DPREVIEWがマイクロフォーサーズ一眼カメラ「パナソニック LUMIX DC-G9」と「オリンパス OM-D E-M1 Mark II」の購入ガイドを記事として掲載しています。
DPREVIEW
- 画質:
どちらも2000万画素センサーだが異なるプロセッサを使用している。スタジオテストの性能を分析するとE-M1 Mark IIがベースISOでシャープさと発色で僅かに良好なJPEGを生成する。しかしG9は高感度ISOで僅かに有利である。 - 動画:
パナソニックは動画撮影で優れたカメラで4K 60pを使用可能だが、E-M1 Mark IIはDCI 4K 24p 237Mbpsが使用可能である。どちらもバリアングルモニタや強力な手振れ補正を搭載している。このカテゴリでも両機の間に大きな差は発生しない。 - 連写:
連写速度はほぼ互角だが、バッファクリア中にE-M1 Mark IIは再生機能がロックされてしまう。E-M1 Mark IIはプロキャプチャーモードによってシャッターチャンスを遡って記録可能である。(訳注:どうもDPREVIEWはG9にプリ連写が存在することを把握していない模様) - AF:
G9はコントラストAFのみで動作するものの、これまでテストしてきたコントラストAFカメラとしては最もパフォーマンスの高いシステムだ。C-AF時はDFDシステムによる「ぐらつき」が気になるものの、撮影後の画像はとてもシャープで驚いた。E-M1 Mark IIは121点の像面位相差AFシステムを搭載し、C-AFのシングルショットでは優れた性能を発揮する。しかし、連写中は背景に抜けることもあり市場をリードするAFシステムに比肩するほど信頼性が高い訳でもない。
G9のDFDはパナソニックレンズでポテンシャルを最大限発揮するため、オリンパスレンズを所持しているのであればE-M1 Mark IIを使った方が良いだろう。
- 手振れ補正:
我々のテストではG9がE-M1 Mark IIよりも僅かに良好な結果を出した。極僅かな差であり、この二つのカメラは市場で最高の手振れ補正システムに違いない。 - 電子ビューファインダー:
G9のファインダーは368万ドットのOLEDを備え、0.83倍のファインダー倍率を備えている。E-M1 Mark IIより優れていると我々は自信を持って言及できるものだ。 - 操作性:
これは好みが分かれるポイントだ。我々の間でもオリンパスのメニュー画面が煩わしかったり、パナソニックのクイックメニュー画面が好みでない人がいる。実際にカメラを触って確認するこおをおススメする。
両機は類似点が多く、特筆すべきスペックに基づいて一方を選択するのが妥当だろう。G9の肩液晶だったり、E-M1 Mark IIのDCI 4Kだったり。どちらのカメラでも優れた画質、業界をリードする手振れ補正、強力なAF、優れたカスタマイズ性を得ることが出来る。
我々の判断では静止画ならE-M1 Mark II、優れた動画機能を重視するならG9だ。ぶっちゃけて言えば手持ちのレンズブランドで選べばいいだろう。
とのこと。
実際にG9とE-M1 Mark IIを持つ身としても「手持ちのレンズ・欲しいレンズ」のブランドでチョイスすれば良いと感じます。
細かいこと言うとG9 PROは電子シャッターが1秒までしか開けれなかったり、E-M1 Mark IIは顔検出が甘かったりと小さくない差があったりする。
現在、G9 PROとE-M1 Mark IIの徹底比較リスト作成を検討中。
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