2では発生しない問題だそうだが、X-T1などのカメラで使う場合にはファームウェアを適用しておいたほうが良さそうだ。
2016.7.20:X-T2の初期生産分は熊本地震を回避出来たが…
mirrorlessRumorsが熊本地震の影響に関して続報記事を投稿している。
それによるとソニー・パナソニック・オリンパス・ニコンがおよそ4か月程度のロードマップ遅延が発生しており、富士フィルムに関してはX-T2の初期生産分は地震前に完了していたとの事。
つまるところ、初期ロットを逃すと次に在庫が入ってくる時期が不明と言う事なのでX-T2の買い時が難しい。「在庫不足」という勿体ないチャンスロスをなくす為に発売時期を9月にずらしているそうだが、果たして空白期間が短いのか無いのかは今のところ分からない。
一番確実なのは初期ロットを手に入れてしまう事なのだが…。
2016.7.18:X-T2のAF性能をA6300・X-Pro2と比較
FujirumorsにてA6300との比較、X-Pro2との比較記事が掲載されている。
- AF性能はα6300に匹敵し、追従動作をカスタム制御できる点において秀でている。
- さらにそれは動画で動作を見ることができる。
- スポーツカメラである一眼レフのジャンルにX-T2とα6300の両モデルはミラーレス一眼として候補に挙げる事が出来る。
- X-Pro2にはカスタムAF-Cが無い(2016年10月に実装予定のファームウェアには入っていない。
- 現時点でX-Pro2よりもX-T2の方が素早いフォーカシングのように見える(X-Pro2の2/3程度)
- X-T2はブースターグリップで11fpsとブラックアウトを短縮できる。一方でX-Pro2のOVFはブラックアウトしない(望遠レンズを使うにはベストなチョイスではないが)
- シングルAFを使う場合にはX-Pro2にも同様のアルゴリズムが降りてくるので、X-T2の訴求力は落ちる。
2016.7.16:X-T2インタビュー
dpreviewにおいてX-T2を富士フィルムのマネージャーにインタビューしている記事が掲載されている。
- X-Pro2はスナップやルポルタージュに強いカメラであり、X-T2はより万能性を持たせた多目的カメラである。多くの写真家や愛好家に向けて提案していきたい。
- X-T2の特徴は「4K」「耐久性」「AF性能」
- 旧モデルに比べて高い理由は「為替相場」と「カメラの仕様(スペックアップ)」
- X-Pro2と比べて、AFアルゴリズムは全くの別物である。10月にX-Pro2も同アルゴリズムを実装予定だが、AF-Cカスタム機能はX-T2のみの機能。
- X-Transはベイヤー配列よりも複雑で動画に高水準で対応することが難しかった。しかし、より強力な画像処理エンジンを実装して実現したものだ。
- X-Pro2にはハードの問題があり4K動画は実装予定が無い。X-Pro2はサイズ維持のために熱処理問題を解決するためのヒートシンクを搭載しなかった。
- X-T2がやや重くなっているのはヒートシンクの影響がある。
- タッチパネルを採用しなかったのは豊富な操作系統が存在するのでユーザーを混乱させないため。タッチパネルはファインダーから目を離さなければならない欠点がある。X70はファインダーを搭載していないのでタッチパネルを採用した。
- XシリーズのデザインはFUJIFILMの個性が出ているので維持していく。
- Xシリーズのレンズには画質を追及してAF速度が遅いものから、バランスを取ってAFが早いレンズも存在する。
- 魚眼・ティルトシフトレンズが無い点は把握しているが、より実用的なレンズを優先させる。
- 中判・フルサイズカメラにも注視しているが、APS-Cモデルに力を集中させる。(APS-Cで)大部分のユーザーを満足させる事ができると考えている。
2016.7.14:デジカメWatchにて「写真で見るX-T2」が掲載
日本国内のウェブサイトでもX-T2のベータ機レビューがはじまった。
デジカメWatchにおいて、ハンドリングやX-T1との比較など記事にされている。それによると「オートパワーオフ 15秒」機能はそのうちX-Pro2にも降りてくる予定らしい。
X-T2はその復帰速度の早さからこまめにパワーオフ設定をしてもストレスにならない復帰が可能との事だ。加えてバッテリー温存にも役立っている。
2016.7.12:X-T2のベータ機レビューピックアップ
Fujirumorsにおいてベータ機のレビュー等がピックアップされている。
プロスポーツ写真において、ミラーレス一眼の導入はまだまだ将来的な事だがX-T2は一眼レフとの差を確実に縮めているとの事らしい。
それは以下の3点において
- アルゴリズムの改善によってウォブリング(フォーカスを前後させる動作)が減少している
- AF-Cカスタム設定が出来る事
- EVFのブラックアウト時間が短縮している事
2016.7.11:X-T2の動画における描写はGH4以上
X-T2のベータテスターの一人であるビデオグラファーのEmmanuel Pampuri氏の言質を元にNEWS SHOOTERが記事を投稿しています。
それによると、X-T2はGH4よりも非常にシャープでエイリアシング・モアレは発生しないらしい(それはまだベータ機であるにも関わらず)
ログのガンマが競合機種(α7sIIやGH4)と比べて良好であるかどうかはまだ判明していない模様。
2016.7.11:F-logは内部記録不可能だが、将来的に可能になるかも?
Fujirumorsによると現在のX-T2ではF-logを使った場合にはそのままSDカードに記録出来ないため、X-T2から外部へのレコーダーへ記録が必要らしい。
しかし、将来的に対応できる可能性を残しているそうだ。
2016.7.9:海外でX-T2のレビュー・X-T1との高感度比較
ePHOTOzineやDPreviewでは既にX-T2のレビュー記事が投稿されています。
そこで取り上げられている高感度ノイズを比較すると、X-T1とはかなりの差がありますね。X-T1はピントあってないんじゃないか?と感じるISO200の状態でしたが、よくよく考えれば高画素化の恩恵がX-T2で活きていると言う事でしょう。
X-T1との比較
高感度ノイズはX-Pro2同様に素晴らしい処理が施されており、ISO12800でも場合によっては常用して問題なさそうな感じです。
X-Pro2との比較
同等のセンサー・画像処理エンジンであるX-Pro2とは大差はない模様です。JPEGの比較ではやや色乗りが違いますが、RAWで比較する分には違いがわかりません。
2016.7.7:さりげなくレンズロードマップ更新
公式ウェブサイトのロードマップが更新されている。
事前情報通り、「23mmF2」「50mmF2」「80mmF2.8 Macro」の3つ。やはり小型軽量のレンズを中心に追加していくみたいだ。しかし、現在は23mmが本年度、50mmと80mmが来年度の発表となっている。
2016.7.7:X-T2公式発表!
フジフィルムの公式HPにてX-T2のページが公開されている。
スペック比較表を更新中。フィルムシュミレーションは事前情報と違い15種類の模様。
また、背面モニタのドット数等も事前情報と異なる点がある。
- 通常・Boostモードの性能比較を追加
2016.7.7
X-T2のボディは1399ユーロで、日本円でおよそ15.6万円。
発売日は9月8日なので、秋の行楽シーンには間に合いそうですね。
Fujirumors
2016.7.6:X-T2は日本時間で14:00に発表される
いよいよですね!早速上記のXデー時間に反映。
現在PEN-F・α6300と2016年の新型ミラーレスとの比較表を作成中。
追記:)当ページ下部(スペック比較の下)に購入早見表を追加
2016.7.6:X-T1とのサイズ比較
Fujirumorsがデジカメinfoの情報を元にX-T1とのサイズ比較を行っている。変化の無いマウント口径を併せてボディを透かして画像を貼りあわせている。
顕著なサイズアップは横幅だが、実際にハンドリングしてみるとあまり大きく感じない程度かもしれない。3Wayチルト式の液晶モニタとなったが、カメラの厚みはそこまで変化が無いようだ。
2016.7.5:X-T2の画像情報追加:新型フラッシュとグリップ2種の価格情報
デジカメinfoにてX-T2とアクセサリに関する新情報が投稿されている。
そこにはX-T2の背面・上面画像が新たに追加されいるので、このページのX-T1比較の項目にて反映しているので確認して欲しい。
また、以前噂で挙がった新型フラッシュとグリップについても情報がある
- EF-X500 クリップオンフラッシュ 58800円
- ハンドグリップ MHG-XT2 15600円
- 縦位置パワーブースターグリップ VPB-XT2 37200円
となっているそうだ。X-T2は169,500円なるコメントを見るが、正確な情報かどうかはまだ分からない。X-Pro2の価格を考えるとかなりお手頃な値段といえる。
Xデーが7日なので、残り2日となった。いつもどおり、デジカメinfoの画像リークが発表数日前に公開されているのでもはや疑いようは無い。残る気がかりな点はロードマップに掲載されるレンズがいつ頃発売となるかという点。
2016.7.4:ロードマップには3本の新しいレンズが追加される
Fujirumorsによると噂に出ていた7本のレンズ
- 80mmマクロ
- 200mmF2
- 33mmF1.0
- 50mmF2
- 23mmF2
- 8mmF2
- 8-16mmF2.8
のうち、「23mmF2」「50mmF2」「80mmマクロ」が追加されると述べている。
33mmF1.0は期待度の高いレンズだったが、安くて小型な35mmF2の成功によって戦略を変更したらしい。
2016.7.3:X-T2と同時にロードマップが更新?
Fujirumorsの信頼出来るソースによると7月7日にX-T2と同時に新しいフジノンレンズロードマップが発表されるそうだ。
これまでの噂の中で、23mmF2.0や33mmF1.0、8mm、200mmF2.0などがありましたが、それらのレンズが載るか期待したいところですね。80mmF2.8マクロなどは結構期待度の高い噂だったと思うのですがどうでしょうか。
2016.7.2:バッテリーグリップ装着時の写真・X-T1とのサイズ比較
Fujirumorsにて新しいリーク画像などが数点掲載されていた。
X-T2と新型のバッテリーグリップを装着した画像にはバッテリーの残量が「%」で細かく表示されている。これは分かりやすい、それだけバッテリーの残量管理が正確になったということだろうか?
また、X-T1とのサイズ比較がマウントを重ねあわせた上で正面からの写真を張り合わせられている。全体的にやや大きく、ダイヤル類が肉厚になっているがそこまで肥大化していないように見える。
2016.7.1:X-T2の詳細スペック
デジカメinfoにてついに詳細スペックのリークが始めった。この傾向からすると7月7日発表でほぼ間違いないだろう。
詳細スペックに関しては下記のスペック比較表に現在反映中。
- AFが325点選択可能な位相差AF
- EVFは236万ドットを継承する100fpsのリフレッシュレート
- 新型バッテリーと新型バッテリーグリップ(装着時に4K30分連続撮影可能・連射性能の向上のブーストモード可能)
- ブーストモード
- 可変式3Wayチルトの液晶モニタ
など、X-Pro2の基本スペックを踏襲しつつさらに磨きをかけた性能になっている。こりゃあすごいぜ!
フィルムシュミレーションはX-Pro2が15モードだったと思うのだが、X-T2では16とな?
2016.7.1:デュアルスロットでUHS-IIに両スロット共対応している
Fujirumorsにて、新しい情報が発信されている。
それによるとX-T2は「デュアルスロット」であり「両方ともUHS-IIに対応してる」との事らしい。
さらに以前も発信された新型バッテリーについて言及されており、このバッテリーによる発熱減少効果によって4K動画を可能にするそうだ。
2016.6.27:新型バッテリーは発熱が少ない?
FujiRumorsが信頼出来るソースから情報を受け取ったそうだ。
それによると、新型バッテリー:NP-W126 Mark IIは発熱を良好に抑えており、X-T2のポテンシャルをフルパワーで使用出来たり4K動画を撮影する際に良く作用するそうだ。
コンパクトなミラーレス一眼カメラにおいて、発熱問題は常に付いて回る。カメラの性能に関わるプロセッサーやセンサー・モニタ・EVFなどの発熱は抑えこむ事でスペックがスポイルされてしまう。
X-T2はカメラ性能は落とさずに、熱問題の改善策として「ボディの大型化」「バッテリーの低発熱化」を選択したと言うことだろう。
2016.6.21-23:X-T2とX-T1のサイズ比較
FujirumorsにてX-T2とX-T1の比較画像が掲載されている。
新機構の液晶パネルを採用している事等が影響しているのだろう。4K動画時の発熱を周囲に放熱するにはより良い大きさかもしれないと記事内で述べられている。
さらに7月7日のイベントはX-T2である可能が非常に高いとしているので、いよいよ発表が近づいてきている。
2016.6.17:新ロードマップは夏に公開(120mmのレンズはやはり無さそうだ)
Fujirumorsにて新しい記事が投稿されている。
それによると、今年の夏に新しいロードマップが公開されるそうだ。しかし、その中には中止されたらしい120mmは掲載されないとの事。
2016.6.17:ル・マンでX-T2使用か?
FujiRumorsにてX-T2関連記事が投稿されている。それによるとル・マン24時間にてX-T2と謎のレンズが写真に写っているとの事。これを持っているのはXフォトグラファーの一人ジョン・ルークスという方らしい。
X-T2の新しいISOダイヤルやバッテリーグリップから、それに違い無いとの事。
装着されているレンズは未発表のレンズで、恐らくアダプタ経由のEF8-15mmでは無いかと推察されている。
2016.6.15:バッテリーグリップによるブーストで連写性能11fpsを実現か
FujiRumorsにて新しいリーク情報が投稿されている。
通常時はX-Pro2と同様に8コマ秒の連写性能らしいが、バッテリーグリップを装着したブーストモードでは11コマ秒を実現しているそうだ。
連日のスペックリークがあると言うことは、やはり来る7月7日に発表で間違い無いという事だろう。
2016.6.15:7月7日に発表か?+EVFのリフレッシュレートは最終的に120fpsに到達する?
Fujirumorsにて色々と話題が挙がっています。
7月7日にヨーロッパにて新製品のイベントがあるそうなので、恐らくその場でX-T2がお披露目される事になりそうですね。
さ らに、EVFのリフレッシュレートはブーストで100fpsまで稼ぐことができるそうです。プロセッサーの処理能力は120fpsまで可能だそうですの で、ファームウェアアップデート等で改善される可能性も秘めているそうです。ちなみにX-Pro2で85fpsがキャップになっているので、それよりも上 を行くファインダーとなる模様。
2016.6.8:謎のチルト可動部が明らかに!
FujiRumorsにて新しいX-T2の画像がリークされている。
なるほど!確かにK-1とは全然違う稼働方式。どうやら右側にはチルトせず、左側のヒンジで開閉出来る仕組みになっているようだ。つまり上下に加えて右側へのチルト稼働が出来るものとなっている。
K-1の様な画期的な稼働方式では無いが、左チルトを欲張らない事で側面の回転角度を大きくする事が出来る。
確かにカメラを傾けるとしたら右手上だよねって事だし、とても理にかなっている気がする。すごいぜフジフィルム
?2016.6.5
発表が近づいてきたのか!?
FujiRumorsにて「6月14日」に発表されるのではないか、と言う噂記事が投稿されている。
2016.5.19
Fujirumorsにて新しい情報が発信されている。
どうもこの不可思議な液晶の稼働メカニズムはPENTAX K-1のそれとは違う方法で造られているらしい。
2016.5.17
Fujirumorsにて動画でX-T2のチラ見せ動画が公開されている。
ISOダイヤルに「12400」らしき数字があるので、どうやらX-T1のフェイクではなさそうだが…。もうちょっと細部が見たかった!
2016.5.4
FujiRumorsにてバッテリーグリップ(VG-XT2)の詳細写真がリークされています。
つまり、ボディ側のバッテリーと合わせて3つのバッテリーを利用出来る高耐久なカメラになりそうですね。
2016.4.30
FujiRumorsにて最新のX-T2画像が発信されている。
追加のバッテリーグリップのジョイスティックが確認出来る。縦持ち操作もかなり便利になりそうだ。
2016.4.26
FUJI RUMORSにて新たに「X-T2」と思われるリーク画像が発信されている。画像データからの推測まとめが投稿されている。
- X-T1と比べて厚くなっている。
- 中央重点測光モードが追加されている。
- フォーカスアシストはX-Pro2同様、背面ダイヤル押しボタン式か。
- 新ギミックのチルト式液晶はK-1方式(フレキシブルチルト方式)
- 側面の蓋は薄くて弱々しいものではない。
- ジョイスティック搭載
- デュアルSDカード
- SDカードの蓋は新ギミックを採用
- ドライブダイヤルもロックするギミック(かもしれない)
2016.4.16
FUJI RUMORSにて「X-T2」と思われるリーク画像が発信されている。X-T2の発表が色濃くなってきたので、情報をまとめるページを作成した。
- X-Pro2にも採用されているジョイスティック搭載
- 左右にも展開出来る可動液晶パネル
- ISO12800までダイヤル表記
- 4K搭載(らしい)
- カードスロット(と思わしき場所)にロック機構採用
液晶パネルの可動具合がPENTAX K-1に似ているが、X-T2の方がより大きく左に展開している感じがする。前から4K動画対応の噂は色々なサイトで挙がっていたので、かなり信ぴょう性は高いものだと思う。
気になるポイントは55-200mmに水が掛っている点。
このレンズ、XFシリーズの中でも「WR(防塵防滴)」仕様では無かったレンズだと思うのだが…。ひょっとすると「WR」仕様にマイナーチェンジされるのだろうか?
サイト案内情報
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