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OMデジタルの「100mm F2.8 Macro IS」に関する特許

2021年12月8日付けのOMデジタルに関する気になる特許が発行されています。どうやらオリンパスから「100mm F2.8 Macro」の光学系に関する特許が移転しているみたいですね。

概要

  • 【発行日】令和3年12月8日(2021.12.8)
  • 【発明の名称】マクロレンズ及びそれを備えた撮像装置
  • 【出願日】平成30年3月20日(2018.3.20)
  • 【特許権者】
    【識別番号】321001056
    【氏名又は名称】OMデジタルソリューションズ株式会社
  • 【0002】
    光学系の全長が一定で、良好な結像性能を持つマクロレンズが、特許文献1~8に開示されている。これらのマクロレンズでは、無限遠物体から至近距離物体まで合焦が可能である。ここでの至近距離とは、マクロ領域における距離である。マクロ領域とは、例えば、撮影倍率が等倍となる領域、又は、撮影倍率が等倍付近となる領域である。
  • 【0010】
    マクロレンズでは、無限遠からマクロ領域までの間で、物体に合焦させる必要がある。そのため、マクロレンズでは、フォーカスレンズ群の移動量が大きくなりやすい。その結果、合焦速度が遅くなりやすい。
  • 【0011】
    合焦速度を速めるためには、フォーカスレンズ群の軽量化と、無限遠からマクロ領域までの間で、合焦時における高い結像性能の維持が求められる。引用文献1~8に開示されたマクロレンズでは、フォーカスレンズ群の軽量化と、合焦時における高い結像性能の維持が両立されているとは言えない。
  • 【0012】
    本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、合焦スピードが速く、高い結像性能を有するマクロレンズ及びそれを備えた撮像装置を提供することを目的とする。

実施例1

  • 焦点距離:98.00-78.08
  • F値:2.83-1.73
  • 半画角:12.89-5.26
  • 像高:10.815
  • 全長:134.63
  • バックフォーカス:28.23
  • 撮影倍率:-1.0

2019年に特許出願が公開されているオリンパスの特許がOMデジタルへと移転している模様。この光学系のレンズはまだ登場していませんが、レンズロードマップには登場が示唆されている「望遠マクロ」となるかもしれません。この光学系がそのまま使われるのか分かりません。

実施例を見ると、90~100mmの単焦点が複数含まれており、撮影倍率が高く、バックフォーカスの長さからテレコンバージョンレンズに対応しているマクロレンズではないかと思われます。一般的に、マクロ領域で実効F値が大きくなるものですが、このレンズが接写時に開放F値がF1.7くらいまで小さくなる模様。

望遠マクロが近いうちに登場すると言った話は聞いていませんが、ロードマップの未発表レンズは残すところあとわずか。そろそろ登場してもいい頃だと思うのです。

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