Sony Alpha RumorsがピックアップしていたPhotar.ruがソニーのカメラ製品に関するインタビュー記事をざっくり確認してみました。
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α7 IIIはベストセラー、α7S IIIはもう少し時間がかかるかも?
- α7 IIIは世界的に品薄状態が続いた。最もリーズナブルなカメラとは言えないが、ベストセラーのカメラである。
- α7S II後継モデルは7Sやα7S IIと同じくらいシェアを獲得するために根本的な改良が必要だ。個人的な意見ではあるが、根本的な改良のためのテクロジーを導入する準備がまだ整っていない。
- α7S IIと比較して何を期待するだろうか?動画の画質向上のためには膨大の情報転送量が必要だ。8Kカメラを作ることは出来るが、記録方法や外部デバイスとの互換性、そしてコンパクトさの維持など課題は多い。現在メディア・メモリーカードの技術は開発途上で近い将来にスピードと容量の両面で一定の進化が見られるはずだ。
- (α7S IIIは準備完了していたが、市場の動向を見て改良を加えることを決めた。そして、現在プロトタイプが2つあると言う実しやかな情報が本当かどうか質問したことに対し)個人的な見解としては、それらの情報を否定はしない。ソニーは顧客やフォトグラファー、ビデオグラファーの声に耳を傾けている。
- (雨天でα7 IIIが破損した報告が多数挙がっていることに対して)ホットシューカバーはしっかり取り付けること、水たまりにカメラを置かない事ように気を付けて欲しい。α7 IIIにパーフェクトな防塵防滴仕様を施したら非現実的なサイズとなってしまうだろう。それよりも、ソニは小型化を優先している。しかし、ユーザーからの声が多くなれば防塵防滴仕様を強化するだろう。
- 競合他社の動画機能について言及するのは難しいが、ソニーは動画専門の部門が存在する。FS7やFS5 IIはより豊富な色やディテールを再現できる外部出力機能を備えている。現時点でα7シリーズでプロフェッショナルを完璧に満足させる(完璧な動作で)テクノロジーを有していない。作れないわけでは無いが、時間がかかる。
- α6400はα6300の発展型であり、ボディ内手ぶれ補正を有するα6500とは別ラインだ。α6500ラインではさらなる発展があるだろう。
- (α6500はα6300の後継モデルだと思っていたというコメントに対して)α6500はα6300の後継モデルではなく、同時並行して存在するモデルである。
- FDR-X3000は登場から3年が経過しているが、このカメラはとても新しいテクノロジーを導入しており、依然として競合他社に対して競争力がある。RX0シリーズはFDR-X3000に取って代わるものでは無い。
- ロシアで売れているカメラはFDR-X3000だが、金額的に見ると間違いなくα7 IIIであり、これは他の機材では到達不可能な水準だ。どのエントリークラスよりも、競合他社よりも売れている。
とのこと。Photoforum2019におけるインタビュー記事の模様。
登場から1年以上が経過しましたが、α7 IIIは依然として非常に人気が高いモデルのようですね。私も発売日にゲットして第3世代のα7のパフォーマンスを実感しました。ファームウェアアップデートv3.0で動物瞳AFも実装され、さらにユーザー層を押し広げる魅力的なカメラとなったようです。
あとはグリップ周りの操作性とセンサーのゴミが取れやすくなれば個人的にはバッチリ。
噂のα7S IIIはまだ少し時間がかかりそうですね。噂通り発熱対策なのか、それとも他に問題となる要素があるのか…。
Sony Alpha Rumorsは今回のインタビュー内容から「α7000→α9 II→α7S III」の順で登場するのではないかと予想している模様。かなり前から噂されているα7000が果たして本当に登場するかどうかは疑問が残るものの、そろそろ第4世代が登場し始めてもおかしくない頃合いですね。オリンピックまでにどのようなαシリーズが登場するのか期待したいところです。
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