PhototrendがCP+2025におけるソニーへのインタビュー記事を公開。プロのα9 III 購入の決め手、F2.8 G ズームの今後、製品開発に影響するトレンド、APS-Cエントリーについてなど。
Phototrend:Interview Sony CP+ 2025 : « le FE 28-70 mm f/2 GM offre un bokeh intense et magnifique »
α9 IIIについて、特にパリオリンピックではどのようなフィードバックがあったのか?
- 1/80,000秒、1秒間に120枚の連続撮影、完全に歪みのないショット。さらに、プリキャプチャー機能により、決定的な瞬間を数多く捉え、その感動を世界中に伝えることができる。
- プロの中には、120fpsとプリキャプチャが決め手になったという人もいた。
将来的にこの技術が他の製品にも採用される可能性はあるだろうか?
- 今後の計画についてはコメントは差し控えるが、今後もクリエイターの声を聞きながら製品開発に取り組んでいきたい。
16-25mm F2.8 G、24-50mm F2.8 Gのコンセプトは今後の新製品について
- コンパクトで高性能なレンズは、ソニーのシステムに最適。
- 今後もクリエイターの声を聞きながら、製品開発に取り組んでいきたい。
革新のペースを維持するために、イメージング部門はどのように組織されているのか
- ボディとレンズを統合した製品戦略を展開、事業部門全体で方向性を話し合った上で製品開発を進めている。
- ボディの進化、その需要を満たすために必要なレンズ、開発の進捗に伴ってお客様に提供できる価値について、部門全体で話し合っている。
- フラッグシップモデルであるなしに関わらず、プロや愛好家、さまざまなユーザーの方々から、常にさまざまな意見を聞いている。
今後、5年、10年先を見据えて、どのようなトレンドが製品開発に最も大きな影響を与えるか?
- 今後5年、10年を見据えると、人工知能は引き続きイメージング分野に大きな影響を与えると考える。
- 被写体をリアルタイムで正確に追跡することができるが、AIがこれらの機能をさらに向上させることは十分に考えられる。
FE 28-70mm F2 GMと24-70mm F2.8 GM II の用途による違いを説明してほしい
- F2 GMは、高解像度と優れた低照度性能を保証しながら、単焦点レンズに近い、非常に美しいボケ味を実現。
- F2.8 GM IIは、高い機動性と卓越した解像力、表現力を兼ね備えている。幅広いユーザーに最適なレンズ。
Eマウントは2025年に15周年を迎える。主な戦略的方針は何か?
- あらゆるクリエイターのニーズに応えるため、カメラとレンズの両方を含む幅広い製品を提供することを目指している。
最も誇りに思うカメラや技術的進歩はどれか?
- 3つの重要なポイント。最新のセンサー、ワークフローの改善、AIによる撮影体験の進化、そしてAIの脅威に対する真正性。
- フルサイズミラーレスとしては初のグローバルシャッターセンサー。
- 最新のAIによる被写体認識技術。
- ニュース写真の真偽を検証するソリューションを提供、AIで加工された偽画像など、社会問題の解決にも取り組んでいる。
APS-Cのエントリーレベルの製品群について
- このセグメントの重要性を認識している。だからこそ、昨年は「α6100」「α6400」「ZV-E10」に加え、最新センサーを搭載した「ZV-E10 II」も発売した。
- ZVシリーズはVlogだけでなく写真撮影でも優れており、すべてのモデルが世界的な成功を収めている。
- 今後もユーザーの皆さまからのフィードバックを聞きながら、製品開発を進めていきたい。
高級コンパクトカメラの復活を求める声は多いか?
- ご意見やご要望があることは認識している。
クリエイターズ・クラウドの進捗状況
- 2023年2月に個人向けクリエイターズ・クラウドを発表して以来、使い勝手の向上に努めてきた。
- アプリでは「ダイレクトアップロード」機能を導入し、撮影したデータをスマートフォンを介さずにクラウドストレージやLightroom、Googleドライブにアップロードできる。
- 有線(USB)転送にも対応し、高速データ転送が可能。
- 今年のCP+では、転送前に動画をプレビューできる新機能が追加。
- 「モニター&コントロール」では、最大4台のカメラをiPad1台にワイヤレスで接続して操作、表示、撮影ができるマルチカメラモニタリング機能。
- 「Catalyst Prepare」では、映像の水平補正に対応、Adobe Premiere Proに加えてBlackmagic DaVinci Resolveでの編集も可能。
今後の製品に組み込むことに期待している新技術は?
- 5G対応ポータブルデータ送信機「PDT-FP1」のような通信機器は、送信や撮影後の編集といったワークフローを大幅に改善する。
- 報道写真の真贋判定ソリューションの提供により、フェイク画像などの社会問題の解決にも取り組んでいる。
より高い耐久性が求められるようになっている
- プロのフォトグラファーが厳しい報道状況下でもαシリーズを選ぶのは、その信頼性と堅牢性の証である。
- また、機能性と人間工学を常に改善するために、定期的なソフトウェアのアップデートも継続的に提供している。
400-800mm Gについて
- 800mm以上の望遠レンズの需要はある。
- テレコンバーターを使用すれば1600mmまで撮影できる。
- 高画質を確保しながら、インナーズーム、軽快なズームトルク、高速・高精度なオートフォーカスを実現する最新技術で、高いバランス性能を発揮する。
α9 IIIは、フルサイズミラーレスとして初となるグローバルシャッター対応センサーが目玉機能ですが、デザインを一新したカメラグリップや強化されたコントロールなど、使い勝手の面でも大幅な進化が見られます。
また、これまではセンサー性能の力業だった部分が多いものの、操作性や拡張性、ワークフローの改善など、プロ向けのカメラになってきた印象。特に、最近登場したα1 IIも同様。
(ポジションとしてはキヤノンに近いメーカーになったのかなと)
今後もワークフローやクラウドなど、プロユーザー向けの強化・改善が多そう。ただ、カメラの性能や機能に対してバッテリーが追い付いていないと言った話もあるので、そのうち「EOS R1」「Z 9」のように強力なバッテリーを搭載したαシリーズが登場するかもしれませんね。
そのぶんカメラが大きく重くなってきているので、初期の小型軽量でスリムなαシリーズが好きだった人からすると隔世の感があるかもしれません。レンズは小型化しているのでバランスは取れているのでしょうか?
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