Nikon カメラ デジタルカメラ総合 海外の評価

Z5IIの主要機能をより低価格に実現|Z5IIC

DPReviewが「Z5IIC」の初期レビューを公開。初心者向けとしてはAPS-Cミラーレスも要検討としつつ、Z5IIの主要機能を維持しながら手ごろな価格を実現していると評価。

DPReview:Nikon Z5IIC review: capability over compactness

  • 外観:Z5IIをベースに、EVFや高解像度液晶、2枚目のカードスロットなどを省略した小型モデル。レンジファインダー風の角張ったデザインで、ブラックとシルバーを用意。
  • 質感:ボディは密度感があり、しっかりした造り。
  • バッテリー:EN-EL15cを採用。CIPA準拠で350枚、パワーセーブ使用時は390枚。実際の撮影ではCIPA値を上回ると考えられるが、集中的な撮影では予備バッテリーやUSB-Cモバイルバッテリーの携行を推奨。
  • インターフェース:USB-C、マイク端子、ヘッドホン端子、micro HDMIを搭載。2.4/5GHz Wi-FiとBluetooth 5.0にも対応する。記録メディアはUHS-II SDカード1スロットで、グリップ側面に配置。
  • 携帯性:重量620g。フルサイズとしては小型だが、実際に持つと見た目より重量感があり、超小型の常時携帯カメラとして考える場合は注意が必要。レンズを装着すると小型バッグなどへの収納性はさらに制限される。
  • グリップ:Z5IIに近いグリップ形状。ボディは比較的コンパクトだが、グリップは大きめの手でもしっかり手を満たすサイズ。
  • 操作性:2つのカスタム可能な上面ダイヤル、モードダイヤル、複数のカスタムボタンを搭載。前面にも2つのボタンを備える。ジョイスティックはなく、AFポイントの操作はタッチパネルまたはマルチセレクターを使用する。静止画・動画切り替えスイッチも独立して搭載。
  • 手ぶれ補正:最大7.5段のIBISを搭載。
  • ファインダー:EVFは非搭載。Z5IIからの主な省略点であり、ファインダー撮影を必要とする場合は大きな違いとなる。
  • モニター:3.2型、104万ドットのバリアングル式液晶を搭載。Z5IIより解像度が低く、晴天下ではやや暗く見にくい。一方、バリアングル式は自撮りや動画の確認、低い位置や高い位置など特殊なアングルでの撮影に有利。
  • メニュー:ニコンのミラーレス機で共通する構成。撮影設定用のメニューと詳細なカスタム設定を備えるが、項目が多く、目的の設定を見つけるまで時間がかかる場合がある。色分けや項目の頭文字によって探しやすくなっており、カスタマイズ可能な「i」メニューも搭載。
  • フォーカス:Z50IIからZ9まで採用されるAFシステムを搭載。シングルポイント、ワイドエリア、ゾーンAF、3Dトラッキングなどに対応し、機械学習による10種類の被写体認識も利用できる。水中生物向けの認識が追加された。
  • 連写性能:メカシャッターで11fps、電子シャッターでJPEGのみ30fps。プリキャプチャにも対応するがJPEGのみ。連写速度のカスタマイズも可能。
  • 解像性能:2450万画素フルサイズセンサーを搭載。画像品質はとても良好。
  • 高感度ISO:記載なし。
  • ダイナミックレンジ:記載なし。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG:カメラ内で写真の見た目を大きく変えられるカラーモードと、Zfから導入されたカスタマイズ性の高い粒子効果を搭載。粒子効果はSNS向けのフィルムシミュレーションとしても活用できる。
  • 動画:4K/30pではセンサー全幅、4K/60pでは1.5倍クロップで撮影可能。10bit記録、N-Log、HLG、N-Rawに対応する。波形モニター、タリーランプ、動画での被写体認識AFなど、撮影を支援する機能も備える。
  • 作例集:プリプロダクション機による作例を掲載。JPEGのみ。
  • 総評:Z5IIからEVFや2枚目のカードスロットなどを省略することで、小型化と価格低減(最安値クラス)を実現したモデル。大幅なサイズダウンではないが。価格を抑えつつ主要な撮影機能は維持されている。欠点は相性の良いコンパクトなNIKKOR Zレンズの選択肢が少ないこと。非ライセンスの社外製レンズが増えつつあるが、あくまでもニコンが想定していないラインアップの話であり、ファームウェア更新時に使えなくなる可能性がある。
  • 備考:初心者はAPS-C ミラーレスも要検討だが、できるだけ安価で小さなフルサイズミラーレスが欲しい場合は選択肢になる。

DPReviewの初期レビューによると、Z5IIから省略された部分がいくつかあるものの、主要機能を維持しつつ手頃な価格と小幅なサイズダウンを実現したカメラとのこと。エントリーモデルとしてはAPS-Cも要検討ながら、フルサイズが欲しい場合は面白い選択肢となる模様。

これより安価な選択肢は LUMIX S9 や EOS RP くらい。これらの機種もなんらか妥協点があります。Z5IICは防塵防滴やボディ内手ぶれ補正、最新のAFシステム、RAW動画内部収録などの主要機能を維持しており、競合機種を考慮するとコストパフォーマンスの高いカメラと言えそうです。

とはいえ、ライブビューの視認性が悪くないのは撮影体験としてマイナスと感じるかもしれません。このあたりはZ5IIとZ5IICの実機をよく見比べておきたいところ。さらにシングルカードスロットによる冗長性の低下、AFジョイスティック非搭載による操作性の低下なども注意点となる模様。差額を考慮するとZ5IIも要検討のように見えます。

Z5IICについて

ニコン Z5IIC 最新情報まとめ

Z5IIC ボディ ブラック
楽天市場 Amazon
カメラのキタムラ Yahoo!ショッピング
楽天市場中古
カメラのキタムラ中古
Z5IIC ボディ シルバー
楽天市場 Amazon
カメラのキタムラ Yahoo!ショッピング
楽天市場中古
カメラのキタムラ中古
Z5IIC レンズキット ブラック
楽天市場 Amazon
カメラのキタムラ Yahoo!ショッピング
楽天市場中古
カメラのキタムラ中古
Z5IIC レンズキット シルバー
楽天市場 Amazon
カメラのキタムラ Yahoo!ショッピング
楽天市場中古
カメラのキタムラ中古

Z5II 派生モデル。

EVFを省略し、背面液晶の解像度が210万ドットドットから104万ドットへ低下。デュアルカードスロットとAFジョイスティックも省くことで、Z5IIから450ドルの価格差を実現。

Z5IICは「カジュアル」を意味する「C」を冠し、LUMIX S9やFUJIFILM X-M5のようなクリエイター向けモデルを意識した設計。EVFをなくしたことでボディは小型化、シルバーとブラックの2色を用意。グリップはニコンらしい形状を維持。

撮像系の基本部分はZ5 IIからほぼ引き継がれており、2450万画素のフルサイズセンサーとEXPEED 7を搭載。メカニカルシャッターを採用している点も特徴で、電子シャッターのみのLUMIX S9と異なり、記事ではローリングシャッターへの対応面で違いがある。

Z5IICにはフルサイズ機として初めてニコンのシーンモードをフル搭載。15種類から撮影シーンを選択すると、色や明るさ、ホワイトバランス、ピクチャーコントロールなどを自動調整する。

イメージングレシピボタンやフィルムグレイン機能も備え、初心者でも複雑な設定を行わずに撮影できるよう配慮されている。

ボディ内手ぶれ補正とAF性能もZ5 IIから継承し、被写体検出や3Dトラッキングに対応。さらに最大1秒前から記録できるプリキャプチャを搭載し、電子シャッター時は最高30コマ/秒、メカニカルシャッターでは最高15コマ/秒で撮影可能。新たに魚検出も搭載。

動画では録画中であることを示すタリーランプを備え、H.265 10bit、N-Log、N-RAWをSDカードへ直接記録できる。

関連記事

-Nikon, カメラ, デジタルカメラ総合, 海外の評価
-