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富士フイルム GF55mmF1.7 R WR 関連と思われる特許出願

2023年11月8日付けで富士フイルムの気になる特許出願が公開。「GF55mmF1.7 R WR」を想定したと思われるいくつかの実施例を含む光学系に関する特許のようです。

概要

  • 【公開番号】P2023161945
  • 【公開日】2023-11-08
  • 【発明の名称】撮像レンズおよび撮像装置
  • 【出願日】2022-04-26
  • 【出願人】
    【識別番号】306037311
    【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
  • 【課題】小型軽量でありながら良好な光学性能を有する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供する。
  • 【背景技術】
    【0002】
    従来、デジタルカメラ等の撮像装置に使用可能な撮像レンズとして、下記特許文献1および特許文献2に記載のものが知られている。
  • 【0004】
    小型軽量でありながら良好な光学性能を有する撮像レンズが要望されている。これらの要求レベルは、年々高まっている。
  • 【0005】
    本開示は、小型軽量でありながら良好な光学性能を有する撮像レンズ、およびこの撮像レンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。

実施例1

  • 焦点距離:56.67
  • F値:1.75
  • 半画角:52.8
  • 像高:
  • 全長:
  • バックフォーカス:20.62

とのこと。
2023年9月に登場したGFX用の大口径標準レンズ。「GF80mmF1.7 R WR」と並んでGFレンズラインナップの中では最も明るく、比較して画角が広く、汎用性の高いレンズとなっています。「GF63mmF2.8 R WR」や「GF50mm F3.5 R LM WR」と比べると高価ですが、44×33mmセンサーで大きなボケを使ってみたい場合は面白い選択肢と言えるでしょう。

今回の特許出願ではこの「GF55mmF1.7 R WR」を想定したと思われる光学系の実施例をいくつも含んでいるようです。インナーフォーカス構造ですが、かなりの枚数のフォーカスレンズを動かす仕組みとなっています。リニアモーターやステッピングモーターではなく、コアレスDCモーターを使わざるを得ない理由となっているのかもしれません。

富士フイルム GF55mmF1.7 R WR 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年9月28日 初値 325,710円
マウント GF 最短撮影距離 0.5m
フォーマット 44×33 最大撮影倍率 0.17倍
焦点距離 55mm フィルター径 77mm
レンズ構成 10群14枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F1.7 テレコン -
最小絞り F22 コーティング
絞り羽根 11枚
サイズ・重量など
サイズ Ø94.7mm x 99.3mm 防塵防滴 対応
重量 780g AF DCモーター
その他 絞りリング
付属品
キャップ・フード・ポーチ

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