IMAGING RESOURCEがCP+2019でのオリンパスへのインタビューを記事として発信しています。
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ベトナム工場本格稼働で新製品の開発速度が加速する?
- 新しいAIオートフォーカスについての評価など
・市場では高く評価されてると理解している。C-AF追従性能がE-M1 Mark IIから改善されているとプロフォトグラファーからのフィードバックを得ている。
・インテリジェントAFなど新しい技術により市場は進化している。しかし、基本的なオートフォーカス追従性能は本当ンに重要だ。
・進化したテクノロジと基本性能の組み合わせが成功の鍵だと思う。- レンズラインアップについて
・ロードマップで示したように3の点に焦点を当てている。
・1:プロからエントリーユーザーまで全てのユーザーの望遠レンズを強化する。
・2:プロやハイアマチュア向けの大口径単焦点の開発。
・3:マイクロフォーサーズらしいプログレードのズームレンズを増やす。
・毎年新しいレンズを登場させるだろう。- 今後の新カメラなど
・詳しく離すことは出来ないが、既存シリーズの後継モデル展開は継続していく。
・E-M5ラインは最初のOM-Dシリーズだ。オリンパスシステムの強みを体現しており、ミドルレンジユーザーのために重要な位置づけだ。このカメラの後継モデルの計画・導入を約束する。
・E-M1Xの登場によりマイクロフォーサーズへの注目が強まり、E-M1 Mark IIの売上にもプラスの影響が出ている。
・今後も小型軽量・高解像レンズ・強力な手ぶれ補正の強みをエントリーからプロにまで伝えて続けていく。
・E-PLシリーズに防塵防滴を熱望するユーザーの声があまり聞こえてこないので、小型サイズという設計思想に基づき現時点で耐候性を持たせる計画は無い。- 映像事業について
・生産体制を改革(中国深センからベトナムへ工場を移転)したこともあり、今期は厳しい見通しだ。
・工場移転の伴い、この期間に新製品の投入が難しかった。しかし、今後はオリンパスならではの独自性を活かした新しい価値をもつ商品を投入して回復を目指す。
・工場移転は2年前から始まっている。
・(IR:E-M5 Mark IIIは工場移転とE-M1Xの製造ラインが優先されたためにリリースが遅れているのかもしれない)
・ベトナムの新工場へシフトしたことによりより高価値で競争力の高い高級レンズを開発できるようになった。
・多くはベトナムでの製造を検討しているが、ごく一部は日本での製造も検討している。
・全体的な戦略は「他社との差別化」「強みを活かせる市場へのさらなるアプローチ(小型軽量・手振れ補正・高解像レンズ)」「映像事業で培った技術をグループ全体の技術推進力へ活かす(特に医療部門)」
とのこと。
どうやら生産工場の移転に伴い新製品の開発と導入が滞っていたようですね。ここ最近(2016?2019)新製品がそこまで多く無かったのはそのような理由があったのかもしれません。
ここ最近のF1.2 PROはシグマ設計と思われるレンズもありましたが、17mm F1.2 PROはベトナム製となっています。高級レンズの生産体制は整ったと見るべきでしょうか?ここ最近発表したレンズロードマップもかなり期待できそうな内容となっています。
OM-D E-M5 Mark IIIが登場した暁には是非ともゲットしたいカメラ。E-M1Xのサブカメラとして程よいサイズ感と信頼性を発揮してくれそうです。
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