エルンスト・ライツ・ウェツラー社がライカLマウントアライアンスへの参加を発表しました。2018年のフォトキナでLマウントアライアンスを発表してから初の参加企業ですね。
ERNST LEITZ WETZLAR JOINS THE L-MOUNT ALLIANCE
- エルンスト・ライツ・ウェツラー社は、フォトキナ2018での規格の公示以来、Lマウントアライアンスに参加する最初の企業となる。
- 設立メンバーであるライカカメラAG、シグマ、パナソニックで構成されるこのアライアンスは、ライカカメラAGが開発したLマウント規格を、今後の製品開発においてカメラやレンズに活用することを目的としている。
- エルンスト・ライツ・ウェツラー社は、映画撮影用の高級レンズを設計・製造しており、Lマウントで開発された製品は、映画撮影者と写真家の双方に大きなメリットをもたらすと考えている。
- Lマウントは、内径が51.6mmと大きく、フランジバックが20mmと浅いことや、堅牢な電子インターフェースを備えていることが特長だ。
- 2014年にライカカメラ社から導入されたLマウントは、現在、既存のアライアンスパートナー3社で10台のカメラと50本以上のレンズで構成されている。
- ライナー・ヘルヒャー(マネージング・ディレクター)
「我々は、写真と映画撮影の未来には、フランジバックの浅いカメラとレンズの設計のための市場があると信じている。Lマウントは、高速で高性能なレンズをより小さく、より安価に製造することを可能にし、フランジバックの浅さがレンズ設計上での優位性があるのは疑う余地がない」
とのこと。
ライカカメラAG関連会社であり、非常に高価な映像用レンズを手掛けています(主に映像撮影でレンタル使用する人がほとんどだと思いますが)。アマチュア静止画・動画ユーザーとしてはあまり関係のない会社かもしれませんが、Lマウントアライアンスにとっては大きな一歩と言えそうですね。今後はLeitzレンズを装着したLUMIXやSIGMA fpが登場するのかもしれません。
ちなみに、既にLマウントアライアンス公式ウェブサイトも更新済みで、Leitzが参加したと掲載しています。
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