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2020年3月26日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2020-46599(P2020-46599A)
- 【公開日】2020年3月26日
- 【発明の名称】撮像装置
- 【出願日】2018年9月21日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【発明者】
【氏名】井野 友裕- 【課題】事前に記憶されていな任意の撮像方向でもフォーカスの制御範囲を設定することを可能にした撮像装置を提供すること。
専用のAFリミッター登録モードで簡単に最適なフォーカスリミッターを設定できる技術のようですね。シャッター半押しで実際にピント位置までAFを動作し、全押しでピント位置を記憶させる模様。実施例として、設定したピント位置に対して「±10m・5m・1m」のAF範囲を示しており、従来より効果的なAFリミッターになると述べています。
カメラ側のフォーカスリミッターはオリンパスや富士フイルムと言ったメーカーがミラーレスで導入しています。(オリンパスはメニューで設定、富士フイルムはメニューやフォーカスリングを操作して設定)しかし、キヤノンが特許出願内で示した手段ほど簡単には設定できません。
シャッター半押しでレンズを動作させ、ピント位置を指定する方法は便利そうですね。ピント位置から前後〇〇mの範囲を指定できるのも非常に使いやすそう。実施例は一眼レフとなっていますが、個人的にはミラーレスでも導入して欲しい機能。
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