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パナソニックは今のところAPS-Cシステムを投入する計画が無い【海外機材情報】

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DPReviewがCESにおけるパナソニックとのインタビュー内容を記事として発信しています。

DPReview:Panasonic interview: 'If we stay united I think we will survive'

S1・S1Rについて

  • 月ごとの変動があるものの、3,000ドルの価格帯で世界的に約10%の市場シェアを獲得した。これは我々が望んでいた結果だ。今のところ満足のいく販売実績だ。
  • 雑誌やウェブサイトで素晴らしいレビューを受けている。日本では栄誉あるカメラグリンプリで金賞に輝いた。我々はこの業界に20年いるが、グランプリ賞を獲得したのは今回が初めてだ。
  • S1Rはハイエンドの静止画フォトグラファーをターゲットとしてる。
  • S1は動画と静止画両方のユーザー、いわゆる「ハイブリッド」なフォトグラファーをターゲットとしている。最近は多くのプロフォトグラファーが動画撮影の分野にも踏み込んでおり、S1で彼らをサポートしたいと考えている。
  • S1のユーザーはS1Rユーザーよりも多く、20?30%のS1ユーザーが「SFU2アップグレードキー」を購入している。
  • S1Hは予想通り、ビデオグラファーとシネマトグラファーが購入している。
  • 動画機能は他社より1?2歩は先行しており、優位性があると考えている。数か月前にリリースしたS1Hは予想を上回る販売実績だ。ただし、S1Hはアマチュアや趣味のビデオグラファーには過剰なスペックと感じる場合もあるだろう。しかしいずれS1Hに搭載している機能が普及するはずだ。
  • ライカ・シグマと提携することにより、幅広いラインアップの商品をそろえることが可能だ。我々はハイエンドユーザーへアピールするカメラを最初に提示した。そして次にミドルクラスのカメラを導入する予定だ。
  • 将来登場するLマウントカメラもフルサイズである。
  • Lマウントアライアンスは定期的に会合を開いて関係を維持している。そしてシステム拡張方法について話し合っているところだ。
  • 3社が規格を共有しているのでLマウントが使えなくなる可能性は非常に低い。厳しい状況に置かれているこの業界で一部のメーカーは将来的に生き残るのが難ししいかもしれない。しかし、団結した我々は生き残るだろう。まだ仮定の話だが、将来的にLマウントアライアンスのメンバーが増える可能性もある。

マイクロフォーサーズについて

  • 利点の一つは被写界深度が深いことだ。これは動画撮影に適している。被写界深度の操作に自由が利くフルサイズと両立する価値があるシステムだ。様々な顧客をターゲットとしたいので、どちらのカメラも開発し続ける。
  • アメリカでのフルサイズ市場は拡大している。
  • フルサイズセンサーはフォーサーズセンサーよりも4倍大きい。このため、レンズも大きくする必要がある。小型軽量なレンズを利用できるうえ、システムとしてのクオリティは優れている。
  • フルサイズとマイクロフォーサーズの売上割合は国による大きな違いが無い。
  • 今のところフルサイズとマイクロフォーサーズが共存できると判明しているのでAPS-C市場に参入する計画は無い。APS-Cはフルサイズ・マイクロフォーサーズどちらとも重複する可能性がある。

とのこと。
今のところAPS-Cシステムは期待薄ですが、S1・S1Rよりも小型軽量なミドルクラスのカメラボディに期待したいところですね。どのようなサイズ・重量・価格設定となるのか気になります。個人的にはLUMIX GMのようなコンセプトのSシリーズを見てみたいものですが…(SIGMA fpに先を越された感あり)

マイクロフォーサーズはフルサイズと共生可能と述べつつも、新しいカメラやレンズに関する示唆は無い模様。ひとまずレンズが揃っていないSシリーズの拡充が最優先と言ったところでしょうか。

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