2020年2月6日付けでニコンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-21093(P2020-21093A)
- 【公開日】2020年2月6日
- 【発明の名称】光学系及びこの光学系を有する光学機器
- 【出願日】2019年10月11日
- 【原出願日】2015年1月23日
- 【出願人】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン- 【課題】色収差をはじめとした諸収差が良好に補正された光学系を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 102.128 102.643 102.618 F値 1.449 1.441 1.440 半画角 23.891 23.836 23.596 像高 21.60 21.60 21.60 全長 146.818 156.819 164.819 BF 41.301 44.626 47.774
実施例の焦点距離、F値、BF、レンズ構成から一眼レフ用レンズ「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」と思われる特許ですね。フォーカスレンズは中央の大きな2枚のレンズが前後に移動する模様。
105mm F1.4Eは電磁絞りを採用したニコン初のE型単焦点レンズ。これ以降に登場したF1.4Eシリーズは「AF-S NIKKOR 28mm F1.4E」のみ。軸足がニコンZマウントへ移りつつあるので、一眼レフ用のE型単焦点レンズは打ち止めとなってしまうのでしょうか。
実勢価格は新品で19万円、中古で15万円前後。安くは無いけど、ここ最近のフルサイズミラーレス用レンズの価格設定を考えると決して高くは無いはず。ニコンZマウントのF1.4レンズがどのような値付けで登場するのか気になるところですねえ。
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