ニコンが半導体不足の影響に加えて新型コロナウイルスの複合的な要因による供給不足を改めて告知しています。対象製品を限定していないところを見ると、全体的に影響するのでしょうか?
平素はニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
現在、映像製品につきまして、半導体不足影響に加え、東南アジアにおける新型コロナウイルス感染症拡大など複合的な要因により部品の入荷や物流に遅延が発生しております。これに伴い、生産において遅延が生じ、お客様への製品のお届けにお時間を要しております。
製品を心待ちにしておられるお客様には、多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
一日でも早くお届けできるよう、最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い致します。
とのこと。
ニコンはつい先日、Z fc 28mmレンズキットの発売日を決定したばかりですが、まだまだ供給不足は続きそうですね。Z fcは28mm以外でも、ボディのみで納期3か月、ズームキットで納期未定となっており、需要をカバーする生産能力とは程遠い状態となっている模様。今回のアナウンスで対象製品を限定していないところを見ると、広範囲に影響があるのか?
ニコンは生産拠点をタイ工場に集約していますが、夏場に入ってから現地では1日に1万人以上の新型コロナウイルス感染者が発生しており、生産などに影響が出ているのでしょうか。9月に入ってから徐々に感染者数が減っているので、新型コロナウイルスの影響は徐々に回復するかもしれません。
あとは半導体不足の影響がどれほど続くのか…。他社でも供給不足が続いているので、まだまだ影響は長引きそうですねえ。
参考:ニコン主要製品の納期(カメラのキタムラ)
- D850:1か月
- D6:1~2週間
- D500:2か月
- Z 7II:1~2週間
- Z 6II:1~2週間
- Z 5:-
- Z fc:3か月
- Z 50:-
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