Photons to Photosが「OLYMPUS PEN E-P7」のダイナミックレンジテストの結果を公開。高ISOの性能はAPS-Cと比べて大きく見劣りするものではありませんが、ダイナミックレンジは1EVほどの差があるようです。
最大PDR 低照度ISO 低照度EV E-P7 9.66 2187 9.45 OM-1 9.54 2412 9.59 G9II 10.54 2132 9.41 G9 PRO 10.30 2703 9.76 Z 50 10.53 2406 9.59 α6100 10.54 2521 9.66 EOS R50 10.57 1873 9.23
E-P7は2000万画素センサーを搭載した2台目のPENシリーズ（最初はPEN-F）。PEN-Fから継承したクリエイティブダイヤルやカラープロファイル・モノクロプロファイルを搭載。全体的に見るとPEN E-PLのデザインやコンセプトを継承していますが、部分的にE-Pシリーズのコンセプトを取り込んでいます。また、イメージセンサーは2000万画素ですが、OM-1やOM-5のような像面位相差AFには非対応。プラスチックパーツが多く、PEN-FやE-P5のビルドクオリティを期待すると裏切られる可能性あり。個人的には「フルモデルチェンジのE-PL11」と言った感じ。（レビュー済み）
Photons to Photosのテスト結果によると、ダイナミックレンジはマイクロフォーサーズとして良好な水準。ハイエンドのOM-1や中級機のOM-5と比べて遜色のない結果が得られる模様。APS-Cと比べると1EVほど低めですが、効果的な手振れ補正を活かして低ISOを維持できるのであれば気にならない程度の差と言えるでしょう。
また高ISOはAPS-Cと比べて大きな差はない模様。実際にE-P7とAPS-C（Z 50やZ fc、X-S10など）を使用している身としては差があるようにも感じますが、数値的には1段分も差がないみたいですね。
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