2019年12月5日付けでキヤノンの気になる特許出願がアメリカで公開されています。
- 公開番号:US 2019/0369372 A1
- 公開日:2019/12/5
- 出願日:2019/5/29
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 28.84-135.75 24.72-166.47 17.51-169.77 F値 4.12 4.12 3.61 半画角 33.13-9.06 37.29-7.40 36.33-4.98 像高 18.82-21.64 18.82-21.64 12.88-14.80 全長 167.97 236.70 248.91 BF 27.78 23.98 40.40 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 27.81-269.60 F値 2.88 半画角 34.09-4.59 像高 18.82-21.64 全長 340.47 BF 32.97
実施例のレンズが実際に登場するかどうか不明。ミラーレス化を活かした凄い高倍率ズームを検討しているのは確かな模様。本当に登場したら失禁レベル。さらに、どれもレンズ全長が固定(インナーズーム?)となっているのがまた凄い。
既に非Lレンズの「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」が登場していますが、F2.8・F4固定の高倍率ズームとなるとLレンズを想定したものでしょうか?特に28-270mm F2.8はぶっ飛んだスペックですねえ…。一眼レフに「EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」が存在しますが、比べ物にならないようなレンズとなりそうです。
ただし、これら実施例は全て広角側のイメージサークルがセンサーをカバーしていません。おそらく広角側の画質は引き延ばしの割り切ったものとなりそうです。
ちなみに1本EF-Sマウント用と思われる高倍率ズームもありますね。17-170mm F3.5となりそうな面白い実施例となっています。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン フルサイズミラーレス向け 14-35mm F2.8 を想定したような光学系の特許出願
- ニコン「85mm F1.4」「85mm F1.2」「70mm F1.8」光学系の特許出願
- ニコン ”伸びるタイプ”の70-200mm F4 光学系 特許出願
- NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR用と思われるニコン・タムロン連名の特許出願
- キヤノン「12-24mm F2.8」「14-20mm F2」フルサイズセンサー対応光学系の特許出願
- キヤノン 複合型素子を使った「24-70mm F4」「28-200mm F2.8-5.6」「20-60mm F2.8-4」「50mm F1.4」光学系の特許出願
- シグマ APS-C用「20mm F1.4」「23mm F1.4」光学系の特許出願
- タムロン「70-100mm F4」「90mm F2.8」「90mm F3.5 ×1.4」マクロレンズの特許出願
- キヤノン「RF24-105mm F2.8 Z」「RF15-60mm F2.8 Z」を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン フルサイズミラーレス用「10-20mm F4」「10-20mm F2.8-4」「9-18mm F4」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。