フジフイルムがドバイでXサミットを開催したようです。XシリーズやGFXシリーズに関する様々な情報が語られています。
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XF16mmは間もなく、XF16-80は年内後半
- センサーフォーマットにはそれぞれ長所と短所があり、完璧なフォーマットは存在しない。高解像レンズを簡単に設計できる中判フォーマットと十分な解像度とスピード性を提供できるAPS-Cがあるためフルサイズ市場へ進出しない。
- フジフイルムの課題はAPS-Cのクオリティ向上とGFXの小型化だ。
- センサーにより多くの光を取り込むことが重要となってくる。この点でキヤノンやニコンのフルサイズミラーレスは取り込める角度がフジXマウントよりも小さい。そしてソニーはさらに小さい。
- XF33mm F1.0は多くの光を取り込むためにXF35mm F1.4の2倍のサイズが必要だ。収差補正には7?10枚の前群要素200gが必要である(35mm F1.4は全部で7枚)。さらに後群には8?10枚のレンズを持つ。問題はオートフォーカス時に重たいレンズを正確に動かす必要があることだ。
- 間もなくXF16mm F2.8を発表する。それにXF16-80mm F4が続き、今年の後半に発売予定だ。このレンズは本当に軽い。
- ティルトシフトレンズはGFレンズとして登場する可能性が高い。
- GFXの課題は小型化だが、シャッターユニットやバッテリー効率などで課題を抱えている。グローバルシャッターが実用化されればさらに小型化できるだろう。
- 1億画素対応レンズはAPS-Cやフルサイズよりもミドルフォーマットのほうが設計が簡単である。1億画素センサーとボディ内手振れ補正を搭載するGFX 100Sは約10,000ドルとなるが、最終的な値付けはまだ決まっていない。6月よりも前に登場するだろう。
- 新しい動画用フィルムシュミレーションが登場するだろう。
- X-T3はファームウェアアップデートでAFの大幅な改善を計画している。より良好な顔検出・追従・瞳AFは4月を予定している。
とのこと。
以前から「XF16-80mm F4は2019年秋となる」と噂されていましたが、やはり2019年後半となりそうですね。間もなく登場するのは16mm F2.8だけの模様。
やはり33mm F1.0はかなり大きなレンズとなりそうですね。話を聞く限りでは20枚構成の単焦点レンズとなる可能性もありそうです。光透過率や逆光耐性が気になるところですねえ。。。
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